短い質問と詳しい質問を比べよう
質問に条件や目的を入れると、AIの答えが格段に使いやすくなります。
👉 同じテーマで「短い質問」と「詳しい質問」をAIにし、答えの差を観察するのがゴールです。
📖 AIは「察する」のが苦手
AIは、きみの学年も家の事情も知りません。「教えて」とだけ言うと、世界中のだれにでも当てはまる無難な答えを返してきます。それは便利に見えて、自分には使いにくいものになりがちです。
🔬 よい質問は「長い」のではなく「迷わせない」
質問を長くすればよいわけではありません。目的・相手・条件・形を伝えると、AIが迷わずに答えられます。「迷わせない質問」が、よいプロンプトの第一歩です。
🧠 できるようになること
- 短い質問と詳しい質問の差を、自分の例で説明できる
- 詳しい質問を3段階で書き直せる
- 「短すぎる質問」が起こす問題を1つ言える
🧰 用意するもの
- 使えるAIサービス(例:ChatGPT、Gemini、Claudeなど)— 大人と確認のうえ
- 個人情報を入れないというルール
- ノートかメモ(プロンプト・気づきを残すため)
💬 AIとのやりとり例
このプロンプトを送ると、こんな答えが返ってきます(例です。AIや日付で表現は変わります)。
📤 きみのプロンプト
「自由研究のテーマを教えて」という質問を、もっとよいプロンプトに3段階で直してください。
📥 AIの答え(例)
【元】 自由研究のテーマを教えて 【1段階目】 小学5年生の自由研究のテーマを教えて 【2段階目】 小学5年生です。家でできて1週間で終わる自由研究のテーマを、3つ提案してください。 【3段階目】 小学5年生です。家でできて1週間で終わる自由研究のテーマを3つ、必要なもの・記録方法・むずかしさの表で出してください。火や薬品は使いません。
⌨️ 今日のプロンプト
PROMPTそのまま使える型
「自由研究のテーマを教えて」という質問を、もっとよいプロンプトに3段階で直してください。
🚀 やってみよう
- 「教えて」だけの短い質問を1つ作る
- 学年・目的・条件・出し方を1つずつ足して、3段階で詳しくする
- 3段階の答えを並べて、どれが一番使いやすかったか書く
- 使いやすかった理由を1文で書く
💡 探究ポイント
よい質問とは長い質問のことではなく、相手が迷わない質問のことです。
🎮 チャレンジ
- 同じ質問を「短い」「中くらい」「詳しい」で3回試し、3つの答えを家族に見せて意見を聞こう。
- 逆に「詳しすぎる」とどうなるか、わざと条件を10個入れてみよう。
📝 ふりかえり
- 3段階のうち、答えが一番使いやすかったのはどれ?
- 足したことで答えが大きく変わったのはどの条件?
- 次に質問するときは、何を最初に書く?
❓ うまくいかないとき
- AIが個人情報を聞いてくる → 答えない。「友達」「学校」など一般語に言いかえる
- 答えが長すぎる/短すぎる → 「3行で」「200字以内で」と長さ条件を足す
- 答えがあやしい → 数字・日付・固有名詞を本や公式サイトで確認する
- 同じ答えしか出ない → 質問の角度を変える。「反対の意見も」「3つの例で」と頼む
👨👩👧 おうちの人・先生へ
この回は次回(第5回)の「目的・相手・条件・形」につながる導入です。お子さんに「短い質問だと、何が起きた?」と聞いてあげてください。
