図でつかむ
惑星の順序だけでなく、地球型惑星と木星型惑星の違いも位置とセットで覚えます。
太陽 ── 自ら光を出す恒星
恒星:自ら光を出す星(太陽など)
惑星:恒星の周りを回る星。自ら光らない(地球など)
衛星:惑星の周りを回る星(月など)
- 太陽:直径 約 140万km(地球の約 109倍)
- 地球からの距離:約 1億5000万km(光で約 8分20秒)
- 表面温度:約 6000℃
- 主成分:水素とヘリウム
- 核融合反応で光と熱を放出
太陽系の8惑星
太陽に近い順に:
- 水星(Mercury):太陽に最も近い、大気がほぼない
- 金星(Venus):明けの明星・宵の明星、CO₂大気で灼熱
- 地球(Earth):液体の水と生命
- 火星(Mars):赤い惑星、水の痕跡
- 木星(Jupiter):最大の惑星、ガス惑星、大赤斑
- 土星(Saturn):美しい環、ガス惑星
- 天王星(Uranus):青緑色、横倒しに自転
- 海王星(Neptune):青い惑星、最も外側
地球型惑星と木星型惑星
| 地球型 | 木星型 | |
|---|---|---|
| 該当 | 水星・金星・地球・火星 | 木星・土星・天王星・海王星 |
| 大きさ | 小さい | 大きい |
| 密度 | 大(岩石・金属) | 小(ガス) |
| 衛星 | 少ない(0〜2個) | 多い |
| 環 | なし | あり |
- 中学理科では、水星・金星・地球・火星を 地球型惑星、木星・土星・天王星・海王星を 木星型惑星として整理する。
- くわしく見ると、天王星・海王星は氷成分も多く、木星・土星とは性質が少し違う。
- テストではまず「内側4つは小さく密度大、外側4つは大きく密度小」という対比で判断する。
太陽系の構造
- すべての惑星は 太陽の周りを同じ向きに公転
- 軌道は ほぼ円に近い楕円
- すべての惑星はほぼ 同じ平面上を回る
- その他:小惑星(火星と木星の間)、彗星、準惑星(冥王星など)
銀河系と宇宙の広がり
銀河系:太陽系を含む、約 2000億個の恒星の集まり。直径約 10万光年。
宇宙には銀河系のような 銀河が数千億個ある。
私たちが見上げる天の川は、銀河系を内側から見たもの。
各惑星の特徴
水星:太陽に最も近い、大気がほぼなく温度差激しい(昼400℃、夜−170℃)
金星:「明けの明星」「宵の明星」、CO₂大気で温室効果 → 約460℃
地球:液体の水と生命、青い惑星
火星:赤褐色(鉄さび)、極冠、過去に水の痕跡
木星:太陽系最大、ガス惑星、大赤斑(巨大な嵐)
土星:美しい環(氷と岩)
天王星:横倒しに自転、青緑色
海王星:青い惑星、最も外側、強い風
惑星を観察するときの見方
観察事実:惑星は星座の中を少しずつ位置を変えていく。恒星のように星座の形をつくって固定されているわけではない。
考察:惑星も地球も太陽のまわりを公転しているため、地球から見た方向が日ごとに変わる。
結論:惑星は「恒星のまわりを公転し、自ら光らず太陽の光を反射して見える天体」である。
太陽系の小天体
- 小惑星:火星と木星の間に多く分布(小惑星帯)
- 彗星:氷と塵の天体、太陽に近づくと尾を引く
- 準惑星:冥王星・エリスなど(2006年に冥王星は惑星から除外)
- 流星:宇宙塵が大気で燃える(流れ星)
- 隕石:地表まで届く宇宙からの石
- 夜空の星は ほとんどが恒星(自ら光る星)
- 「星座」は、人間が便宜上線でつないだ星の並び
- 太陽も恒星の1つ。たまたま近いから昼間も見える
- 冥王星は2006年に「準惑星」に分類された
- 太陽系の惑星は8つ(水・金・地・火・木・土・天・海)
- 覚え方:「水金地火木土天海」
- 恒星:大気のゆらぎで 瞬いて見えやすい、距離は遠い
- 惑星:恒星より 瞬きにくい、距離は比較的近い
- 恒星のほうが多いが、明るく見える惑星もある(金星など)
練習問題
- 自ら光を出す星は
- 惑星の周りを回る星は
- 太陽の主成分
答えを見る
(1) 恒星 (2) 衛星 (3) 水素とヘリウム
太陽に近い順に並べよ。火星、水星、金星、土星、海王星、地球、木星、天王星
答えを見る
水星、金星、地球、火星、木星、土星、天王星、海王星
地球と木星はそれぞれどちらの型か。違いを2つ。
答えを見る
地球:地球型、木星:木星型。違い:大きさ(木星型は大)、密度(木星型は小)、組成(地球型は岩石、木星型はガス)、衛星数、環の有無など。
夜空で、星座の中を数日かけて少しずつ位置を変える明るい天体が見えた。この天体は恒星・惑星のどちらと考えられるか。理由も答えよ。
答えを見る
惑星。惑星は太陽のまわりを公転しているため、地球から見ると恒星でできた星座の中を移動して見えるから。
まとめ
- 恒星:自ら光る / 惑星:恒星の周りを回る / 衛星:惑星の周りを回る。
- 太陽系の惑星 = 水・金・地・火・木・土・天・海(覚え方:水金地火木土天海)。
- 地球型(小さく密度大)と木星型(大きく密度小)。
- 銀河系は約 2000億個の恒星の集まり、宇宙には銀河が数千億個。