コマンドをつなげる:|
|は左の結果を右のコマンドへ渡します。
👉 | で前のコマンドの出力を、次のコマンドへ渡すのが今回のゴールです。
📖 | は「コマンド同士をつなぐホース」
左のコマンドの 出口(標準出力) を、そのまま右のコマンドの 入口(標準入力) に流し込みます。
ls sort
│ │
出口 ──┬── 入口
│
パイプ |
│
結果が並べ替わって画面に出る
実例:
ls | sort ← lsの結果を並べ替える
cat memo.txt | grep "Ubuntu" ← memo.txt から Ubuntu を検索
history | tail ← 履歴の最後だけ見る
🔗 パイプは何個でもつなげる
ls | sort | head -5
↑ ↑ ↑
一覧 並べ替え 先頭5件
パイプを覚えると、1行で大きな仕事ができるようになります。これがLinuxの一番の強みです。
🧠 できるようになること
|を「コマンド同士をつなぐホース」と言いかえて説明できるlsの役割を、結果の例から確かめられる- 練習用ディレクトリの中で安全に試せる
🧰 用意するもの
- このページの「🖥 れんしゅうターミナル」(練習用ディレクトリ
linux-tanken入り) - キーボードで英数字と記号を入力できること
🖼 ターミナルの見本
このコマンドを実行すると、こんな結果になります(環境によって少し違うことがあります)。
📺 実行例
$ ls | sort data.csv iro.txt list.txt log.txt memo.txt names.txt plan.txt
⌨️ 今日のコマンド
Terminalれんしゅうターミナル
ls | sort🚀 やってみよう
cd ~/linux-tankenで練習場所に入ります。- まず
|の左側だけを実行して、結果を見ます。 ls | sortと入力してEnterキーを押します。- ファイル名・ディレクトリ名が一覧で表示されることを確認します。
💡 探検ポイント
パイプ | は左の出口を右の入口へ流すホース。覚えると1行で大きな仕事ができる。
🎮 チャレンジ
|の左側だけ、右側だけ、全体の3つを比べよう。- 別の左側コマンドに変えて、右側へ渡る結果が変わるか試そう。
📝 ふりかえり
- パイプ
|は何と何をつなぐ? - 自分が作りたいパイプの組み合わせを1つ考えよう。
- パイプを3つ使った例を作れる?
❓ うまくいかないとき
- command not found → コマンド名のスペル確認。Tab補完で打ち間違いを防げる
- No such file or directory →
lsでファイル名・パスを見直す - 画面が固まった →
Ctrl + Cでコマンドを止める - 画面が乱れた →
clearまたはCtrl + Lで整理する
👨👩👧 おうちの人・先生へ
この回はLinux初級の安全な操作範囲です。困ったときの対処として「直前のコマンド」「画面に出たメッセージ」をメモしておくと、次回の質問がスムーズになります。
