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不登校のお子さんの
高校進学(東京都)

欠席が多い・毎日通うのがつらいお子さんとご家族へ。まず下の「大事なことを順に」を見てください。

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大事なことを順に

欠席が多くても、受けられる高校・通い続けやすい高校はあります。上から順に見てください。

  1. 通い方を選ぶ

    毎日朝から通うのがつらいときは、午後や夕方から通える定時制や、ふだんは家で学ぶ通信制もあります。どの通信制にも、必ず通う日(スクーリング・試験)があります。

  2. 欠席日数より、内申(評定)に注意

    都立高校の実施要綱には、欠席日数を点数にする定めは見当たりません。ただ、授業に出られず評定が低いと、調査書点も低くなります。チャレンジスクールは調査書を使わず、面接と作文で選考します。

  3. 私立は入試の区分ごとに欠席の条件が違う

    同じ学校でも、推薦・併願優遇・一般で欠席の扱いが違うことがよくあります。欠席日数を問わない区分がある学校もあります。

  4. 入学後の支えを確かめる

    教室に入りにくい日の別室や、相談できる人がいるかは学校ごとに違います。入学前の説明会や個別相談でたずねておくと安心です。

  5. 試験の日が不安なとき

    当日行けなかったときは、まず中学校へ連絡します。都立の第一次募集には追検査があります。

  6. いつ何をするか・誰に相談するか

    中学校と話しにくいときは、東京都教育相談センター 0120-53-8288(24時間。保護者だけでも相談できます)。

発達障害(グレーゾーンを含む)もあてはまるときは、発達障害のページもあわせて見てください。

通い方

通い方をくらべる(都立の場合の目安。学校・コースによって違います)
種類いつ通うどのくらい通う卒業まで
全日制朝から午後平日に毎日3年
定時制(昼夜間)午前・午後・夜間の部から選ぶ平日に毎日、1日4時間ほど4年が基本。ほかの部の授業も取れば3年も
定時制(夜間)夕方から夜(多くは17時台〜21時ごろ)平日に毎日、1日4時間ほど4年が基本。3年で卒業できる仕組みのある学校も
通信制ふだんは家で学習。決められた日にスクーリングと試験学校・コースで大きく違う(年に数日〜週5日)単位がそろうまで(3年以上)

どの種類でも、学校を見学できるか、別室や相談できる人がいるかを確かめてください。学校をさがすで、通い方から学校を探せます。

全日制

朝から午後までの日中の授業に通う形です(登校時刻や授業の日は学校ごとに確かめてください)。エンカレッジスクールには、30分授業や2人担任制を公式に書いている学校があります(一覧)。深沢高校は、学校の公式サイトによると1時間目(8時40分)、2時間目(9時40分)、朝のホームルーム後(10時35分)のどれかから登校を始められます。

定時制(夜間・昼夜間)

授業の時間帯は学校によって違います。夕方から通う夜間の定時制と、午前・午後・夜間などの部を設ける昼夜間定時制があります(都立では昼夜間定時制が13校。定時制の一覧)。希望する部の募集と、実際の登校・下校の時刻を確かめてください。都教委の入学案内では、定時制は「修業年限を4年とする学校が多い」としたうえで、昼夜間定時制で他の部の授業も受けるなどの方法で3年で卒業できる学校があるとしています。チャレンジスクールも4年が基本で、他部の授業を受ければ3年での卒業も可能です。

たとえば砂川高校は「1日6時間の授業を受け3年間で卒業することを推奨」、荻窪高校は「1日4時間の授業を受けて、4年間で卒業することが基本」と書いています。毎日長い時間いられるかどうかで、合う学校が変わります。

通信制

自宅での学習とレポートが中心です。ただし、どの通信制にも必ず通う日(面接指導=スクーリングと、単位認定の試験)があります。学校によっては、遠方での数日間の集中スクーリングや宿泊があります。「週5日通えるコース」があっても、その日の登校が卒業に必要なスクーリングなのか、任意で通える日なのかは学校・コースごとに違います。下の一覧では、必ず通う日と任意で通える日を分けて書いています。スクーリング・試験のほかに、ホームルームなどの「特別活動」にも卒業までに決められた時間(30単位時間以上)出ることが、通信制に共通の決まりです。出方や登校の回数は学校ごとに違います。集団での参加が難しい場合にどう相談できるかも、学校にたずねてください。

学校を見るときに確かめたいこと

  • 登校する日数と、1日にいる時間
  • 教室の人数、休める場所(保健室・別室など)、体育や行事など集団での活動の負担
  • 通学の時間帯と混雑
  • 通信制なら、必ず通う日に休んだときの振替・補講・追試の条件
  • 通信制なら、家での課題(レポート)をどう進めるか:「レポートの見本は見られますか。読み書きや期限の管理が難しい場合、どんな手伝いがありますか」

本人が説明会に行くのが難しいときは、保護者だけの相談や、人の少ない時間の個別見学ができるかを学校にたずねてください。

出典:都教委「令和8年度 定時制・通信制 入学案内」、都教委の冊子 p.38、文部科学省「通信制課程における教育課程について」、砂川高校・荻窪高校の公式サイト(学校の特色)、都教委 報告資料(令和7年5月22日)

通信制の「必ず通う日」の例(学校の公式資料から)

  • 都立の一橋・新宿山吹・砂川:土曜日のスクーリングに、科目ごとに決められた回数・時間出ます。一橋の公式Q&Aは「登校が全くできない人は、単位を修得できません」「試験も登校して受験しなくてはなりません」としています。新宿山吹には、7月末の1週間程度にまとめて出る「夏季集中スクーリングコース」(第1学年相当)もあります。
  • 遠方での宿泊を伴うスクーリングがある例:N高(在学中1回以上・原則2年次に、沖縄の本校で4泊5日)、R高(同じく群馬県桐生市の本校で3泊4日)、四谷学院(2年次に茨城県筑西市の本校で3泊4日)、川崎特区明蓬館(福岡の本校で年1回、宿泊あり)。ヒューマンキャンパスのぞみは在学中1回(原則2年次)の本校スクーリングがあり、学校のブログでは3泊4日です。
  • N高・R高は、住民税非課税・生活保護の世帯や、医師の診断で本校での参加が難しい人について、相談のうえ校長の許可を得れば本校以外の会場で参加できると公式に書いています。ほかの学校で宿泊が難しい場合の扱いは、出願前に学校にたずねてください。

学校ごとの詳しい内容は通信制の一覧にあります。

入試:欠席・内申と、当日のこと

欠席・内申が心配なとき

都立高校

  • 欠席日数そのもの:令和9年度の都立高校の実施要綱には、欠席日数を点数にする定めは見当たりません。
  • 教科の成績:調査書を使う入試では、教科の評定(または観点別学習状況の評価)から調査書点を計算します(都の冊子)。授業や提出物に参加できず評定が低い場合も、その評定で計算されます。評定が低いと調査書点も低くなるため、調査書を使わない、または学力検査の点だけでも判定する入試(下の表)も選択肢になります。
評定が付かない教科がある場合・事情を伝える書類(様式13)
  • 評定(通知表などに付く、教科ごとの5段階の成績)が付かず、調査書が斜線(/)になっている教科がある場合について、要綱に定めがあります:「学力検査の得点等の参考にできる資料を活用して当該都立高校が調査書点を求める」。また「所定の書類が一部整わない者については、参考にできる資料を活用して、選考を行う」。具体的な計算方法は学校ごとなので、志望校か中学校に確認してください。
  • 欠席の事情などを高校に伝えたいときは(チャレンジスクールの「志願申告書」とは別の書類です)、本人と保護者が書いて出せる任意の自己申告書(様式13)があります。厳封して中学校長に渡し、出願書類と一緒に届けてもらいます。試験の配慮はこの書類では頼めません(様式24で申請)。

出典:令和9年度 実施要綱 第2-10-1(5)(6)、細目 第1-3、様式13、都教委の冊子 p.54〜56

調査書(内申)の扱いが違う都立の入試

令和9年度の選抜方法
学校の種類調査書学力検査ほかの検査
チャレンジスクール(7校)と八王子拓真のチャレンジ枠定時制使わないなし志願申告書・個人面接・作文(50分)
エンカレッジスクール(6校)全日制使う(5段階の評定ではなく、教科ごとに「知識・技能」などの観点別にA・B・Cで付く「観点別学習状況の評価」で点数化)なし(工業科2校も)個人面接(自己PRスピーチ、工業科はプレゼンテーション)、作文か小論文、学校により実技
深沢・北園・武蔵野北全日制普通科使う。ただし受検者ごとに「学力検査7:調査書3」と「10:0」の両方で計算し、高いほうを使う(第二次募集は6:4と10:0)ありESAT-J の結果を加える(第一次募集)

昼夜間定時制(一橋・浅草・荻窪・新宿山吹・砂川・八王子拓真の一般枠)は、学力検査(国語・数学・英語の3教科。砂川の分割前期募集は5教科)と調査書・面接で選考します。学校ごとの配点は定時制の一覧のカードにあります。

エンカレッジスクールは学力検査がありませんが、調査書は使います。観点別の評価も付いていない教科がある場合の扱いは、中学校と志望校に確認してください。

都の冊子は、深沢高校のこの方法を「中学校で不登校経験等がある生徒にも配慮した入試方法」と説明しています。

出典:チャレンジスクール要綱、実施要綱 第2-7-1・第2-10、別表(北園・武蔵野北、普通科、工業科、定時制)、都教委の冊子 p.13

私立高校

私立は、同じ学校でも入試の区分(推薦・併願優遇・一般など)ごとに欠席の扱いが違うことがよくあります。欠席の条件は学校全体ではなく、受けたい区分ごとに確かめてください。基準を超えた場合の事前相談や、事情による扱いを公式に書いている学校もあります(下の例)。

このガイドの集計と、欠席が基準を超えるときの学校の書き方の例

次の校数は、このガイドが都内の私立高校(全日制・定時制)236校の公式資料(主に2027年度入試の募集要項)を1校ずつ読んで数えたものです。学校ごとの記載と出典は一覧で確かめられます。

  • 高校からの募集を公式資料で確認できたのは 180 校。
  • そのうち 110 校は、欠席日数の上限を公式資料に書いていました(「3年次10日以内」「3年間で20日以内」など。推薦・併願優遇の条件として書く学校が目立ちます)。
  • 3 校は、一部の入試区分について欠席日数を問わないと明記していました(駿台学園(定時制課程)、成女、和洋九段女子)。同じ学校に、上限のある区分と問わない区分の両方があることもあります。
  • 一般入試などの区分で「出願基準はない」と公式に書いている学校もあります(例:文教大学付属「出席条件、成績条件はありません」、麴町学園女子「一般入試には内申・出欠など出願基準がありません」、中央学院大学中央「出欠席の基準や、その他の制約はありません」、明星学園「基準はありません」、桜美林 オープン入試「出願基準はありません」)。出願の条件と、合否の判定で調査書がどう扱われるかは別なので、両方を確かめてください。
  • 65 校は、確認した資料に欠席の記載がありませんでした。記載がないことは「条件がない」という意味ではありません。出願前に学校へ確かめてください。
  • 3 校は募集要項などの資料を閲覧できず。

欠席が基準を超える場合の扱いを公式に書いている学校もあります。書き方の例です(ほかの学校の扱いは一覧で)。

  • 東京実業:欠席の基準について「診断書等で説明できる欠席は除く」
  • 日本体育大学荏原:「10日を超える場合、事前に中学校の先生から本校へ相談が必要です」
  • 国本女子:「3年間の欠席日数が20日以上の場合、学校説明会の『個別相談』にて欠席理由等を確認させていただきます」(2027年度募集要項)
  • 桐朋女子:「20日を超えた場合でも事情によっては出願資格を認めることがあるので、その場合は事前にご相談ください」
  • トキワ松学園:「欠席が怪我による入院等、明白な理由があるときは考慮する場合があります」
  • 目黒学院:推薦・併願優遇の「各学年10日以内」に、「やむを得ない事情(感染症を含む)等で欠席日数が10日を超えた場合に限り、事前相談の上で出願を認める場合があります」(2027年度募集要項)
  • 貞静学園:推薦・併願優遇の「3年次の欠席日数が10日以内」に、「ただし高校生活に支障がないとの証明がある場合はその限りではありません」

文部科学省は令和6年の通知で、高校の入試で「欠席日数のみをもって出願を制限する等」の不利益な取扱いをしないよう求めています。

出典:各校の募集要項・公式サイト(学校ごとのリンクは一覧)、文部科学省通知(5文科初第2030号、令和6年2月13日) 4(2)

私立の入試でよく出てくる言葉(推薦・併願優遇・入試相談・個別相談)
推薦(単願・専願と呼ぶ学校もあります)
合格したらその学校に入学することを約束して受ける入試。
併願優遇
ほかの学校(多くは公立)と併願しながら、決められた基準を満たす人が受ける入試。
入試相談
推薦・併願優遇に出願する前に、中学校の先生と高校の間で行う手続き。公式の例:大森学園「本校教員と中学校の先生との入試相談が必要です」、トキワ松学園「12月中旬に本校教員と受験生の在籍する中学校との入試相談が必要です」。
個別相談
学校説明会などで、保護者や本人が高校の先生と個別に話せる機会を設けている学校があります。対象や予約の方法は学校ごとです。欠席の事情を確かめる場として案内する学校もあります(例:国本女子)。

出典:大森学園 2027年度募集要項、トキワ松学園 2027年度募集要項

当日行けなかったとき

  • 当日受けられないときは、まず中学校へ連絡してください。都の冊子では、受けられなかったことは在籍する中学校から受検する高校へ連絡することになっています。
  • 不登校や強い不安、体調の波で行けなかった場合に追検査の対象になるかは、このページだけでは判断できません。中学校を通して確認してください。
  • 都立の第一次募集(全日制・定時制)には追検査があります。対象は、インフルエンザなどの感染症にかかった人と、「月経随伴症状、痴漢被害等受検者本人の責めによらず、やむを得ない事情等で受検できなかった者」です(1教科でも受けた人は除く)。感染症以外の事情では、第三者機関による証明ができることが条件で、中学校長が都教委と協議します。
  • 申請は中学校長を通して2027年2月22日(月)17時まで(様式27)。中学校を卒業している人は本人か保護者が直接出します。追検査は3月4日出願、3月9日検査です。
追検査のくわしい条件・チャレンジスクール・第二次募集・私立
  • 追検査に出願すると、全日制の第二次募集と分割後期募集には出願できず、志願変更もできません。推薦入試と、分割募集(定員を前期と後期に分けて募集すること)をする都立高校では、追検査はありません。
  • チャレンジスクール:要綱では、正当な事由で面接か作文の一部を受けられなかった人は「受検したものとみなす」とされています。面接と作文は両方受けることが前提なので、どちらかを受けられそうにないときは早めに中学校と志望校に相談してください。都立の実施要綱 第7には、チャレンジスクールの追検査(学力検査はなし)の定めもあります。
  • 第一次募集で決まらなかったときは、第二次募集(全日制は3月4日出願、3月9日検査)があります。どの学校が募集するかは、第一次の結果が出た後に都教委が発表します。
  • 私立は学校ごとの対応です。体調が悪いときの別室受験を要項に書いている学校もあります(例:佼成学園女子「発熱などで体調が悪い場合には別室受験ができます」)。

出典:実施要綱 第6-3・第7(第7-6-1)、都教委の冊子 p.53、チャレンジスクール要綱 第1-7(1)、佼成学園女子 2027年度入試要項

入学後:また休んだら

休む日が増えたとき

  • 単位(科目ごとに、学習の成果として認められるもの)について:単位制の学校では、学年ごとの留年(原級留置)はありません(規則 第25条2項)。取れた単位を積み上げて卒業を目指します。単位がそろうまで学ぶので、卒業までの年数は人によって違います(一橋高校の通信制の公式Q&Aも「卒業までの年数は人によって異なります」)。卒業が延びる場合は追加の学費と、授業料の支援を受けられる残りの期間(お金)も確かめてください。
  • 欠席がどのくらいになると単位が認められないかについて、文部科学省は「全国的な統一の決まり、ルールというようなものはなく」、各高校長が教務規程などで定めると説明しています。都立高校の管理運営規則の本文にも、欠席日数の数字の基準は見当たりません(確認した資料に記載なし)。志望校で単位の認定や進級の決まりを示してもらってください。
  • 文部科学省は令和6年の通知で、「補講その他適切な指導の実施等により、生徒一人一人の実情に応じて柔軟に履修・単位修得を認めることが望まれる」としています。入学前の説明会や個別相談で、次のようにたずねておくと安心です。

「欠席や遅刻が続いたとき、単位や進級の判断はどうなりますか。別室で過ごした時間や、オンラインでの学習は出席や単位に数えられますか。」

遠隔授業・通信教育(36単位まで)と、都の試行
  • 令和6年度から、不登校の生徒が自宅などから遠隔授業や通信教育で単位を取れる仕組みができました(合計36単位まで)。ただし国は「各学校長の判断により実施可能とするもの」としています。出欠も「各学校長の判断により出席扱いとすることができる」とされています。都教委は「校長を対象とした説明会を実施するなど、都立高校等が同制度を適切に活用できるよう取り組んで」いるとしていますが、実施している都立高校の名前の一覧は確認した資料に記載なし。
  • 以下の3つは、都が公表した試行・計画の情報です。2027年度に入学する生徒が使える対象・条件・申込方法は、このページでは確かめられていません。
  • 都教委は「新たな教育のスタイル研究校」(足立工科・六本木・新宿山吹・蒲田・深沢・五日市)で、オンラインの遠隔授業やオンデマンド教材での学習を単位認定につなげる取組を試行しています(令和7年9月以降)。
  • 深沢高校では、不登校傾向の生徒などを対象にした校内の別室指導でオンデマンド教材を使い、学習の成果を単位認定につなげる取組をモデル実施すると都の資料にあります(令和7年5月時点の計画)。
  • チャレンジサポートプランでは、教室になじめない生徒に、別室で支援員などが学習指導や相談をする取組を進めるとしています(実施は不登校の生徒が多いチャレンジスクールなど)。

出典:東京都立学校の管理運営に関する規則 第25条・第26条、一橋高校(通信制)Q&A、文部科学省通知(令和6年2月13日)、中央教育審議会の部会の議事録(令和5年7月21日、文部科学省の説明)、チャレンジサポートプラン(案)への意見と都教委の考え方、都教委「新たな教育のスタイル研究校等の指定について」(令和7年8月25日)、都教委 報告資料(令和7年5月22日)、チャレンジサポートプラン p.14

合わなかったときの道

  • 転学(高校に在籍したまま別の高校へ移る):都立高校は学期ごとに募集をしています。1年生の2学期は、いまと違う課程・学科にも出願できます(例:全日制から定時制へ、普通科から工業科へ)。1年生の3学期以降は原則として同じ課程・学科ですが、卒業に必要な単位を取れると志願先の校長が認めれば、違う課程・学科にも出願できます。
  • 編入学(1年生以上の課程を終えて退学した後に、改めて入学する):都立高校では1学期の募集に限って機会があります。
  • 転学・編入学の募集は、どの学校にでも出願できるわけではありません。事前に志願先の高校に、これまで取った単位を確認してもらいます(単位の照合)。
  • 単位制の高校では、ほかの高校で在学した期間と取った単位も合わせて、卒業に必要な単位を数えられます。
  • チャレンジスクールには、高校を中途退学した人向けの「第2学年相当以上」の募集もあります(令和9年度も7校が各15人。八王子拓真のチャレンジ枠にはなし。2026年10月8日の都教委の発表)。出願できるのは、高校に1年以上在学し、令和8年12月までに19単位以上を修得した人などです。
  • 休む期間が長くなりそうなときは、休学の条件、在籍できる期間、休学中の費用、復学の手続きを学校に確かめてください。転学を考える場合も、退学の手続きをする前に、在籍の状況と単位の扱いを相談します。
  • まずは在学している高校の先生か、東京都教育相談センターの高校進級・進路・入学相談に相談してください。

出典:都教委「都立高校への転学・編入学」、都教委「令和8年度 定時制・通信制 入学案内」 p.5、チャレンジスクール要綱 第1-3(2)、令和9年度 募集人員(2026年10月8日発表)

次に見る:学校をさがす・今年度の流れ・相談先