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データの比較の解き方/コツ

データの比較は、中央値だけでなく散らばりも合わせて見ることがコツ。箱ひげ図と四分位範囲(Q3−Q1)を使い、「中心の高さ」と「ばらつき」の両面から判断します。目的(高い/安定)を言い換えて、根拠語をそえて結論を書こう。

データの比較 を解く・整理する5ステップ

各ステップをクリックすると詳しい説明と例が開きます。

ステップ 1:ステップ1: 目的を言い換える

問題が「どちらがよいか」を聞いているとき、まず目的を「中央値が高い=高得点」「四分位範囲が小さい=安定」のように具体語に言い換える。目的が決まれば、見るべき値(中央値か散らばりか)がはっきりして、結論の根拠語も選びやすくなる。

例題:「どちらのクラスが安定して高い?」→ 中央値が高く、四分位範囲が小さい方を選ぶ、と読みかえる。
ステップ 2:ステップ2: 中央値で中心の高さを比べる

それぞれのデータの中央値(Q2)を読み、どちらが大きいかを確認する。中央値は外れ値の影響を受けにくいので、偏りのあるデータでも使いやすい代表値。平均値だけで勝敗を決めないように注意する。

例題:クラスA:Q2=65、クラスB:Q2=70 → Bの方が中央値が高い=中心は高得点側。
ステップ 3:ステップ3: 四分位範囲で散らばりを比べる

四分位範囲 = Q3 − Q1 を計算して、中央50%のばらつきを比較する。値が小さいほど安定、大きいほど個人差が大きい。範囲(最大値−最小値)も合わせて見ると、外側まで含めた広がりが分かる。

例題:A:Q3−Q1=75−55=20、B:80−60=20 → 四分位範囲は同じ(ともに20)で、中央50%の散らばりは等しい。
ステップ 4:ステップ4: 分布の形と離れた値を確認する

箱ひげ図で中央値の位置とひげの長さを見て、左右対称か偏りがあるかを判断する。ひげが極端に長かったり、他の値から大きく離れた値があれば、結論に影響することがあるので注意する。

例題:データ 5,7,8,9,10,11,12,14,100 → 100だけ他の値から大きく離れているので、中央値や四分位範囲で比べた方が適切。
ステップ 5:ステップ5: 根拠語をそえて結論を書く

比較文には「中央値」「四分位範囲」など根拠語を必ず入れる。形は「AはBより中央値が□、四分位範囲が△なので〜」。どの値を見て判断したかを言葉にすることで、見た目だけの説明から数値根拠のある説明に変わる。

例題:「AはBより中央値が高く、四分位範囲が小さいので、安定して高得点」。

これだけは覚える

中央値で中心、四分位範囲(Q3−Q1)で散らばりの2本柱で比べる。他から大きく離れた値があれば結論に影響するので確認する。結論には「中央値」「四分位範囲」などの根拠語を必ず入れる。

よくあるつまずき

平均値だけで勝敗を決める/中央値が同じなら同じデータと思いこむ/箱が長い=悪いと決めつける/グラフの見た目だけで説明し数値根拠を書かない、などのつまずきに注意。

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出典・最終更新

  • 出典基盤:教科書(数学)の核となる手順と概念データに基づく整理。
  • 編集方針:教科書頻出の解き方・コツを、段階的なステップに分け、つまずきポイントと核となるルールを併記しています。
  • 最終更新:2026-06-27