手続きの流れ・お金・相談先
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今年度の流れ(2026年11月〜2027年4月以降)
都立高校の手続きには、試験の配慮や追検査の申請のように、中学校の校長先生を通して出すものがあります。中学校と連絡を取りにくい場合は、公的な相談窓口で進め方を相談できます。
この表の手続きが、すべての人に必要なわけではありません。当てはまるものを選ぶと、関係する行だけが出ます。
表は左右に動かせます。
| いつ | 何をするか | 動く人 |
|---|---|---|
| 10月〜11月 | 【私立で試験の配慮を希望する人】相談の期限は学校ごとです(例:明星「10月末日までに本校へお問い合わせください」)。過ぎていても学校に相談してみてください。くわしく | 保護者 → 私立高校 |
| 11月中 | 【2027年4月の入学を考えている人】中学校の先生に、欠席の状況、試験で困ること(書く・読む・時間・人の多さなど)、考えている学校を伝える。中学校の定期テストで受けている配慮があれば、それも確認する(入試の配慮はそれを参考に決まります)。 | 保護者・本人 → 中学校 |
| 11月〜1月 | 【2027年4月の入学を考えている人】学校の情報を集め、必要に応じて説明会・個別相談へ。本人の参加が難しい場合は、保護者だけの相談ができるか学校にたずねてください。予約制で、申込の締切が説明会の数週間前の学校があります(例:桐ヶ丘の12月13日の回は11月10日〜30日に予約)。 | 保護者・本人 |
| 11月22日(日) | 【ESAT-Jを受ける人(都内の公立中学校の3年生など。特別支援学級などの扱いはESAT-J)】英語スピーキングテスト(ESAT-J)の本試験。追試験・再試験は12月13日(日)。 | 本人 |
| 11月25日〜30日 | 【ESAT-Jの本試験を病気などで受けられなかった人】12月13日の追試験を受けるには「追試験受験申請」が必要です(11月25日 9時〜11月30日 17時。保護者用マイページから申請し、診断書などの画像を付けます)。くわしく | 保護者 |
| 11月24日〜12月18日 | 【ESAT-Jを申し込んだが受けられなかった人】「結果活用の措置」の申請。本試験を受けられず追・再試験も難しいときは第3次(11月24日〜12月11日)、本試験も追・再試験も受けられなかったときは第4次(12月14日〜18日)。くわしく | 中学校長 |
| 12月ごろ | 【私立の推薦・併願優遇を考えている人】私立の「入試相談」。中学校の先生と高校の間で行う手続きで、時期や方法は学校ごとに違います(例:トキワ松学園の2027年度募集要項では「12月中旬」)。用語の説明 | 中学校 ⇔ 私立高校 |
| 12月18日(金) | 【都立で試験の配慮が必要な人】試験の配慮の申請(様式24)の締切。中学校と相談して準備し、中学校長を通して志願先の高校へ。くわしく | 保護者 → 中学校長 |
| 12月18日〜1月18日 | 【都立の推薦入試を受ける人】出願(ネット入力は1月18日17時まで。書類は1月8日〜18日必着)。検査は1月26日・27日、発表は2月2日。 | 本人・保護者、中学校長の承認 |
| 12月18日〜2月4日 | 【都立の一般入試(第一次募集・分割前期募集)・チャレンジスクールを受ける人】出願(ネット入力は2月4日17時まで。書類は1月29日〜2月4日必着)。本人がネットで入力し、中学校長の承認を経て願書を出します。願書以外の出願書類(調査書など)は中学校から高校へ出します。 | 本人・保護者:入力・願書/中学校:承認・書類提出 |
| 1月15日まで | 【都立を受ける人】中学校から保護者へ「調査書記載事項通知書」が届く(都立に出す調査書の内容)。 | 中学校長 → 保護者 |
| 1月中旬〜22日 | 【私立の推薦を受ける人】推薦の試験日は学校ごとに要項で確かめてください(例:トキワ松学園は1月22日(金))。 | 本人・保護者(入試相談は中学校) |
| 2月10日〜 | 【私立の一般入試・併願優遇を受ける人】試験日は学校ごとに要項で確かめてください(例:トキワ松学園は2月10日(水))。 | 本人・保護者 |
| 2月10日・12日 | 【志望校を変えたい人】志願変更(取り下げ 2月10日 9時〜15時、再提出 2月12日 9時〜正午)。都内の中学校に在籍している人は、中学校長の確認が必要です。 | 本人・保護者、中学校長の確認 |
| 2月19日(金) | 【チャレンジスクールの第2学年相当以上(高校をやめた人などが2年生以上として入る枠)を受ける人】検査。 | 本人 |
| 2月21日(日) | 【都立の一般入試・チャレンジスクール(第1学年相当)を受ける人】学力検査、チャレンジスクールの作文。チャレンジスクールの面接は2月21日以後、各校が決めた日時です(八王子拓真のチャレンジ枠は2月22日)。 | 本人 |
| 2月22日(月) | 【都立の通信制(一橋・新宿山吹・砂川)を受ける人】前期選抜の検査(国語・数学・英語)。通信制の前期選抜と、全日制・定時制の第一次募集の両方を志願することはできません(志願変更もできません)。 | 本人 |
| 2月22日 17時まで | 【都立の第一次募集を当日受けられなかった人】追検査の申請。くわしく | 中学校長 |
| 3月1日 | 【都立の一般入試・チャレンジスクールを受けた人】合格発表(8時30分、ネット)。入学手続は3月1日・2日。 | 本人・保護者 |
| 3月4日〜12日 | 【第一次募集で決まらなかった人】第二次募集(全日制は3月4日出願、9日検査、12日発表)。追検査も3月4日出願、9日検査。 | 本人・保護者 |
| 3月25日〜29日 | 【定時制を考えている人】都立の定時制の第二次募集(3月25日出願、26日検査、29日発表)。 | 本人・保護者 |
| 4月以降 | 【まだ決まっていない人】都立の定時制の第三次募集以降と、通信制の後期選抜以降が4月以降にも行われます(例:一橋の通信制の後期選抜は4月4日)。私立の通信制の募集時期は学校ごとに違います。 | 本人・保護者 |
私立高校と通信制高校の日程は学校ごとに違います。私立の日付は、例に挙げた学校の2027年度募集要項にある日です。必ず各校の募集要項で確かめてください。
出典:令和9年度 都立高校入学者選抜実施要綱(日程、第4-7、第6-1、第6-3、第7)、令和9年度 チャレンジスクール入学者選抜実施要綱、令和8年度 ESAT-J YEAR 3 実施要項、都教委「令和9年度 東京都立高等学校に入学を希望する皆さんへ」 p.80、桐ヶ丘高校「R8 説明会等年間予定表」、トキワ松学園・多摩大学目黒の募集資料(2026年11月2日確認)
お金
- 授業料
- 国の就学支援金(令和8年度から所得制限なし・申請が必要)。私立の全日制・定時制は、都内に住むなどの条件を満たせば、都の助成と合わせて年50万1,000円まで。
- 授業料以外
- 入学金・施設費・教材費・スクーリングの交通費などは別。世帯の収入によって奨学給付金があります。
- 確かめること
- 学校に「1年目にかかる総額」と「支援を受けた後の見込み」を分けてたずねる。
ここに載せた支援は、主に令和8年度(2026年度)の制度です。2027年4月に入学するときの条件・金額・申請時期は、年度が合う公式の案内で確かめてください。
| 制度 | 内容 |
|---|---|
| 国の高等学校等就学支援金 | 令和8年度から所得制限なし。授業料が年額で決まっている学校の年額の上限:公立 全日制11万8,800円・定時制3万2,400円・通信制6,240円、私立 全日制・定時制45万7,200円、私立通信制33万7,200円(授業料の額が上限)。単位ごとに授業料を払う学校は1単位あたりの上限(公立通信制336円、私立通信制1万3,668円など。年30単位・通算74単位まで)で計算します。支給される期間は、全日制が36か月、定時制・通信制が48か月です。申請が必要で、申請の書類は入学する高校から「入学説明会時や入学後に配布されます」(文部科学省)。国籍・在留資格の要件があります。 |
| 都の私立高等学校等授業料軽減助成金 | 都外の私立の全日制・定時制に通っても対象。ただし、保護者等と生徒が「令和8年5月1日から申請時まで引き続き東京都内に住所を有している」ことなどが条件です(進学のために生徒が都外へ移った場合などの例外あり)。国の支援と合わせて年50万1,000円まで。都が認可した私立通信制は、この助成金の申請は「原則必要ありません」。ただし就学支援金の受給額が「都内の私立高等学校(通信制)平均授業料相当額(28万3,000円)に満たない場合」は、問い合わせ先に連絡するよう案内されています。 |
| 都の私立都認可外通信制高等学校在学生授業料助成金 | 都内に住み、ほかの県が認可した私立通信制に通う場合。令和8年度の制度内容として「就学支援金等(国の制度)と合わせて、最大で33万7,200円まで」。授業料が国の支援で全額まかなわれる場合は0円です。令和8年度の申請時期は、2026年11月2日時点で都のページに未掲載(確認中)。 |
| 高校生等奨学給付金 | 授業料以外(教科書、学用品、修学旅行など)の支援。令和8年度から年収490万円程度の世帯まで広がりました。就学支援金とは別に申し込みます。都立など国公立の分は都教委、私立の分は東京都私学財団(令和8年度 私立高等学校等奨学給付金。保護者が都内に住んでいる場合)です。 |
| 東京都立学校等給付型奨学金 | 都立高校の生徒が対象。生活保護・住民税非課税などの世帯は上限5万円、住民税所得割額(保護者の合算)が18万2,500円未満の世帯(年収の目安はおよそ270万〜490万円未満)は上限3万円。学校行事・模試・検定などの費用を都が保護者に代わって支払います。 |
費用を比べるときに見ておくこと
授業料のほかに、入学金、施設費、教材やタブレット端末、必ず通う日(スクーリング・試験)の交通費や宿泊費などがかかることがあります。必要かどうかと金額は学校・コースごとに違うので、学校の費用の表で確かめてください。通信制では、学習を支える民間の施設(サポート校など)に別の費用がかかることがあり、その費用は授業料の支援の対象外です。就学支援金や都の授業料助成の対象は授業料だけで、入学金・施設費・教材費・スクーリングの交通費や宿泊費は含まれません(奨学給付金は、対象の世帯に授業料以外の費用を支援します)。学校には「1年目にかかる総額」と「支援を受けた後の見込み」を分けてたずねてください。
「入学手続までに払う金額と、支援が反映される時期を教えてください。いったん立て替える必要はありますか。分納や延納の制度はありますか。」
出典:文部科学省「高等学校等就学支援金・新制度の概要」(令和8年6月、支給期間・支給限度額の表)、東京都私学財団「授業料軽減助成金」・令和8年度リーフレット(通信制)・私立高等学校等奨学給付金、文部科学省 就学支援金Q&A、東京都生活文化局「私立都認可外通信制高等学校在学生授業料助成金」(2026年9月24日更新)、文部科学省「高校生等奨学給付金」、都教委「奨学のための給付金(国公立)」、都教委「東京都立学校等給付型奨学金」
相談先
迷ったら:東京都教育相談センター 0120-53-8288(24時間・不登校や発達の相談、保護者も可)
まずは在籍している中学校の担任・進路の先生です。中学校と話しにくいとき、何から始めればいいか分からないときは、次の公的な窓口を使えます。東京都教育相談センターの高校進級・進路・入学相談(来所)は「相談は無料です」と案内しています(来所相談のページ)。ほかの窓口の料金は各窓口の案内で確かめてください(0120で始まる番号はフリーダイヤルです)。
東京都教育相談センター 教育相談一般
0120-53-828824時間受付。不登校や集団になじめないこと、子どもの発達についての相談ができます。保護者も相談できます。電話は1回ごとの相談で、続けて相談したいときは同じ番号で来所相談(心理職が担当)を申し込めます(申込は平日9時〜17時)。メール相談もあります。
東京都教育相談センター 高校進級・進路・入学相談
03-3360-4175月〜土曜日 9時〜17時(祝日・年末年始を除く)、予約不要。都立高校への入学・転学・編入学、高校を中途退学した後の進路の相談です。来所相談は予約制で、保護者だけでも、子どもと一緒でも相談できます。来所の予約は24時間ウェブでも受け付けています(来所相談の案内)。
- 試験の配慮(様式24)について:都教委 高等学校教育課 入学選抜担当 03-5320-6745
- ESAT-J の配慮について:0120-803-883(月〜金 10時〜19時。11月の土曜・祝日なども受付)
- 都立高校の通級について:都教委 特別支援教育課 発達障害教育推進担当 03-5320-7838
- 高校に籍がない人(中途退学した人など)の就学サポート:青少年リスタートプレイス 03-3360-4192
- 私立高校・通信制高校の入試や支援は、各学校に直接たずねます。
相談するときの言い方の例
「中学校の欠席が多く、〇〇(例:長い時間座っていること、作文、人の多い場所)に難しさがあります。出願できる条件、試験での配慮、入学後の支えについて相談したいです。」
出典:東京都教育相談センター 教育相談一般、来所相談、メール相談、高校進級・進路・入学相談、進路相談会(来所)の案内、都立高校入試相談コーナー、東京都特別支援教育推進室、青少年リスタートプレイス
まだ確かめていないこと
- 試験の配慮(様式24)で、実際に診断書を求められることがあるか、休憩を頼めるか(要綱・様式に記載なし)
- 令和9年度のチャレンジスクールの面接時間・作文の字数(共通の要綱では作文50分。学校ごとの案内を確認中)
- 通級による指導を行っている都立高校の名前(都の報告にあるのは令和7年度の校数・人数まで。学校の公式資料に実施を書いている例は学校一覧の「発達障害(通級)」のタグで確かめられる)と、不登校の生徒向けの遠隔授業・通信教育(36単位まで)を実際に行っている都立高校の名前
- 都立全日制の各校で、欠席と単位の認定・進級の関係を決めている規程の中身
- 都認可外通信制の授業料助成の、令和8年度の申請時期
- 私立で資料を閲覧できなかった学校、高校の募集を公式資料で確認できなかった学校(一覧の各地域の下に校名)
主な出典
- 令和9年度 東京都立高等学校入学者選抜実施要綱・細目・様式(東京都教育委員会、2026年9月)
- 令和9年度 チャレンジスクール入学者選抜実施要綱
- 令和9年度 実施方法一覧 別表(p.108〜110、p.113〜114、p.118、p.133〜135、別表6)
- 都教委「令和9年度 東京都立高等学校に入学を希望する皆さんへ」
- 令和8年度 中学校英語スピーキングテスト(ESAT-J YEAR 3)実施要項
- 令和8年度 都立高校入学者選抜 受検状況(2026年2月)
- 都教委「令和8年度 定時制・通信制 入学案内」、都立高校への転学・編入学
- 都立高校の通級による指導(リーフレット)、都立高校における発達障害教育の手引き、都立高校におけるチャレンジサポートプラン
- 文部科学省「高等学校等における多様な学習ニーズに対応した柔軟で質の高い学びの実現について」(令和6年2月13日)
- 文部科学省「高等学校等就学支援金・新制度の概要」、東京都私学財団「授業料軽減助成金」、東京都生活文化局「私立都認可外通信制高等学校在学生授業料助成金」
- 東京都生活文化局「東京都知事が認可している私立高等学校の一覧」(掲載ページの表記は令和8年4月1日現在)、同「通信教育を行う区域に東京都を含む広域・狭域通信制高校の一覧」
- 東京都教育相談センター、都立高校入試相談コーナー、東京都特別支援教育推進室
- 各高校の公式サイト・募集要項(学校ごとのリンクは一覧の各行)