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第43回LV2⏱ 15〜30分

ファイルを削除しよう:rm

🎯 きょうのミッション

rmは元に戻しにくいので、練習用ファイルだけ削除します。

👉 note.txt 1つだけを、対象を確認してから安全に削除するのが今回のゴールです。

📖 rm = 取り消せない削除

WindowsやMacの「ゴミ箱」のように、後から戻せる場所はLinuxの rm にはありません。Enterキーを押した瞬間、ファイルは消えます。

だからこそ、rm は3つのルールを守って使います。

  1. 消す前に ls:いま消そうとしている名前を、必ず一度 ls で表示してから打つ。
  2. 練習用ディレクトリの中だけ:~/linux-tanken の外で rm を打たない。
  3. rm * を打たない:* は「ぜんぶ」の意味。練習用ディレクトリ全体が消えます。

⚠️ 絶対に打ってはいけないコマンド

  • rm -rf /:パソコン全体のファイルを消そうとします。一生で一度も打たないこと。
  • rm -rf ~:自分のホームディレクトリ全部を消します。
  • rm -rf *:今いる場所の全ファイルを消します。

-rf が付いたら 「中身ごと、確認なしで全消し」 という強烈な命令。初級では -rf は使いません。

🧠 できるようになること

  • 削除前に ls で対象を必ず確認するルールを実行できる
  • rm の役割を、結果の例から確かめられる
  • 練習用ディレクトリの中で安全に試せる

🧰 用意するもの

  • このページの「🖥 れんしゅうターミナル」(練習用ディレクトリ linux-tanken 入り)
  • キーボードで英数字と記号を入力できること

🖼 ターミナルの見本

このコマンドを実行すると、こんな結果になります(環境によって少し違うことがあります)。

📺 実行例
$ rm note.txt
(rm では何も表示されません。ls で note.txt が消えていれば成功です)

⌨️ 今日のコマンド

Terminalれんしゅうターミナル
rm note.txt

🚀 やってみよう

  1. cd ~/linux-tanken で練習場所に入ります。
  2. (けす練習用のファイルがなければ)echo "けすれんしゅう" > note.txt で作っておきます。
  3. ls で削除する対象の名前を確認します(指差しチェック)。
  4. rm note.txt と入力してEnterキーを押します。
  5. 何も表示されないのが正常。ls で対象が消えたか確認します。

💡 探検ポイント

rmにゴミ箱なし。打つ前に必ずlsで対象を表示する習慣を。

🎮 チャレンジ

  • 削除する前と後の ls の結果を見比べよう。
  • 消してよい名前だけを選べたか、実行前に指差し確認しよう。

📝 ふりかえり

  • rmで消したファイルは戻せる?戻せない?
  • rm * を打ったら何が起きる?
  • 消す前のlsで確認する習慣をつけられそう?

❓ うまくいかないとき

  • command not found → コマンド名のスペル確認。Tab補完で打ち間違いを防げる
  • No such file or directory → ls でファイル名・パスを見直す
  • 画面が固まった → Ctrl + C でコマンドを止める
  • 画面が乱れた → clear または Ctrl + L で整理する

👨‍👩‍👧 おうちの人・先生へ

この回は削除・危険コマンドの安全教育です。実演よりも「なぜ危ないのか」「打ってはいけない3つの理由」を一緒に話し合ってください。インターネット上の不審なコマンドをコピペしないルールも合わせて確認できると安心です。