AIの間違いを探そう
答えの中から、数字・日付・固有名詞などの「事実部分」を見つけ出します。
👉 AIの答えから「確認が必要な3点」を抜き出し、調べ方を書くのがゴールです。
📖 AIは「自信ありげに間違える」
AIには「ハルシネーション」という現象があります。本当はないことを、本当のように堂々と書きます。だからこそ、「事実かどうかは別で確認」の習慣が大切です。
🔬 まず「確認が必要な部分」に印をつける
AIの答えの中で、数字・日付・固有名詞・引用はだいたい確認が必要です。一方、「考え方」「たとえ」「アイデア」は確認しなくても問題が起きにくい部分です。
🧠 できるようになること
- 「確認しなくていい部分」と「確認が必要な部分」を分けられる
- 事実と意見を分けられる
- ハルシネーション(自信ありげな間違い)に名前をつけて警戒できる
🧰 用意するもの
- 使えるAIサービス(例:ChatGPT、Gemini、Claudeなど)— 大人と確認のうえ
- 個人情報を入れないというルール
- ノートかメモ(プロンプト・気づきを残すため)
💬 AIとのやりとり例
このプロンプトを送ると、こんな答えが返ってきます(例です。AIや日付で表現は変わります)。
📤 きみのプロンプト
次の説明の中で、事実確認が必要な部分をリストアップしてください。正しいかどうかは決めつけず、確認方法も出してください。 (ここにAIの説明を貼る)
📥 AIの答え(例)
【事実確認が必要】 1. 「1981年に発明された」(日付) → 公式サイト・百科事典で要確認 2. 「世界で1億人が使っている」(数字) → 公式の統計・公式発表で要確認 3. 「日本で最初に導入したのは◯◯小学校」(固有名詞) → 教科書・新聞記事・自治体サイトで要確認 【確認しなくていい部分】 ・「考え方の流れ」「たとえ話」「使い方の提案」など意見や説明の部分。
⌨️ 今日のプロンプト
PROMPTそのまま使える型
次の説明の中で、事実確認が必要な部分をリストアップしてください。正しいかどうかは決めつけず、確認方法も出してください。
(ここにAIの説明を貼る)
🚀 やってみよう
- 前の回(第10回など)で出してもらったAIの答えを取り出す
- 答えの中で「数字・日付・固有名詞・引用」に下線を引く
- AIに「確認が必要な部分のリスト」を作ってもらう
- 実際に1つ、本や公式サイトで確認してみる
💡 探究ポイント
AIは自信ありげに間違えることがあります。疑うことは、失礼ではありません。
🎮 チャレンジ
- AIに「わざと間違えた説明」を1つ作ってもらい、家族に「どこが嘘か当てる」クイズをしよう。
- 同じ質問を別の日にもう一度AIに聞いて、数字や日付が変わるか観察しよう。
📝 ふりかえり
- 「確認が必要な3点」は何だった?
- 実際に確認してみて、AIは合っていた?間違っていた?
- 次に答えを受け取ったら、最初にどこを見る?
❓ うまくいかないとき
- AIが個人情報を聞いてくる → 答えない。「友達」「学校」など一般語に言いかえる
- 答えが長すぎる/短すぎる → 「3行で」「200字以内で」と長さ条件を足す
- 答えがあやしい → 数字・日付・固有名詞を本や公式サイトで確認する
- 同じ答えしか出ない → 質問の角度を変える。「反対の意見も」「3つの例で」と頼む
👨👩👧 おうちの人・先生へ
ハルシネーションを子どもが知っていることは、AI時代のリテラシーの土台です。具体例を一度家庭でも体験すると、警戒心が定着します。
