大森第三中学校「デジタルジュニア学びDAY 2026 夏」を開催しました

デジタルジュニアDAY 2026 夏 AI超最前線!! 大森第三中学校

「AIを使いこなせる人にしか、仕事の枠は残らない」──そんな言葉に、集まった子どもたちも保護者も静かに耳を傾けていました。 2026年7月4日(土)、大森第三中学校にて、地域連携イベント「デジタルジュニア学びDAY 2026 夏 ── AIの最前線を知る!」を開催しました。 主催は大森第三中学校学校運営協議会、協力は同校PTA。小学生から中学生、保護者、地域の方まで50名弱が参加し、自治会長の姿もありました。講師を務めたのは、当団体理事長で同校PTA副会長でもある漆谷智行です。

「AI格差」に負けないために必要な4つの力

講演のキーワードは「AI格差」。AIは、誰の仕事の成果も同じように押し上げてくれるわけではありません。使いこなせるかどうかで成果に差がつき、多くの仕事をAIが担うようになれば、知的労働の分野に残るのは、AIを使いこなせる人のためのわずかな「人間枠」だけ──そんな厳しい現実をお伝えしました。 一方で、AIと共存していくために子どもたちに育ってほしい力として、次の4つを挙げました。

AIと共存できる人間に必要な能力:①言語化・文字化能力 ②読解能力 ③論理的思考力 ④ビジョン・問う力
当日使用したスライドより
AIと共存するために大切な4つの力
  1. 言語化・文字化する力
  2. 読み解く力
  3. 筋道を立てて考える力
  4. 自分なりの問いを立てる力

「AIでここまで作れる」──自団体サイトを例に

では、「AIを使いこなす」とは具体的にどういうことか。実例として、デジタルこどもBASE自身のウェブサイトを画面に映しながら紹介しました。検索エンジンに登録されているページ数だけで4,500超。子ども向けの短いコラム集「こども未来ノート」が325本、ITの仕組みを解説する「こどもITラボ」が200本、操作の基礎から遊びながら学べる「スキルアップ道場」が15コンテンツ・750超のトピック。そのほとんどが、AIを活用して作られています。

中でも中学生向けの学習教材「こども学びラボ」は、3学年・6教科・405単元をカバーし、分量にして約2,300ページ・7,500問超。AIとデジタルの安全な使い方を学べる4コマ漫画とショート動画も、それぞれ100本ずつそろっています。「これだけの量が、少人数で作れてしまう。それがAIの力です」という説明に、会場からは驚きの声が上がりました。あわせて、準備中の取り組みとして、中学生の「わからない」に寄り添う「AI先生(仮称)」と、AIを賢く安全に使う力をはかる認定検定も紹介しました。

オリジナルAI検定、「ご当地問題」に会場が沸く

講演のあとは、オリジナルのAI検定に挑戦していただきました。問題は小学生用・中学生用にそれぞれ10問。大人の参加者にも、中学生用に取り組んでいただきました。 内訳は、基本を確認する「ふつう」問題が6問、応用力を試す「チャレンジ」問題が2問、そして学校の先生や地域の大人にちなんだ「ご当地」問題が2問。 「この人、知ってる!」──答え合わせのたびに、会場のあちこちで笑い声が起こりました。 この検定はNPO認定資格(体験版)を兼ねており、挑戦した参加者の中から12名に中古ノートパソコンを配布。受け取った子どもたちは、パソコンを抱えて満面の笑顔を見せてくれました。

企業のご寄付が、このパソコン配布を実現しました

今回の中古ノートパソコン配布は、アジアサステナビリティグループ(ASG)様からのご寄付によって実現しました。子どもたちが見せてくれたあの笑顔は、企業の皆さまのご支援があってこそのものです。

→ ASG様からのご寄付とコメントはこちら

デジタルこどもBASEは、パソコンを必要とする子どもたちへの無償配布を続けています。子どもたちの学びの機会をひとつでも多く広げるため、企業の皆さまからのご寄付を随時受け付けております。ご関心をお持ちの企業様は、ぜひご検討・お問い合わせください。

教育委員会や近隣校からも視察に

当日は、大田区教育委員会や他校の関係者も視察に訪れました。保護者や地域の人材を生かした学びの場──コミュニティ・スクールの取組に関心が寄せられていることを、あらためて実感しました。

終了後には、人生の大先輩であるご高齢の参加者から「とてもよかった!」と声をかけていただきました。小学生から大先輩までが同じ教室でAIの話に耳を傾けた時間。その一言が、私たちには何よりうれしいものでした。

ご協力いただいた大森第三中学校学校運営協議会・PTAの皆さま、そしてご参加いただいた地域の皆さまに、心より感謝申し上げます。 デジタルこどもBASEは、これからも学校・地域と連携しながら、子どもたちがAI時代を生き抜く力を楽しく学べる機会をつくってまいります。

デジタルこどもBASEのイベントは今後も続きます。
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