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HTMLとは?ホームページの基本

HTMLはデザインの言語ではありません。見出し、段落、リンクという骨組みです。骨組みがないと、色を塗る場所がありません。

そもそもHTMLとは?

HTMLは「HyperText Markup Language(ハイパーテキスト・マークアップ・ランゲージ)」の略です。日本語にすると「ハイパーテキスト(リンクでつながる文章)に印をつける言語」。文章のどの部分が見出しで、どこが段落で、どこがリンクなのかを、ブラウザに教えるための仕組みです。

1991年にティム・バーナーズ=リーが発明し、Webの誕生と一緒に広まりました。30年以上たったいまも、世界中のWebページの土台はHTMLです。

仕組み:タグで「ここは○○です」と印をつける

HTMLは、文章を <h1> や <p> といった「タグ」で囲むことで、その部分が何なのかを示します。タグは開きタグと閉じタグのペアで使い、ブラウザはタグを見て自動的にレイアウトを組み立てます。

主要ページのHTMLサイズ(圧縮前・実測の概算) バーの幅がHTMLバイト数に比例。最初の1ページは数KBで十分 自分の最初のHTML 1KB(30行) 学校のお知らせページ 8KB(200行) Wikipedia記事 120KB Yahoo!ニュース 350KB X(旧Twitter) 950KB YouTubeトップ 1.5MB 0KB 500KB 1000KB 1500KB 最初のHTMLは1KBで十分 テキストエディタで書ける小さなファイル ※サイズは2025年時点の概算。SPA(Single Page Application)はJSが大半を占めるため実際のHTML本体は小さい
図1:HTMLは「文字の集まり」。1KBの小さなファイルから巨大Webサイトまで全部HTML

HTMLは見た目より「意味」を書く

HTMLを書くときは、文字を大きくしたいから <h1> を使う、という考え方だけだと少し危険です。<h1> はページの主題、<h2> は大きな区切り、<p> は段落、<ul> は箇条書きというように、文章の意味を示す役割があります。見た目の色や余白はCSSで調整します。意味が整理されたHTMLは、検索エンジンや音声読み上げソフトにも伝わりやすく、あとからデザインを変えるときにも扱いやすくなります。

よく使うHTMLタグ8つ

HTMLには100種類以上のタグがありますが、最初に覚えるべきものは8つだけです。下の8タグだけで、自己紹介ページやブログ風サイトはひと通り作れます。

同じHTMLコードが、ブラウザでこう見える 左:実際のHTMLコード/右:ブラウザでの表示。色がタグの種類を示す 1 <!DOCTYPE html> 2 <body> 3 <h1> プロフィール </h1> 4 <p> サッカーが好きです </p> 5 <img src="me.jpg"> 6 <ul> 7 <li> 数学 </li> 8 <li> 英語 </li> 9 </ul> 10 <a href="x.com"> SNSはこちら </a> プロフィール サッカーが好きです img 画像 ・ 数学 ・ 英語 SNSはこちら タグの色の意味 h1(見出し) p(段落) img(画像) ul/li(リスト) a(リンク) この5タグだけで自己紹介ページの骨組みは作れる
図2:HTMLコードと画面表示の対応。色がタグの種類で、左の各色が右のどこに対応するか分かる

最小サンプル:自己紹介ページ

HTMLファイルは、メモ帳でも書けます。下のコードをコピペして「mypage.html」という名前で保存し、ダブルクリックでブラウザで開いてみてください。

<!DOCTYPE html>
<html>
<head>
  <meta charset="utf-8">
  <title>マイページ</title>
</head>
<body>
  <h1>こんにちは、ゆうきです</h1>
  <p>趣味はサッカーとプログラミングです。</p>
  <ul>
    <li>数学</li>
    <li>英語</li>
  </ul>
</body>
</html>

表示されないときの確認

最初のHTMLでうまく表示されないときは、コードの内容より先にファイル名と保存場所を確認します。拡張子が .txt のままだとブラウザでHTMLとして開けません。Windowsなら「ファイル名拡張子」を表示し、mypage.html になっているか見ます。次に、タグの閉じ忘れ、半角の山かっこ、文字コードがUTF-8になっているかを確認します。エラーを探す練習も、Web制作の大事な一部です。

気をつけたい落とし穴

初心者がはまりやすい3つ
  • 閉じタグを忘れる。<p>には</p>がペアで必要
  • 全角スペースが混ざる。タグの中は半角スペースだけ
  • HTMLだけで色やフォントを変えようとする。見た目はCSSという別の言語の役割

将来どう役立つ?

HTMLが書けると、自分のポートフォリオサイトや部活動の紹介ページを作る土台になります。さらに、HTMLが読めるとブラウザの開発者ツールでページの構造を確認できるので、Webの裏側を具体的に見られます。デザイナー、ライター、マーケター、エンジニアのどの仕事でも、ページの構造を理解していると会話がしやすくなります。

今日からできること

今日の課題:自己紹介をタグで書く
  1. メモ帳に h1 と p と a だけを使って自己紹介を書く
  2. 拡張子を .html にして保存し、ブラウザで開く
  3. 見出しと本文の大きさの違いを自分の目で見る

まとめ

HTMLはWebページの骨組みを作る言語で、すべてのWebサイトの土台になっています。8つの基本タグを使い分けるだけで、自己紹介ページやブログ風サイトは作れます。今日メモ帳を開いて、最初の <h1> を書いてみるところから、Webの作り手の道は始まります。

確認 HTMLの仕事は?