最高峰のAI PCを自分で作った!自作PC体験イベントレポート

「パソコンって、自分で作れるの?」──そんな驚きと好奇心から始まった自作PC体験イベントを、4月11日(土)に開催しました。今回集まったのは3名のお子さん。用意したのは、現在考えられる最高峰のスペックを誇るAI PCのパーツ一式です。子どもたちが自分の手でネジを締め、部品を取り付け、1台のコンピューターを完成させるまでの1日をレポートします。

今回組み立てたPCのスペックは以下のとおりです。

CPUIntel Core Ultra 9 285(最新世代・AIアシスト機能搭載)
GPUNVIDIA GeForce RTX 5090(現行最上位グラフィックカード)
メモリ128GB
SSD2TB

「これ、ゲームも全部動くの?」「AIって、このパーツのどこで動いてるの?」──子どもたちの質問が次々と飛び出し、各パーツの役割を説明するたびに目を丸くして聞いていました。CPUが「頭脳」、GPUが「AIや映像を処理する専門家」、メモリが「作業台の広さ」というたとえで話すと、「じゃあこのPCはめちゃくちゃ頭いいんだ!」と笑顔が広がりました。

組み立て自体は、スタッフのサポートを受けながら慎重に進めました。マザーボードにCPUをセットし、メモリをスロットに差し込み、巨大なRTX 5090をケースに収める──大きくて重いパーツに最初はおっかなびっくりだった子も、ドライバーを手に取り始めると真剣な表情でネジを締めていきました。

そして、いよいよ電源を入れる瞬間。ところが──モニターに映像が映りません。

トラブル発生! 電源は入っているのに画面が真っ暗のまま。原因を一つずつ調べると、メモリの接触不良が原因でした。メモリを抜き差しして再起動すると、見事にBIOS画面が表示され、全員でガッツポーズ!

このハプニングが、今回のイベントで最も大きな学びになりました。「パソコンが動かないとき、プロはどうやって原因を探すのか」を実際に体験できたからです。エラーを恐れるのではなく、「何が原因か?」と冷静に考えて一つずつ確かめていく──この問題解決のプロセスこそ、エンジニアリングの本質です。子どもたちは、教科書では決して体験できない「本物のトラブルシューティング」を経験しました。

無事に起動したAI PCを前に、参加した子どもたちの表情はとても誇らしげでした。「自分で作ったパソコンで、次はAIを動かしてみたい」という声も聞こえ、ものづくりの楽しさがそのまま次の学びへの意欲につながっていきました。

デジタルこどもBASEでは、今後もこうした実践的な体験イベントを開催していく予定です。次回の情報はトップページやSNSでお知らせします。また、こうした活動を支えてくださる寄付も随時受け付けています。

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