デジタルこどもBASEのロゴ特定非営利活動法人デジタルこどもBASE AI探究ラボ
第13回 LV3 ⏱ 15〜25分 編集

文章を読みやすく直そう

🎯 きょうのミッション

AIに文章を短くしてもらい、自分らしい言葉が消えていないか自分で確認します。

👉 自分の文章を短く直してもらい、消えた「自分の言葉」を1つ取り戻すのがゴールです。

⚠️ 入れない情報:名前・住所・学校名・顔写真・友達のこと・パスワード・秘密の相談はAIに入れません。

📖 AIの直しは「提案」、採用するかは自分

AIに直してもらった文章は、「短く・正しく・分かりやすく」なっています。けれど、きみらしさが消えていることがあります。何を残し、何を変えるかは自分で決めます。

🔬 音読すると、違和感が見える

画面で読むと気づかない違和感も、声に出して読むと分かります。「自分の声で言いそうにない言葉」が残っていたら、それは直すべきサインです。

🧠 できるようになること

  • AIの直しから採用するもの・しないものを選べる
  • 自分らしい表現に印をつけられる
  • 音読して違和感をチェックできる

🧰 用意するもの

  • 使えるAIサービス(例:ChatGPT、Gemini、Claudeなど)— 大人と確認のうえ
  • 個人情報を入れないというルール
  • ノートかメモ(プロンプト・気づきを残すため)

💬 AIとのやりとり例

このプロンプトを送ると、こんな答えが返ってきます(例です。AIや日付で表現は変わります)。

📤 きみのプロンプト
次の文章を、小学生にも読みやすいように短くしてください。ただし、私の体験や気持ちは消さないでください。
(ここに自分の文章を貼る)
📥 AIの答え(例)
【元の文章】
(あなたの文章)

【短くした版】
・1つ目の段落:3行→2行に。「なぜ始めたか」を残しました。
・2つ目の段落:難しい言葉を「やさしい言いかえ」に。
・3つ目の段落:「気持ち」の部分はそのまま残しました。

【消した部分】
・同じ意味の文が2回出てきていた箇所を1つに。
・本筋から外れる説明を削除。

【残すか確認したい部分】
・「とてもうれしかった」を「うれしかった」に短くしましたが、強調したいなら戻してください。

⌨️ 今日のプロンプト

PROMPTそのまま使える型
次の文章を、小学生にも読みやすいように短くしてください。ただし、私の体験や気持ちは消さないでください。
(ここに自分の文章を貼る)

🚀 やってみよう

  1. 自分の文章をAIに送り、短く直してもらう
  2. 残したい表現と変えたい表現に印をつける
  3. AIの直しのうち、採用するものとしないものを選ぶ
  4. 最後は声に出して音読して、違和感を直す

💡 探究ポイント

きれいな文章より、自分が説明できる文章の方が強いです。

🎮 チャレンジ

  • 同じ文章を「やさしい版」「かっこいい版」「おもしろい版」で出してもらい、どれが自分に合うか選ぼう。
  • AIの直しを全部はねつけて、自分だけで直す挑戦もしてみよう。

📝 ふりかえり

  • AIの直しのうち、絶対に残したくない部分はあった?
  • 音読してみて、違和感のある箇所はどこ?
  • 次の文章では、どこをAIに頼みたい?

❓ うまくいかないとき

  • AIが個人情報を聞いてくる → 答えない。「友達」「学校」など一般語に言いかえる
  • 答えが長すぎる/短すぎる → 「3行で」「200字以内で」と長さ条件を足す
  • 答えがあやしい → 数字・日付・固有名詞を本や公式サイトで確認する
  • 同じ答えしか出ない → 質問の角度を変える。「反対の意見も」「3つの例で」と頼む

👨‍👩‍👧 おうちの人・先生へ

AIに丸ごと書き直させると、子どもの語彙や文体が育ちません。「直しの提案を見比べて取捨選択する」プロセスが、文章力を伸ばします。