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第75回LV3⏱ 15〜30分

エラーメッセージを読んでみよう

🎯 きょうのミッション

エラーは直す場所を教えてくれる手がかりです。

👉 「No such file」のエラーから、原因がスペルかパスかを切り分けるのが今回のゴールです。

📖 エラーは「直す場所のヒント」

赤い文字を見ると焦りますが、エラーメッセージは 「どこを直せばいいかの手紙」。3つの典型を覚えれば、ほとんどのエラーは自分で解決できます。

エラー原因と直し方
command not foundコマンド名のスペル違い。ls を sl と打っていないか確認。
No such file or directoryファイル名/パスのスペル違いか、そもそも存在しない。ls で名前を見直す。
Permission deniedそのファイル/場所を触る権限がない。練習用 linux-tanken の外を触ろうとしていないか確認。

🏁 LV3 修了チェック

第56〜75回でこんなことができるようになりました。LV4(シェルスクリプト)に進む前に確認しよう。

  • ☐ > >> でファイルへ書き出せる
  • ☐ | でコマンドをつなげられる
  • ☐ head tail cut で必要な部分だけ取り出せる
  • ☐ Ctrl + C で動いているコマンドを止められる
  • ☐ history で過去のコマンドを呼び出せる
  • ☐ 3つの典型エラーから、原因を読み取れる

LV4ではいよいよシェルスクリプトに入ります。「コマンドの集まりを1つの作品にする」段階です。

🧠 できるようになること

  • 「No such file」「Permission denied」「command not found」の3つの典型エラーを区別できる
  • ls の役割を、結果の例から確かめられる
  • 練習用ディレクトリの中で安全に試せる

🧰 用意するもの

  • このページの「🖥 れんしゅうターミナル」(練習用ディレクトリ linux-tanken 入り)
  • キーボードで英数字と記号を入力できること

🖼 ターミナルの見本

このコマンドを実行すると、こんな結果になります(環境によって少し違うことがあります)。

📺 実行例
$ ls missing-file.txt
ls: cannot access 'missing-file.txt': No such file or directory
(意味:「missing-file.txt という名前のファイルやディレクトリはないよ」→ 名前かパスの見直しの合図)

⌨️ 今日のコマンド

Terminalれんしゅうターミナル
ls missing-file.txt

🚀 やってみよう

  1. cd ~/linux-tanken で練習場所に入ります。
  2. ls missing-file.txt と入力してEnterキーを押します。
  3. わざと ls missing-file.txt を打つと No such file or directory が出ることを観察します。

💡 探検ポイント

エラーは「直す場所のヒント」。command not found / No such file / Permission denied の3つを覚えれば9割解決。

🎮 チャレンジ

  • わざと lss と打って、command not found を自分の目で見ておこう。
  • わざと cat nai.txt と打って、No such file or directory も見ておこう。「見たことがあるエラー」は怖くない。

📝 ふりかえり

  • 3つの典型エラーのうち、自分で出してみたのはどれ?
  • エラーが出たとき、最初にどこを見る?
  • LV3 修了チェックのうち、まだ自信がないのはどれ?

❓ うまくいかないとき

  • command not found → コマンド名のスペル確認。Tab補完で打ち間違いを防げる
  • No such file or directory → ls でファイル名・パスを見直す
  • 画面が固まった → Ctrl + C でコマンドを止める
  • 画面が乱れた → clear または Ctrl + L で整理する

👨‍👩‍👧 おうちの人・先生へ

この回はLinux初級の安全な操作範囲です。困ったときの対処として「直前のコマンド」「画面に出たメッセージ」をメモしておくと、次回の質問がスムーズになります。