卒業制作:Linux調査キットを作ろう
調査用コマンドとレポートをまとめた作品を作ります。
👉 調査用コマンド集 research-kit.sh をまとめ、自分専用ツールを完成させるのが今回のゴールです。
📦 Linux調査キットとは
これまでに覚えたコマンドを組み合わせて、「自分のUbuntuを調査する」自動レポートを作ろう。1つのスクリプトを実行するだけで、Ubuntuの状態がレポートにまとまる、というのがゴールです。
🎯 research-kit.sh に入れる項目
- 調べた人の名前(
echo "調べた人: $(whoami)") - 調査日時(
date) - Ubuntuのバージョン(
cat /etc/os-release | grep VERSION=) - 使っているシェル(
echo "$SHELL") - ホームディレクトリの場所(
echo "$HOME") ~/linux-tankenの中のファイル数(ls ~/linux-tanken | wc -l)- 最後に使ったコマンド10個(
history | tail -10)
📝 スクリプトのひな形
Terminalresearch-kit.sh
#!/bin/bash
# Linux調査キット:Ubuntuの様子をレポートにまとめる
echo "=== Linux調査キット ==="
echo "調べた人: $(whoami)"
echo "日時: $(date)"
echo "Ubuntuバージョン:"
cat /etc/os-release | grep VERSION=
echo "シェル: $SHELL"
echo "ファイル数: $(ls ~/linux-tanken | wc -l)"
echo "=== 終わり ==="
nano で research-kit.sh として保存し、bash research-kit.sh > report.txt でレポートをファイルに残そう。
🧠 できるようになること
- 自分の調査キット
research-kit.shを持っている bashの役割を、結果の例から確かめられる- 練習用ディレクトリの中で安全に試せる
🧰 用意するもの
- ブラウザLinux環境内の練習用ディレクトリ
linux-tanken - キーボードで英数字と記号を入力できること
🖼 ターミナルの見本
このコマンドを実行すると、こんな結果になります(環境によって少し違うことがあります)。
📺 実行例
$ bash research-kit.sh === Linux調査キット === 調べた人: tanken 日時: 2026-05-08 14:32 Ubuntu: 22.04.3 LTS ファイル数: 12 レポート出力: report.txt
⌨️ 今日のコマンド
TerminalBrowser Linux
bash research-kit.sh🚀 やってみよう
cd ~/linux-tankenで練習場所に入ります。lsで実行するスクリプトファイルがあるか確認します。bash research-kit.shと入力してEnterキーを押します。- スクリプトの中身が順に実行され、echoした文字が画面に流れます。
💡 探検ポイント
スクリプトは「コマンドの集まり」。調査キットは自分専用の便利ツール。
🎮 チャレンジ
- スクリプトの中身を
catで確認してから実行しよう。 - nanoで1行だけ変えて、実行結果が変わるか試そう。
📝 ふりかえり
- 調査キットに何の項目を入れた?
- 1つ追加するなら何を入れたい?
- 友達に渡すならどんなファイル名にする?
❓ うまくいかないとき
- command not found → コマンド名のスペル確認。Tab補完で打ち間違いを防げる
- No such file or directory →
lsでファイル名・パスを見直す - 画面が固まった →
Ctrl + Cでコマンドを止める - 画面が乱れた →
clearまたはCtrl + Lで整理する
👨👩👧 おうちの人・先生へ
スクリプト作成の卒業制作です。完璧な動作よりも、「自分なりの項目を1つ加える」ことを応援してあげてください。
