図でつかむ
一つの課題だけでなく、人口・情報・環境・経済が影響し合う構造で考えます。
少子高齢化
- 合計特殊出生率は低く、人口を維持する水準を下回っている
- 高齢化率は高く、65歳以上が人口の大きな割合を占める
- 将来人口は減少が予測されている。具体的な数値は最新の人口推計で確認
少子高齢化の課題
- 年金・医療・介護の社会保障費の増大
- 労働人口の減少
- 経済成長の鈍化
- 地域コミュニティの維持困難
- 子育て世代の負担増
- 背景:出生率の低下、平均寿命の伸び、都市への人口集中。
- 結果:働く世代の割合が下がり、支える人と支えられる人のバランスが変わる。
- 比較:都市部は保育・住宅・通勤の負担、地方は交通・医療・学校維持の課題が目立つ。
情報化社会
インターネット・スマートフォン・SNS・AI の普及
→ 情報が瞬時に世界中で共有される
→ 仕事・教育・買い物の仕方が大きく変わる
- メリット:便利、効率的、情報アクセスが容易
- デメリット:フェイクニュース、プライバシー侵害、依存症、デジタル格差
- 必要な力:メディアリテラシー(情報を見極める力)
グローバル化
- 食品の多くを輸入に頼る。食料自給率は年度で変わるため最新資料で確認
- 多国籍企業の活動
- 外国人労働者・観光客の増加
- 共通の課題:感染症・気候変動・テロなど
多様性(ダイバーシティ)
- 性別・人種・国籍・年齢・障害など、多様な人々が共生
- LGBTQ+の権利
- 外国人労働者の受け入れ
- 障害者の社会参加
- 男女共同参画社会
多様性は「違いをただ認める」だけでなく、学校・職場・地域で参加しやすい条件を整えることまで含みます。言語、バリアフリー、働き方、差別をなくす制度などが具体例です。
SDGs(持続可能な開発目標)
2015年 国連で採択。2030年までに達成すべき17の目標。
貧困・飢餓・健康・教育・ジェンダー・水・エネルギー・働きがい・経済成長・不平等是正・住み続けられる街・気候変動など
- 少子化:子どもの数が減ること
- 高齢化:65歳以上の割合が増えること
- 2つはセットで進行する。「少子高齢化」
人口ピラミッドの変化
1950年:富士山型(若年層が多い・ピラミッド型)
1990年:つりがね型(出生率低下・各世代均等)
2020年代:つぼ型(高齢者が多く、若年層が少ない形)
→ 一人の若者が高齢者を支える構造に
少子高齢化への対策
- 子育て支援:保育所増設、児童手当、育児休業
- 働き方改革:女性活躍、テレワーク、時短勤務
- 外国人労働者の受け入れ:技能実習、特定技能
- AI・ロボットの活用:人手不足を技術で補う
- 高齢者の活躍:定年延長、シニア雇用
情報化社会の課題と対策
フェイクニュース対策:複数のソースを確認、公的機関の情報を優先
SNSのトラブル:個人情報の流出、誹謗中傷、いじめ
デジタル格差:高齢者・低所得家庭との情報格差
サイバー犯罪:詐欺、ハッキング、ウイルス
→ 情報モラル教育と セキュリティ対策が必要
SDGs 17の目標(一部)
- 1: 貧困をなくそう
- 2: 飢餓をゼロに
- 4: 質の高い教育をみんなに
- 5: ジェンダー平等を実現しよう
- 7: エネルギーをみんなに、そしてクリーンに
- 13: 気候変動に具体的な対策を
- 14: 海の豊かさを守ろう
- 16: 平和と公正をすべての人に
- 便利さの裏に プライバシーの問題がある
- 情報の 真偽を見極める力(メディアリテラシー)が不可欠
- 誰でも発信できる時代=誰でも被害者にも加害者にもなりうる
- 輸入に頼ると 食料安全保障の問題が起こる。食料自給率は最新資料で確認
- 外国人労働者の 権利保障も必要
- グローバルとローカル(国内)のバランス
練習問題
- 子どもの数が減り、高齢者の割合が増える現象
- 人・モノ・お金・情報が国境を越えて動くこと
- 情報を正しく見極める力
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(1) 少子高齢化 (2) グローバル化 (3) メディアリテラシー
SDGsとは何か。何年に採択されたか。
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持続可能な開発目標。2015年に国連で採択。2030年までに達成すべき17の目標。
少子高齢化が社会保障と地域社会に与える影響を説明しなさい。
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例:高齢者が増えると年金・医療・介護の支出が増える一方、働く世代が減るため保険料や税を負担する人が少なくなる。地方では人口減少によって学校、病院、公共交通などの維持が難しくなる。
まとめ
- 現代社会の3つの変化:少子高齢化・情報化・グローバル化。
- 少子高齢化:社会保障費増、労働人口減、経済成長鈍化。
- 地域では、医療・交通・学校・買い物など生活基盤の維持も課題。
- 情報化:便利だが、フェイクニュース・プライバシー問題。
- グローバル化:相互依存と共通課題。
- 多様性とSDGs(17の目標)が今後の方向性。