勉強より先に知ってほしい人生の攻略法

ゲームで強い敵に負けたとき、みなさんはどうしますか。すぐに「自分にはムリだ」とあきらめる人もいるかもしれません。でも、多くの人は装備を変えたり、別の道を探したり、何度か練習したりします。人生も、少しだけゲームに似ています。

学校では、テストの点や宿題の正解が大切に見えることがあります。もちろん勉強は役に立ちます。でも、勉強より先に知ってほしいことがあります。それは「うまくいかないときの動き方」です。これを知っていると、勉強、友だち、ゲームづくり、プログラミング、将来の仕事まで、いろいろな場面で助けになります。

攻略法その1 小さく分ける

大きな問題は、そのまま見ると強すぎます。「算数が苦手」「タイピングが遅い」「発表がこわい」と考えると、どこから始めればいいかわかりません。そんなときは、問題を小さく分けます。算数なら「文章を読む」「式を作る」「計算する」に分ける。タイピングなら「ホームポジションを覚える」「1分だけ練習する」に分ける。小さくすると、最初の一歩が見えます。

攻略法その2 失敗をメモにする

プログラミングでは、エラーが出るのはふつうです。エラーは「あなたはダメ」という意味ではありません。「ここを直すと動くかもしれない」というヒントです。人生でも同じです。忘れ物をした、発表で止まった、友だちにうまく伝わらなかった。そこで終わりにしないで、「次は前の日にかばんを見る」「最初の一文だけ紙に書く」「短い言葉で言い直す」とメモに変えます。

攻略法その3 得意な道具を使う

人には、それぞれ使いやすい道具があります。紙に書くと考えやすい人もいれば、パソコンで打つと気持ちが整理される人もいます。AIにアイデアを出してもらってから、自分の言葉に直す方法もあります。大切なのは、道具にまかせきりにすることではなく、自分が考えるために道具を使うことです。

今日できる小さな攻略
うまくいっていないことを一つ選んで、「小さく分ける」「失敗をメモにする」「道具を使う」のどれか一つだけ試してみましょう。

デジタルこどもBASEでは、パソコン、AI、プログラミングを使って、子どもたちが自分なりの攻略法を見つける時間を作っています。最初から得意でなくても大丈夫です。まずは一つ、小さく試してみることから始めてみましょう。