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第17回LV1⏱ 15〜30分

フォルダとディレクトリは何が違う?

🎯 きょうのミッション

Linuxではフォルダのことをディレクトリと呼ぶことが多いです。

👉 世界の呼び方が違うだけ、ということを納得して進めるようになるのが今回のゴールです。

📖 結論:呼び方が違うだけ、中身は同じ

WindowsやMacで「フォルダ(folder)」と呼んでいるものを、Linuxの世界では「ディレクトリ(directory)」と呼びます。

これは、Linuxの方が古くからあるOSで、「フォルダ」という言葉が生まれる前から「ディレクトリ」と呼んでいたからです。あとからWindowsが「フォルダ」というやさしい言い方を作りました。

🗂 言葉の使い分け

  • マウスで操作する画面の話 → 「フォルダ」と言うことが多い
  • ターミナルで操作する話、命令を書く話 → 「ディレクトリ」と言う
  • この教材ではこれから 「ディレクトリ」でそろえます。

フォルダもディレクトリも「箱」のこと、と覚えておけば混乱しません。

🔬 ターミナルで「箱」の名前を確認

pwd を打つと、いま自分が入っている「箱」(ディレクトリ)の名前が表示されます。これが Linux の流儀です。

🧠 できるようになること

  • GUIで見える「フォルダ」と、ターミナルで見える「ディレクトリ」が同じものだと知っている
  • pwd の役割を、結果の例から確かめられる
  • 練習用ディレクトリの中で安全に試せる

🧰 用意するもの

  • このページの「🖥 れんしゅうターミナル」(練習用ディレクトリ linux-tanken 入り)
  • キーボードで英数字と記号を入力できること

🖼 ターミナルの見本

このコマンドを実行すると、こんな結果になります(環境によって少し違うことがあります)。

📺 実行例
$ pwd
/home/tanken/linux-tanken

⌨️ 今日のコマンド

Terminalれんしゅうターミナル
pwd

🚀 やってみよう

  1. 下の「🖥 れんしゅうターミナル」をクリックします。
  2. cd ~ でホームに戻り、pwd でホームの絶対パスを確認します。
  3. pwd と入力してEnterキーを押します。
  4. 結果の中で「ディレクトリらしいもの」「ファイルらしいもの」を1つずつ口に出して挙げます。

💡 探検ポイント

ls -l の行頭の d はdirectory、- は普通のファイル。1文字で見分けられる。

🎮 チャレンジ

  • ls -l で、ディレクトリ(d)とファイル(-)の数を数えよう。
  • 今いる場所にディレクトリを1つ追加して、もう一度 ls -l で見てみよう。

📝 ふりかえり

  • ファイルとディレクトリの違いを、絵で描けるとしたらどう描く?
  • ls -l の最初の文字 d と - はどっちがディレクトリ?
  • 今いるディレクトリの中で、ファイルとディレクトリはどちらが多かった?

❓ うまくいかないとき

  • command not found → コマンド名のスペル確認。Tab補完で打ち間違いを防げる
  • No such file or directory → ls でファイル名・パスを見直す
  • 画面が固まった → Ctrl + C でコマンドを止める
  • 画面が乱れた → clear または Ctrl + L で整理する

👨‍👩‍👧 おうちの人・先生へ

この回はLinux初級の安全な操作範囲です。困ったときの対処として「直前のコマンド」「画面に出たメッセージ」をメモしておくと、次回の質問がスムーズになります。