そもそもポートフォリオとは?
ポートフォリオは元々「書類入れ」を意味する言葉で、芸術家や金融の世界で「自分の作品集・運用商品の一覧」を指していました。Webの世界ではこれを1つのサイトにまとめたものを指します。「私はこういうものを作れます」を一目で伝えるための場所です。
大事なのは、作品をただ並べるだけで終わらせないことです。見る人が知りたいのは、「何を作ったか」だけでなく、「なぜ作ったか」「どこを工夫したか」「次にどう直したいか」です。ポートフォリオは、完成品を見せる場所であり、自分の考え方を説明する場所でもあります。
ポートフォリオサイトに載せる5要素
いま載せられる作品例
「まだ仕事をしていないから載せるものがない」と思いがちですが、学生でも載せられる作品はたくさんあります。
たとえば、文化祭の紹介ページ、部活の活動記録、Scratchで作ったゲーム、Pythonで作った便利ツール、自由研究のまとめサイトも立派な作品です。完成度が高いかより、自分で考えて手を動かしたかが大切です。未完成の作品でも、「今後直したい点」を書けば学びの記録になります。
無料で作る方法
選択肢は大きく3つあります。①GitHub Pages+自作HTML(自由度MAX、エンジニア志望向け)、②Notionで公開(コードなし、テキスト中心の人向け)、③Wix・Studio・Canva(ノーコードで見た目重視)。クリエイティブ系志望ならWixかStudio、エンジニア志望ならGitHub Pagesが定番です。
最初からおしゃれなサイトを目指す必要はありません。まずは「自己紹介」「作品3つ」「連絡方法」の3ページだけで十分です。公開してから、作品が増えたらカードを足す、説明文を直す、スマホで見やすくする、という順番で育てる方が続きます。
気をつけたい落とし穴
- 「完璧になってから公開」と思って永遠に公開しない。70%でも出して育てる方針に
- 本名と学校名と顔写真を全部出す。子どもは学年・出身地までで十分。本名は卒業後に検討
- 作品のスクショだけ並べて説明文がない。「目的」「使った技術」「学んだこと」を3行で書く
将来どう役立つ?
大学入試の総合型選抜(旧AO入試)、専門学校の出願、就活、フリーランスの仕事獲得——あらゆる場面でポートフォリオは効きます。とくに採用担当者は「履歴書より先にポートフォリオを見る」と公言する人も多く、3年・5年と続けたサイトの蓄積は、面接1回では伝えられない自分の強みを見せられます。
また、ポートフォリオを作る過程そのものがWeb開発の練習になります。ページ構成を考える、画像を軽くする、スマホ表示を確認する、リンク切れを直す。これらは実際のWeb制作でも使う基本作業です。
今日からできること
- 自分の名前(ニックネーム可)
- 作ったものか調べたことを1つ
- それが開くファイル名かURL
まとめ
確認 見せるページに最低限載せるのは?