危ないコマンドを知っておこう
削除や上書きは練習用ディレクトリだけで行います。
👉 rm -rf / など、絶対に打たないコマンドを3つ挙げるのが今回のゴールです。
⚠️ 絶対に打ってはいけないコマンド
Linuxには、たった1行でパソコンを動けなくしてしまうコマンドがあります。意味も分からず真似しないことが一番大事。
| 危険なコマンド | 何が起きるか |
|---|---|
sudo rm -rf / | パソコン全体のファイルを消そうとする。OS自体が起動しなくなる。 |
rm -rf ~ | 自分のホームディレクトリ全部を消す。書類も写真も全部消える。 |
rm -rf * | 今いる場所の全ファイル・全フォルダを消す。 |
> ~/.bashrc | シェルの設定ファイルを空にしてしまう。 |
:(){ :|:& };: | 「フォークボム」。プロセスが無限に増えてパソコンが固まる。 |
sudo dd if=/dev/zero of=/dev/sda | ハードディスク全体を0で塗りつぶす。完全消去。 |
🛡 自分を守る3つのルール
- 知らないコマンドを「とりあえず動かす」をしない。先に
--helpで意味を確認する。 sudoが付いていたら手を止める。初級ではsudoは使わないルール。- 「コピペで動かして」と言われたら断る。インターネットの掲示板にはわざと壊すコマンドが置いてあることがあります。
🧠 できるようになること
- 一度押したら戻せない危ないコマンドを3つ挙げられる
echoの役割を、結果の例から確かめられる- 練習用ディレクトリの中で安全に試せる
🧰 用意するもの
- このページの「🖥 れんしゅうターミナル」(練習用ディレクトリ
linux-tanken入り) - キーボードで英数字と記号を入力できること
🖼 ターミナルの見本
このコマンドを実行すると、こんな結果になります(環境によって少し違うことがあります)。
📺 実行例
$ echo "rmは慎重に" rmは慎重に
⌨️ 今日のコマンド
Terminalれんしゅうターミナル
echo "rmは慎重に"🚀 やってみよう
- 下の「🖥 れんしゅうターミナル」をクリックします。
echo "rmは慎重に"と入力してEnterキーを押します。- 今日のコマンドは「実行よりも意味を読む」のがゴール。echoの結果は確認のしるし程度に見ます。
💡 探検ポイント
sudo rm -rf /のような危険コマンドは「意味が分かるまで」絶対に打たない。コピペで動かすのも禁物。
🎮 チャレンジ
rmを安全に使う自分ルールを2つ決めよう(例:消す前に必ずls)。- れんしゅうターミナルで
rm ~を打つとどうなる?(このターミナルは大事な場所を守ってくれるよ)
📝 ふりかえり
- 危ないコマンドを3つ思い出して挙げてみよう。
- なぜ
sudo rm -rf /は絶対打たない? - 知らないコマンドを動かす前にやるべきことは?
❓ うまくいかないとき
- command not found → コマンド名のスペル確認。Tab補完で打ち間違いを防げる
- No such file or directory →
lsでファイル名・パスを見直す - 画面が固まった →
Ctrl + Cでコマンドを止める - 画面が乱れた →
clearまたはCtrl + Lで整理する
👨👩👧 おうちの人・先生へ
この回は削除・危険コマンドの安全教育です。実演よりも「なぜ危ないのか」「打ってはいけない3つの理由」を一緒に話し合ってください。インターネット上の不審なコマンドをコピペしないルールも合わせて確認できると安心です。
