この章の比較ペア(まとめ表)
| 比較ペア | A | B |
|---|---|---|
| must notとdon't have toの違い | must not | don't have to |
| mustとhave toの違い | must | have to |
| mustとshouldの違い | must | should |
1. must notとdon't have toの違い
| 比べる軸 | must not | don't have to |
|---|---|---|
| 意味 | してはいけない(禁止) | する必要がない(不要) |
| 強さ | 強い禁止のニュアンス | 義務がないことを伝えるだけ |
| 後ろの形 | must not+動詞の原形 | do not have to+動詞の原形 |
| 短縮形 | mustn't | don't have to(短縮はdon'tのみ) |
| 例文 | You must not use your phone here. | You don't have to come if you're busy. |
| 和訳イメージ | ダメ・禁止のサイン | やってもやらなくても自由 |
| 場面 | 校則・交通ルール・図書館 | 任意の予定・自由参加 |
なぜこの違いが生まれたのか
日本語ではどちらも「〜ない」と訳せるため同じに見えますが、英語ではmust notは「禁止」、don't have toは「不要」と意味が真逆です。mustが「絶対やる」の否定なので「絶対やってはいけない」になり、have toが「やる必要がある」の否定なので「やる必要がない」になります。
混同しやすいポイント
「走らなくていい」をYou must not run.と書いてしまう誤りが多いです。これは「走ってはいけない」という禁止の意味になります。正しくはYou don't have to run.です。
テストでの聞かれ方
You must not runとYou don't have to runの意味の違いを答える問題や、日本語「〜する必要はない/〜してはいけない」を英訳して書き分けさせる問題が定番です。
2. mustとhave toの違い
| 比べる軸 | must | have to |
|---|---|---|
| 品詞 | 助動詞 | 動詞句(have+to不定詞) |
| 後ろの形 | must+動詞の原形 | have to+動詞の原形 |
| 三人称単数 | 形は変わらない(She must ...) | has toに変える(She has to ...) |
| 過去形 | 中学では使いにくい(過去形なし) | had toで過去を表せる |
| 否定 | must not=禁止 | don't have to=不要 |
| 例文 | You must do your homework. | I have to do my homework. |
| 使いやすさ | 強い義務・命令的 | 日常の必要・事情による義務 |
なぜこの違いが生まれたのか
どちらも「〜しなければならない」と訳せますが、mustは助動詞なので主語が変わっても形が同じで、過去形もありません。一方have toは一般動詞のように使い、三人称単数ではhas to、過去ではhad toと変化します。過去の義務を言うときはhave toを使う必要があります。
混同しやすいポイント
三人称単数のときShe must to doやShe have toと書いてしまう誤りが多いです。mustの後ろにtoは付けず、have toは三人称でhas toになります。
テストでの聞かれ方
「She ( ) clean her room.」の空所にmust/has toのどちらが入るかを選ばせたり、「私は昨日勉強しなければならなかった」をI had to study yesterday.と書かせる問題が出ます。
3. mustとshouldの違い
| 比べる軸 | must | should |
|---|---|---|
| 意味 | しなければならない(義務) | すべきだ(助言・提案) |
| 強さ | 強い・絶対やる必要 | 弱い・やった方がよい |
| 否定 | must not=してはいけない(禁止) | should not=しないほうがよい(助言) |
| 後ろの形 | must+動詞の原形 | should+動詞の原形 |
| 例文 | You must wear a helmet. | You should be on time. |
| 場面 | 校則・法律・絶対のルール | アドバイス・マナー |
| 断り方 | 拒否しにくい | 従わなくても許される雰囲気 |
なぜこの違いが生まれたのか
mustは「絶対にやらないといけない」という強い義務を表すのに対し、shouldは「やった方がいいよ」という助言や提案です。校則やヘルメット着用のように破ってはいけないものはmust、時間を守る・お互いを尊重するなど望ましい行動はshouldで表します。
混同しやすいポイント
強い禁止のつもりでYou shouldn't run in the hallway.と書くと「廊下では走らない方がいいよ」という軽い助言になってしまい、校則の禁止としては弱すぎます。校則ならYou must not run.が正解です。
テストでの聞かれ方
場面に合う助動詞を選ぶ問題(校則→must/アドバイス→should)や、shouldn'tとmust notを日本語の強さで書き分ける英作文が定番です。
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出典・最終更新
- 出典基盤:教科書(英語)の核となる事実と概念データに基づく整理。
- 編集方針:教科書頻出の混同ペアを、比較表と背景説明、混同ポイント、テストでの問われ方までセットで提示しています。
- 最終更新:2026-06-27
