ファイル名とディレクトリ名のルール
空白や記号を避け、英小文字、数字、-、_を使うと安全です。
👉 次に作るファイルから「英小文字・数字・- _」だけで名前をつけるのが今回のゴールです。
📖 名前にスペースを入れると…
例えば my file.txt という名前のファイルを cat で開こうとすると、Linuxは「2つのファイル名」と勘違いします。
$ cat my file.txt
cat: my: そのようなファイルやディレクトリはありません
cat: file.txt: そのようなファイルやディレクトリはありません
cat が my と file.txt という別々のファイルとして読み取ろうとしたから起きるエラーです。
🔒 安全な名前のルール
| OK / NG | 例 |
|---|---|
| ✅ OK | memo.txt my-notes file_2026.csv |
| ⚠️ 注意 | my file.txt(空白)/メモ.txt(日本語) |
| ❌ NG | file!.txt (test).log a&b.txt |
使ってよい文字は 英小文字・数字・-・_・. の5種類だけ。これだけ守れば、95%の事故は防げます。
🧠 できるようになること
- 名前に空白や日本語を使うとトラブルになりやすいと知っている
touchの役割を、結果の例から確かめられる- 練習用ディレクトリの中で安全に試せる
🧰 用意するもの
- ブラウザLinux環境内の練習用ディレクトリ
linux-tanken - キーボードで英数字と記号を入力できること
🖼 ターミナルの見本
このコマンドを実行すると、こんな結果になります(環境によって少し違うことがあります)。
📺 実行例
$ touch good-name.txt (touch では何も表示されません。ls で good-name.txt が見えれば成功です)
⌨️ 今日のコマンド
TerminalBrowser Linux
touch good-name.txt🚀 やってみよう
cd ~/linux-tankenで練習場所に入ります。lsで今あるファイルを確認します。touch good-name.txtと入力してEnterキーを押します。- 何も表示されないのが正常。
lsでgood-name.txtが増えたか確認します。
💡 探検ポイント
名前は 英小文字・数字・- _ . の5種類だけ。これだけで95%の事故が防げる。
🎮 チャレンジ
- 別の名前で空ファイルをもう1つ作ってみよう。
ls -lで、作ったファイルの大きさを見てみよう。
📝 ふりかえり
- 空白を入れるとどんな事故が起きると説明できる?
- 自分のこれまでのファイル名で「⚠️注意」になるものはあった?
- 友達に名前ルールを1分で教えるなら何を言う?
❓ うまくいかないとき
- command not found → コマンド名のスペル確認。Tab補完で打ち間違いを防げる
- No such file or directory →
lsでファイル名・パスを見直す - 画面が固まった →
Ctrl + Cでコマンドを止める - 画面が乱れた →
clearまたはCtrl + Lで整理する
👨👩👧 おうちの人・先生へ
ファイル名のルールは、Windows・Mac・Linuxで微妙に違います。日本語名や空白入りファイル名は普段使えていても、コマンドラインでは事故のもとです。お子さんの普段のファイル名を一緒に見直してみてください。
