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単語帳 6 ── 義務・ルール(must / have to)

NEW CROWN 2 では must や have to を使って、必要なこと・してはいけないことを表します。学校生活、ルール、行動に関する語句を整理します。

📘 動詞(義務・行動)

  • follow:従う、ルールを守る
  • obey:服従する
  • respect:尊重する
  • listen:聞く
  • study:勉強する
  • work:働く
  • clean:掃除する
  • wash:洗う
  • help:助ける
  • arrive:到着する
  • wait:待つ
  • hurry:急ぐ
  • be quiet:静かにする
  • be careful:注意する
  • protect:守る
  • save:節約する・救う
  • recycle:再利用する
  • share:分かち合う
  • finish:終える
  • turn off / on:消す/つける

📜 ルール・規則

  • rule:ルール、規則
  • law:法律
  • manner:マナー
  • etiquette:礼儀作法
  • permission:許可
  • duty:義務
  • responsibility:責任
  • schedule:予定
  • homework:宿題
  • uniform:制服
  • punishment:罰
  • warning:警告
  • safety:安全
  • environment:環境
  • habit:習慣
  • routine:日課

📋 「すべき・してはいけない」表現

  • must / must not (mustn't):しなければならない/してはいけない
  • have to / don't have to:しなければならない/必要ない
  • should / shouldn't:すべき/すべきでない
  • need to / don't need to:必要がある/必要ない
  • be allowed to:許される
  • be supposed to:〜することになっている

🏫 学校生活

  • class:授業・クラス
  • subject:教科
  • teacher:先生
  • classmate:クラスメート
  • principal:校長
  • chair:椅子 / desk:机
  • blackboard:黒板
  • library:図書館
  • gym:体育館
  • classroom:教室
  • hallway / corridor:廊下
  • lunch:給食・昼食
  • break / recess:休み時間

📝 must / have to / should フレーズ

義務の表現

You must follow the rules.

I have to do my homework.

You should be on time.

You must not run in the hallway.

You don't have to come if you're busy.

We should respect each other.

Students must wear a uniform.

You shouldn't eat in class.

否定形の意味に注意

  • must not:してはいけない。禁止を表す。
  • do not have to:する必要はない。禁止ではなく「不要」。
  • should not:しないほうがよい。must not より弱い助言。
  • has to:主語が he / she / it / 人名のとき。例:She has to clean her room.
  • had to:過去の「しなければならなかった」。must には中学で使いやすい過去形がないので have to で表す。

この章でつまずきやすいところ

義務・ルールの単元では、must と have to、must not と don't have to が日本語訳だけで似て見え、本文を読む途中で意味を取り違えがちです。読みながら迷いやすい場面を整理します。

must not と don't have to を同じ意味に読んでしまう

  • つまずく場面:本文で You must not run in the hallway. の次の行に You don't have to come if you're busy. と続くと、どちらも「〜ない」に見えて、両方を「禁止」として読み進めてしまい意味がつながらなくなる場面。
  • 克服のコツ:見分け方は not の位置と意味の役割。must not は「must(義務)+not」で義務を打ち消し、行為そのものを禁止する。don't have to は「have to(必要)+don't」で必要性を打ち消すだけで、やってもよい。日本語の「〜ない」だけで判断せず、英語側の打ち消す対象を確認する。
  • ミニ例:You must not run=走るな(禁止)。You don't have to run=走らなくてよい(不要・走ってもよい)。本文では「禁止」か「不要」かで場面が真逆になる。

must の後ろに to を入れて読みたくなる

  • つまずく場面:have to study を見たあとに We must study hard. が出てくると、頭の中で「must to study」と発音しなおしてしまい、本文の must wear や must be quiet を読むときに余計な to を補って意味が取れなくなる場面。
  • 克服のコツ:位置関係で覚えると安全。have to の to は have の相棒で、後ろに動詞の原形を呼ぶための to。一方 must は単独の助動詞で、直後にいきなり動詞の原形が来る。must と動詞の間に何も入らない、と位置で固定しておく。
  • ミニ例:正:You must wear a helmet. / You must be quiet. 誤:You must to wear ... 一方、You have to wear a helmet. では to が必要。

have to の主語が she / he のとき has to に直し忘れる

  • つまずく場面:本文で I have to do my homework. を読んだ直後に She ___ clean her room. の空所が出て、つい have to のまま読み流してしまい、She have to ... と頭の中で組み立ててしまう場面。
  • 克服のコツ:見分け方は主語の人称と数。主語が he / she / it / 人名など三人称単数のときは、現在形の have to は has to に形を変える。must は主語が変わっても形が変わらないので、主語チェックは特に have to のときに行うと決めておく。
  • ミニ例:I / You / We have to clean the room. → She / He / Ken has to clean the room. must なら主語が誰でも must clean のまま。

must の過去を mustted などと作ってしまう

  • つまずく場面:本文に Yesterday I ___ study for the test. のような過去の場面が出てきたとき、直前で must を学んだ流れで「musted」「must ed」のような形を作ろうとして手が止まり、文の時制が決められなくなる場面。
  • 克服のコツ:時系列で整理する。中学では must に使いやすい過去形がないので、過去の義務は have to の過去形 had to で表す、と置き換えのルールにしておく。現在=must / have to、過去=had to、と時間軸の上で have to 側に乗り換えるイメージ。
  • ミニ例:現在:I have to study today. / I must study today. 過去:I had to study yesterday.(×I musted / ×I must studied)

練習問題

問題1:英訳
  1. 君は宿題をしなければならない。
  2. 君は急ぐべきだ。
  3. 君は静かにしなければならない。
  4. 君は来る必要はない。
答えを見る

(1) You must do your homework.

(2) You should hurry.

(3) You must be quiet.

(4) You don't have to come.

問題2:意味の違い

"You must not run" と "You don't have to run" の意味の違いを答えよ。

答えを見る

You must not run:走ってはいけない(禁止)

You don't have to run:走る必要はない(不要)

意味が真逆なので注意!

教科書の中心語と関連語をセットで増やす

教科書本文に出る語は、1語ずつ切り離すより、同じ場面で使う語とまとめて覚えると長く残ります。ここでは、この単元の中心語に、英作文で使いやすい関連語を足して整理します。

  • rule:規則
  • law:法律
  • safety:安全
  • permission:許可
  • responsibility:責任
  • protect:守る
  • follow:従う、守る
  • keep:保つ
  • wear:身につけている
  • bring:持ってくる
  • throw away:捨てる
  • turn off:消す

本文で使えるチャンク

チャンクは「単語のかたまり」です。単語だけを暗記するより、短い型で覚えると、読解・英作文・スピーキングにそのまま使えます。

文で覚えるチャンク

We must follow the school rules.
私たちは校則を守らなければなりません。

You must not use your phone here.
ここで携帯電話を使ってはいけません。

I have to bring my notebook tomorrow.
私は明日ノートを持ってこなければなりません。

You do not have to wear a uniform today.
今日は制服を着る必要はありません。

We should protect the environment.
私たちは環境を守るべきです。

Please turn off the lights.
電気を消してください。

覚え方
禁止と不要を必ず分ける
must not は「してはいけない」、do not have to は「する必要がない」です。日本語ではどちらも否定に見えますが、意味は大きく違うので、例文ごと覚えるのが安全です。
追加問題:義務とルールの英作文
このページの語句を使って、次の日本語を英語にしなさい。
  1. 私たちは図書館で静かにしなければなりません。
  2. ここで走ってはいけません。
  3. あなたは今日、その本を持ってくる必要はありません。
  4. 私たちは自然を守るべきです。
答えを見る

(1) We must be quiet in the library.

(2) You must not run here.

(3) You do not have to bring the book today.

(4) We should protect nature.

単語を文で使う練習

単語は意味だけで覚えるより、短い英文の中で使うほうが残ります。次の英文を3回音読し、太字の語を別の語に入れ替えて自分の文を作ってください。

音読用ミニ例文

We must follow the rules.
私たちはルールを守らなければなりません。

I think that English is useful.
私は英語は役に立つと思います。

This book is more interesting than that one.
この本はあの本よりおもしろいです。

I have to finish my homework.
私は宿題を終えなければなりません。

She gave me good advice.
彼女は私によい助言をくれました。

  • 1回目:英語だけを見て読む。
  • 2回目:日本語の意味を確認して読む。
  • 3回目:主語や名詞を入れ替えて、自分の文にする。
追加問題(単語を使った英作文)
次の日本語を英語にしなさい。完全に同じでなくても、意味が通ればよい。
  1. 私たちはルールを守らなければなりません。
  2. 私は英語は役に立つと思います。
  3. この本はあの本よりおもしろいです。
答えを見る

(1) We must follow the rules.

(2) I think that English is useful.

(3) This book is more interesting than that one.

もっと知る ── 発展・実生活(出典つき)

※ 教科書の内容に、信頼できる出典をもとにした発展・実生活・時事の話題を補足しています(教科書そのものではありません)。

自転車のヘルメットは「努力義務」(have to ではないルール)実生活

2023年4月から、すべての自転車利用者はヘルメットをかぶる「努力義務」になりました。これは「かぶらなければならない(must / have to)」という強い命令ではなく、「かぶるよう努めましょう」という意味です。警察庁によると、自転車事故でヘルメットを着用していなかった人の致死率(頭部の損傷による死亡の割合)は、着用していた人の約1.7倍高くなっています。

出典:警察庁「頭部の保護が重要です ~自転車用ヘルメットと頭部保護帽~」

2026年から自転車の違反に「青切符」、ルールを守る義務が強くなった発展

2026年4月から、16歳以上の自転車利用者の交通違反に「青切符(交通反則通告制度)」が適用されました。スマホを見ながらの運転などの違反をすると反則金を払うことになります。これまであいまいだった自転車のルールが、英語で言えば You must follow the rules. のように、より守るべき義務として明確になったのです。

出典:警察庁 自転車ポータルサイト「自転車の新しい制度」

3Rには「順番(優先順位)」がある ── まず Reduce発展

環境を守る行動 3R は、Reduce(へらす)・Reuse(くりかえし使う)・Recycle(再資源化する)の3つです。環境省によると、この3つには優先順位があり、Reduce が最も優先されます。英作文でも We should reduce waste first. のように、ただ recycle すればよいのではなく順番が大切だと表現できます。

出典:環境省 ecojin「3R徹底宣言!」

電車の優先席(priority seat)とマナーは英語でこう言える実生活

国土交通省は、電車などの優先席を必要な人がきちんと使えるよう、優先席の適正な利用やゆずり合いを進めています。優先席で席をゆずったり、困っている人に声をかけたりするとき、英語では Can I help you? や You can take this seat. のように言えます。法律で罰せられる義務(must)ではなく、おたがいを尊重する manner(マナー)の例です。

出典:国土交通省「バリアフリー」

「禁止(must not)」と「不要(don't have to)」は社会のルールでも真逆発展

ヘルメットの努力義務は「かぶらなくても罰はない」=don't have to に近く、自転車の青切符の対象になる危険な運転は「してはいけない」=must not にあたります。同じ交通ルールでも、英語では must not(禁止)と don't have to(必要なし)できちんと言い分けます。意味が真逆なので、日本語の「~ない」だけで判断しないことが大切です。

出典:政府広報オンライン / 警察庁 自転車ポータルサイト「自転車の新しい制度」