≪ 🤝 友だちって、いいなまんがで学ぶNo.822
まんが No.822

『いい 経験だね』は、今 言わない

リレーでころんで負けたミオを元気づけたくて、「いい経験になったじゃん」と言った。でも、ミオはもっとつらそうな顔になった。

1運動会のあと、ミオが校庭のすみでひざをかかえて落ちこんでいる。
リレーで、わたしが ころんで 負けまけちゃった…
2ハルがいい経験になったと明るく言い、ミオの顔がくもっている。
でも、いい 経験けいけんに なったじゃん! 次につぎに 生きいきるよ
3AIロボットが、雨の中の子にだまってかさをさしかける絵を見せている。
その 意味いみは、ミオが あとで 自分じぶんで 見つみつける もの。今いまは、くやしい 気持ちきもちの そばに いよう
4ハルとミオが並んで帰り、ミオが小さくうなずいている。
…くやしかったね。いっしょに 帰ろかえろう

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はげまそうと したのに、どうして つらそうに なったの?

友だちが落ちこんでいると、早く元気になってほしくて、「いい経験になったね」「次に生きるよ」と言いたくなります。でも、つらい気持ちのまっただ中にいる人に「いい経験だ」と言うのは、ちがいます。そのできごとにどんな意味があったかは、時間がたってから、本人が自分で見つけるものだからです。今はまだ、くやしさでいっぱいかもしれません。そんなときは、意味をつけるより、「くやしかったね」と気持ちをそのまま受け止めて、そばにいましょう。何も言わずにいっしょに帰るだけでも、友だちの気持ちは少し楽になることがあります。

🛡 ポイント
友だちがずっと落ちこんでいたり、けがをしていたりしたら、先生や家の人に知らせよう。

おぼえておこう

おうちの方へ

励ますつもりで「いい経験になった」と声をかけると、つらさを否定されたように感じる子どももいます。意味づけを急がず、まず気持ちを受け止める言葉を、ご家庭でも一緒に考えてみてください。

▶ もっと読む:こども未来ノート「つらかった経験は、人にやさしくできる材料になる」

▶ つぎに やってみよう:失敗したあと、すぐ答えを出さなくていい(こども未来ノート)

▶ つぎに やってみよう:ミスして落ち込んだ日に読む話(こども未来ノート)

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