要約して、元の文章と比べよう
要約は便利ですが、消えた情報を自分で見つける目を持ちます。
👉 要約から消えた情報を3つ見つけ、自分のまとめに足すのがゴールです。
📖 要約は「圧縮」、必ず情報が消える
要約は本やニュースを短くまとめてくれる便利な道具ですが、必ず何かが消えます。消えた中に「大事なこと」が入っていることもあります。
🔬 元と要約を見比べる
AIの要約をそのまま使うのではなく、元の文章ともう一度見比べて、消えた情報を3つ拾い出します。これだけで、丸写しから「自分の理解」に変わります。
🧠 できるようになること
- 要約の便利さと限界を、自分の例で説明できる
- 「大事なのに消えた情報」を探せる
- 自分で1文のまとめが書ける
🧰 用意するもの
- 使えるAIサービス(例:ChatGPT、Gemini、Claudeなど)— 大人と確認のうえ
- 個人情報を入れないというルール
- ノートかメモ(プロンプト・気づきを残すため)
💬 AIとのやりとり例
このプロンプトを送ると、こんな答えが返ってきます(例です。AIや日付で表現は変わります)。
📤 きみのプロンプト
次の文章を3行で要約してください。そのあと、要約で消えた大切な情報も3つ教えてください。 (ここに文章を貼る)
📥 AIの答え(例)
【3行要約】 1. (ポイント1) 2. (ポイント2) 3. (ポイント3) 【消えた大切な情報】 1. 数字(1日の練習時間、人数など) 2. 失敗した日や予想外の出来事 3. 家族や周囲の人の協力エピソード 要約は「全体像」を伝えるのに向いていますが、これらの「具体」は要約では落ちやすい部分です。
⌨️ 今日のプロンプト
PROMPTそのまま使える型
次の文章を3行で要約してください。そのあと、要約で消えた大切な情報も3つ教えてください。
(ここに文章を貼る)
🚀 やってみよう
- 元の文章をAIに渡し、3行で要約してもらう
- 同時に「消えた大切な情報を3つ」も聞く
- 元と要約を見比べて、消えた情報のうち本当に大切なものを判定する
- 消えた情報を入れた「自分用1文まとめ」を書く
💡 探究ポイント
要約は便利ですが、細かい大切なことが落ちる。読解力は、消えたものに気づく力です。
🎮 チャレンジ
- 同じ文章を「3行」「1行」「ひとことで」と要約してもらい、消える情報の量を比べよう。
- ニュース記事を要約して、元の記事と比べてみよう(個人情報や有料記事は使わない)。
📝 ふりかえり
- 消えた情報の中で、一番惜しかったものは何?
- AIの要約を読み直したら、自分だったら別の3行にする?
- これからは要約をどう使う?
❓ うまくいかないとき
- AIが個人情報を聞いてくる → 答えない。「友達」「学校」など一般語に言いかえる
- 答えが長すぎる/短すぎる → 「3行で」「200字以内で」と長さ条件を足す
- 答えがあやしい → 数字・日付・固有名詞を本や公式サイトで確認する
- 同じ答えしか出ない → 質問の角度を変える。「反対の意見も」「3つの例で」と頼む
👨👩👧 おうちの人・先生へ
要約スキルは現代のリテラシーの中核です。「消えた情報を3つ拾う」工程を必ず入れることで、丸写し型の学習から脱却できます。
