👨👩👧 保護者向けガイド
家庭でのデジタル安全教育のために、6つの実践ガイド
① 教育の3原則
「禁止」だけで終わらせない、子どもが自分で判断できるように育てるのがゴールです。
原則1:見せる — 「怖い」と伝えるより、実例(スクショ等)を一緒に見て観察する。
原則2:考えさせる — 「これダメ」より「ここから何が分かる?」と質問する。
原則3:相談しやすくする — 「責めずに聞く」「見せてくれてありがとう」を口グセに。
② 年齢別の家庭ルール目安
小学校低学年(1〜3年)
大人と一緒に使う
- 使用は親と同じ部屋で
- SNS/ゲームのアカウント作成は親と
- 1日30分〜1時間目安
- 知らない人とのやり取りは禁止
- 困ったら「すぐ大人に見せる」
小学校高学年(4〜6年)
判断力を試しながら
- 自分の端末を持つ場合は家族の取り決めを文書化
- SNSの投稿は親に確認 or 鍵アカ
- 1日1〜2時間目安、寝る前は画面オフ
- 課金は必ず親確認
- 困ったら親・先生・24時間ダイヤル
中学生
自律と相談のバランス
- 使用時間は本人と協議で決める
- 「内容には立ち入らないが、困った時は話す」と約束
- パスワードは本人管理+緊急時の取り決め
- 課金・新規アカウントは親に共有
- 悩み相談は親以外の窓口も含めて選択肢を増やす
③ 場面別の声かけ集
「叱る」を避け、「一緒に考える」スタンスにすると、子どもが相談してくれるようになります。
子どもがSNSで投稿しようとしている時
❌ よくない「投稿しちゃダメ!」「SNSは危ない!」
✓ おすすめ「この写真から何が分かりそう?」「友だちには聞いた?」
怪しいメール/広告を見せられた時
❌ よくない「こんなのに引っかかるな!」「なぜ開いた?」
✓ おすすめ「見せてくれてありがとう」「一緒に確認しよう」
ネットいじめに遭ったと言われた時
❌ よくない「気にしすぎ」「無視すれば?」
✓ おすすめ「話してくれてありがとう」「一緒にスクショを残そう」
使いすぎが心配な時
❌ よくない「もう取り上げる!」「ゲーム禁止!」
✓ おすすめ「自分でタイマー決められる?」「一緒に時間を計ってみよう」
④ 家庭でのチェックポイント
- 端末設定:写真の位置情報オフ/ペアレンタルコントロール/アプリ権限を月1見直し
- パスワード:12文字以上+使い回さない/重要サービスは二段階認証
- SNS設定:アカウントは非公開/フォロワー承認制/DM受信制限
- 課金:購入時に親パスワード/月1の請求書チェック
- 会話の場:週1回でも「最近ネットで気になることあった?」を口グセに
⑤ 困ったときの相談先
24時間子供SOSダイヤル
0120-0-78310 / 文部科学省・24時間・無料
いのちの電話(フリーダイヤル)
0120-783-556 / 毎日16-21時、毎月10日は8-翌8時
警察相談(緊急ではない相談)
#9110 / 各都道府県警察に繋がる
違法・有害情報相談センター
ネット上の誹謗中傷・違法情報の相談窓口
消費生活センター
188 / 課金トラブル・詐欺被害の相談
サービス運営の通報窓口
SNS・ゲームのアプリ内通報機能を必ず併用
⑥ ワークシート・教材
- 📱 投稿前10秒チェックポスター — 冷蔵庫やPC横に貼る
- 💝 困ったときの相談先カード — 連絡先をまとめたA4印刷
- 📝 家庭ルールテンプレート — 親子で書き込むワークシート
- 📺 授業用投影スライド — 教室/家庭での解説用8枚
- 📖 用語集 — フィッシング・二段階認証等のミニ辞書
