よく使うコマンドをもう一度実行
履歴と上下キーでよく使うコマンドを再実行します。
👉 履歴から番号指定や上下キーで、よく使う1行をすぐ呼び出すのが今回のゴールです。
📖 達人になるショートカット集
同じコマンドを何度も打つのは時間のムダ。Linuxの達人は、キー操作で時間を半分以下 にしています。
| キー | できること |
|---|---|
↑↓ | 履歴を1つずつたどる |
Ctrl + R | 履歴を逆検索(文字を打つと該当行が出る) |
!! | 直前のコマンドをもう1回実行 |
!番号 | history の番号で実行(例:!501) |
Ctrl + A | カーソルを行頭へ |
Ctrl + E | カーソルを行末へ |
Ctrl + U | カーソルから行頭まで消す |
Ctrl + L | 画面を整理(clearと同じ) |
全部覚えなくてOK。↑ と Ctrl + R の2つだけでも、入力時間は劇的に短くなります。
🧠 できるようになること
- 上下キーで再実行することと、
!番号で再実行することを使い分けられる historyの役割を、結果の例から確かめられる- 練習用ディレクトリの中で安全に試せる
🧰 用意するもの
- このページの「🖥 れんしゅうターミナル」(練習用ディレクトリ
linux-tanken入り) - キーボードで英数字と記号を入力できること
🖼 ターミナルの見本
このコマンドを実行すると、こんな結果になります(環境によって少し違うことがあります)。
📺 実行例
$ history | tail 11 history | tail 12 ls 13 cat memo.txt 14 pwd (いちばん最近の10個が表示されます。番号は人によってちがいます)
⌨️ 今日のコマンド
Terminalれんしゅうターミナル
history | tail🚀 やってみよう
cd ~/linux-tankenで練習場所に入ります。- まず
|の左側だけを実行して、結果を見ます。 history | tailと入力してEnterキーを押します。- 直近のコマンドだけが番号つきで表示されます。
💡 探検ポイント
↑ と Ctrl + R の2つだけでも、入力時間は劇的に短くなる。
🎮 チャレンジ
|の左側だけ、右側だけ、全体の3つを比べよう。- 別の左側コマンドに変えて、右側へ渡る結果が変わるか試そう。
📝 ふりかえり
- 一番便利だと感じたショートカットはどれ?
Ctrl + Rで何のコマンドを呼び出した?- 次のレッスンから使い続けたいキー操作は?
❓ うまくいかないとき
- command not found → コマンド名のスペル確認。Tab補完で打ち間違いを防げる
- No such file or directory →
lsでファイル名・パスを見直す - 画面が固まった →
Ctrl + Cでコマンドを止める - 画面が乱れた →
clearまたはCtrl + Lで整理する
👨👩👧 おうちの人・先生へ
この回はLinux初級の安全な操作範囲です。困ったときの対処として「直前のコマンド」「画面に出たメッセージ」をメモしておくと、次回の質問がスムーズになります。
