そもそもWordPressとは
WordPressは、ブログや企業ホームページを作るための無料のソフトです。HTMLが書けなくても、ブラウザで記事を投稿でき、テーマ(デザイン)やプラグイン(機能拡張)で自由にカスタマイズできます。
2003年にスタートし、20年以上にわたって世界中の開発者が育ててきました。ニュースサイト、企業サイト、個人ブログなど、さまざまな規模のサイトで使われています。テーマを変えれば見た目を変えられ、プラグインを入れれば問い合わせフォームや会員機能などを追加できます。
WordPressを置く3つの方法
レンタルサーバーは「自由度・価格・難易度のバランスが取りやすい」、VPSは「Linuxを学びながら本格運用できる」、WordPress.comは「契約だけでブログを始めやすい」という特徴があります。
WordPressでできること
中高生におすすめの始め方
「とにかく早く始めたい」ならWordPress.comの無料プランが候補になります。短時間でブログを開始でき、サーバー管理を意識しなくてよいのが利点です。「学校で習ったプログラミングを実機で活かしたい」ならVPS+自前のWordPressも学びになります。LinuxとデータベースとPHPに同時に触れられるからです。
多くのレンタルサーバー(エックスサーバー・ConoHa WING・ロリポップなど)には「WordPress簡単インストール」機能があり、画面の案内に沿って設定できます。月額料金や無料期間は変わるため、申し込み前に公式ページで確認しましょう。中高生が自分名義で契約できない場合もあるので、保護者と一緒に進めるのが安全です。
公開前に確認すること
WordPressを公開すると、世界中の人がアクセスできる状態になります。最初に確認したいのは、ログインID、パスワード、バックアップ、更新通知の4つです。練習用サイトでも、初期ユーザー名のままにせず、推測されにくいIDに変えます。記事に自宅住所、学校名、顔写真を載せると個人情報につながるため、公開範囲を考えてから投稿しましょう。テスト中は検索エンジンに出さない設定にする方法もあります。
気をつけたい落とし穴
- WordPressやプラグインの更新を放置すると、ハッキング被害に遭いやすくなる。月1回は更新を確認する
- ログインIDをデフォルトの「admin」にすると総当たり攻撃の的になりやすい。独自IDに変更する
- 無料テーマ・プラグインの中には、ウイルスや広告を勝手に入れる悪質なものがある。公式リポジトリから入れる
将来どう役立つ?
WordPressのスキルは、Web制作会社や地域のサイト更新業務で使われることがあります。学生のうちに自分で1サイト運用しておくと、記事投稿、画像管理、テーマ変更、バックアップ、セキュリティ更新まで一通り説明できるようになります。Web制作に興味がある人にとっては、ポートフォリオにしやすい経験です。
今日からできること
- WordPress.comで無料アカウントを作り、自分の名前でブログを1つ立ち上げる
- 記事を3本書いて、テーマを変えてみる
- 慣れてきたらレンタルサーバーを契約し、自前のWordPressに引っ越す