デジタルこどもBASEのロゴ特定非営利活動法人デジタルこどもBASE AI探究ラボ
第1回 LV0 ⏱ 15〜25分 しくみ

AIって何?検索と何が違う?

🎯 きょうのミッション

AIは「答えを持っている人」ではなく、入力に合わせて答えを作る道具です。

👉 検索とAIに同じ質問をしてみて、結果の違いを自分の目で確かめるのがゴールです。

⚠️ 入れない情報:名前・住所・学校名・顔写真・友達のこと・パスワード・秘密の相談はAIに入れません。

📖 検索は「探す」、AIは「作る」

検索エンジンは、すでにインターネットの中にあるページを探して見せます。生成AIは、これまで読んだ大量の文章から、きみの質問に合う答えをその場で組み立てて返します。だから、検索結果は「リンクの一覧」、AIの答えは「文章そのもの」になります。

🔬 だからAIには「出典」がないことがある

AIの答えは「組み立てた文章」なので、どこから持ってきた情報かが書かれていないことがあります。あとでその情報が正しいか調べるときには、本や公式サイトに自分で行って、もう一度確かめる必要があります。

🧠 できるようになること

  • 検索エンジンと生成AIの違いを、3つの例で説明できる
  • 同じ質問でも、検索とAIで返ってくるものが違うと言える
  • 「AIには出典がない」場合があると気づく

🧰 用意するもの

  • 使えるAIサービス(例:ChatGPT、Gemini、Claudeなど)— 大人と確認のうえ
  • 個人情報を入れないというルール
  • ノートかメモ(プロンプト・気づきを残すため)

💬 AIとのやりとり例

このプロンプトを送ると、こんな答えが返ってきます(例です。AIや日付で表現は変わります)。

📤 きみのプロンプト
検索エンジンと生成AIの違いを、小学5年生にもわかるように、3つの例で説明してください。
📥 AIの答え(例)
検索エンジンは「すでに誰かが書いたページを探す道具」、生成AIは「あなたの質問に合わせて文章をその場で作る道具」です。

例1:「カレーの作り方」と聞くと、検索ではレシピサイトの一覧、AIでは1つの手順文が返ってきます。
例2:「自由研究のテーマ案」では、検索は過去の記事一覧、AIはあなたの条件に合う案リストを作ります。
例3:「むずかしい言葉の言い換え」は、検索より AI の方が得意です。

⌨️ 今日のプロンプト

PROMPTそのまま使える型
検索エンジンと生成AIの違いを、小学5年生にもわかるように、3つの例で説明してください。

🚀 やってみよう

  1. 検索とAIに同じ質問をしてみる(例:「夏休みの自由研究のテーマ」)
  2. 結果の見た目(リンクの一覧 vs 文章)を比べる
  3. AIの答えに「出典のリンク」があるかを見る
  4. 「同じ答えにならなかった部分」を1つメモする

💡 探究ポイント

AIは「正しさ」ではなく「それらしさ」で答えを作っています。便利だけど、本や公式サイトの代わりではありません。

🎮 チャレンジ

  • 同じ質問を3回連続でAIに聞いて、答えがどれくらい変わるか観察しよう。
  • 友達や家族にも検索とAIで同じ質問をしてもらい、3人の結果を比べよう。

📝 ふりかえり

  • 検索とAIに同じ質問をしてみて、いちばん違うと感じたのはどこ?
  • AIの答えに出典はあった?なかった?
  • これからAIに聞きたい質問を1つ書いてみよう。

❓ うまくいかないとき

  • AIが個人情報を聞いてくる → 答えない。「友達」「学校」など一般語に言いかえる
  • 答えが長すぎる/短すぎる → 「3行で」「200字以内で」と長さ条件を足す
  • 答えがあやしい → 数字・日付・固有名詞を本や公式サイトで確認する
  • 同じ答えしか出ない → 質問の角度を変える。「反対の意見も」「3つの例で」と頼む

👨‍👩‍👧 おうちの人・先生へ

初回は「AIは万能ではない」というメッセージが残ることが目標です。コマンド1つを覚えるよりも、検索とAIの違いを子ども自身の言葉で説明できることを優先してください。