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中学生の学習ノート教科書をもう一段くわしく

単語帳 5 ── 受動態と過去分詞

過去分詞は、受動態だけでなく NEW CROWN 2 後半の現在完了でも必要になる形です。歴史・建物・文化を説明するときによく使う動詞と語句を整理します。

📘 不規則動詞(過去分詞重要)

原形過去形過去分詞意味
buildbuiltbuilt建てる
writewrotewritten書く
makemademade作る
findfoundfound見つける
seesawseen見る
knowknewknown知る
speakspokespoken話す
readreadread読む
eatateeaten食べる
dodiddoneする
taketooktaken取る
breakbrokebroken壊す
buyboughtbought買う
teachtaughttaught教える
thinkthoughtthought考える

📒 規則動詞

  • paint – painted:(絵を)描く
  • design – designed:設計する
  • create – created:創る
  • invent – invented:発明する
  • discover – discovered:発見する
  • visit – visited:訪れる
  • love – loved:愛する
  • use – used:使う
  • cover – covered:覆う
  • kill – killed:殺す
  • save – saved:救う
  • open – opened:開ける
  • close – closed:閉める
  • publish – published:出版する

🏛 歴史・文化

  • history:歴史
  • culture:文化
  • tradition:伝統
  • old:古い
  • ancient:古代の
  • modern:現代の
  • century:世紀
  • year:年
  • famous:有名な
  • popular:人気の
  • historical:歴史的な
  • art:芸術
  • painting:絵画
  • sculpture:彫刻
  • literature:文学
  • war:戦争
  • peace:平和
  • era:時代

🏯 建物・場所

  • castle:城
  • temple:寺
  • shrine:神社
  • church:教会
  • palace:宮殿
  • tower:塔
  • bridge:橋
  • monument:記念碑
  • statue:像
  • museum:博物館
  • library:図書館
  • theater:劇場
  • cathedral:大聖堂
  • tomb:墓
  • pyramid:ピラミッド

📝 受動態フレーズ

受動態の例文

This temple was built in 1300.

English is spoken in many countries.

This book was written by my favorite author.

Mt. Fuji is loved by many people.

The Mona Lisa was painted by da Vinci.

Sushi is eaten all over the world.

This song is sung by many singers.

📚 受動態で使う特別な熟語

  • be interested in ~:〜に興味がある
  • be surprised at ~:〜に驚く
  • be covered with ~:〜で覆われる
  • be made of ~:〜でできている(材料)
  • be made from ~:〜から作られる(原料)
  • be known to ~:〜に知られている
  • be filled with ~:〜で満たされている
  • be excited about ~:〜にわくわくする

受動態で見る単語の覚え方

  • be + 過去分詞 が見えたら「〜される/された」。be の時制で現在・過去を判断する。
  • by + 人 は「だれによって」。ただし、だれがしたか明らか・重要でないときは省略される。
  • be made of/from は材料、be known for/as は「〜で/〜として知られている」。by だけに頼らない。
  • 過去形と過去分詞が同じ語も多いが、write-wrote-written のような不規則形は3つで覚える。
  • 「建てられた」「書かれた」「使われている」は教科書本文でも出やすいので、build / write / use の過去分詞を先に固める。

この章でつまずきやすいところ

受動態は「be動詞+過去分詞」という基本は分かっても、本文を読み進める途中で <strong>made of / made from</strong> の使い分け、<strong>by</strong> を付けるかどうか、<strong>be known</strong> の後ろの前置詞など、小さな分岐で詰まりがちな単元です。読みながら起きる迷いをほどく場面集です。

過去形か過去分詞か途中で迷う

  • つまずく場面:本文で I built a house. The house was built by my father. の二文が並んでいるのを読んでいる途中、同じ built なのに役割が違うことに気づかず、後ろの was built も過去形だと誤読してしまう。build-built-built のように同じ形の動詞だと、なおさら判断に詰まる。
  • 克服のコツ:be動詞の有無で受動態か過去形かが決まる。直前に be動詞(is / are / was / were)があれば過去分詞で、文全体は受動態。be動詞がなく主語のすぐ後にあれば過去形。built 単独なら過去形、was built なら受動態、と先に「be動詞があるかどうか」を確認する。
  • ミニ例:I built a house yesterday.(過去形:私が建てた)と The house was built by him.(受動態:建てられた)は同じ built でも役割が違う。

made of と made from を入れ替えてしまう

  • つまずく場面:be made of と be made from のどちらを使うか、本文の途中で手が止まる。This desk is made ___ wood. の空所に of と from のどちらを入れるかで迷う。
  • 克服のコツ:見分け方は「材料の形が残っているか」。机のように木の姿がそのまま分かる(物理的に形を変えただけ)なら of、チーズのように牛乳の姿が見えなくなる(別物に変化した)なら from。中学では「見た目で材料が分かる=of、形が変わって分からない=from」で判断してよい。
  • ミニ例:This desk is made of wood.(木と分かる)/ Cheese is made from milk.(牛乳の姿は見えない)。

by を付けるかどうかで迷う

  • つまずく場面:English is spoken in many countries. を読んでいて、「あれ? by がない。受動態じゃないの?」と途中で混乱する。教科書には by が省略された文と、by + 人 のある文が混ざっているので余計に迷う。
  • 克服のコツ:動作主の重要度で判断する。by は「だれが動作をしたか」を示す印で、動作主が誰か明らかなとき(みんな話す/みんな食べる)や、重要でないときは by ごと省略される。in / at / with など他の前置詞が来ているなら「場所・手段・状態」を示しているだけで、受動態であることに変わりはない。
  • ミニ例:Sushi is eaten all over the world.(食べる人はみんなだから by なし)/ This book was written by my favorite author.(だれが書いたかが大事だから by あり)。

be known の後ろの前置詞で固まる

  • つまずく場面:本文中の The place is known ___ its beautiful garden. の空所で、by / for / as / to のどれを入れるか迷ってしまう。be known はどれも見たことがあるので、途中で選べなくなる。
  • 克服のコツ:後ろにくる語との関係で見分ける。known for ~は「〜という特徴で知られる」、known as ~は「〜という名前・立場で知られる」、known to ~は「〜(人)に知られている」。by は受動態の動作主を示す形だが、「〜によって知られる」は通常 be known to を使い、be known by はほとんど使わないので選択肢からは外してよい。
  • ミニ例:Kyoto is known for its temples.(特徴)/ He is known as a writer.(立場)/ This story is known to children.(知っている人)。

練習問題

問題1:英訳
  1. この絵は彼によって描かれた。
  2. この城は400年前に建てられた。
  3. 英語は世界中で話されている。
  4. 富士山は雪で覆われている。
答えを見る

(1) This picture was painted by him.

(2) This castle was built 400 years ago.

(3) English is spoken all over the world.

(4) Mt. Fuji is covered with snow.

問題2:過去分詞

次の動詞の過去分詞を答えよ:write, build, speak, read, take

答えを見る

written, built, spoken, read, taken

教科書の中心語と関連語をセットで増やす

教科書本文に出る語は、1語ずつ切り離すより、同じ場面で使う語とまとめて覚えると長く残ります。ここでは、この単元の中心語に、英作文で使いやすい関連語を足して整理します。

  • built:建てられた
  • made:作られた
  • written:書かれた
  • spoken:話されている
  • known:知られている
  • called:呼ばれている
  • used:使われている
  • found:発見された
  • invented:発明された
  • designed:設計された
  • culture:文化
  • heritage:遺産

本文で使えるチャンク

チャンクは「単語のかたまり」です。単語だけを暗記するより、短い型で覚えると、読解・英作文・スピーキングにそのまま使えます。

文で覚えるチャンク

This castle was built long ago.
この城はずっと昔に建てられました。

English is spoken in many countries.
英語は多くの国で話されています。

This story was written by a famous writer.
この物語は有名な作家によって書かれました。

The tool is used by many students.
その道具は多くの生徒に使われています。

The place is known for its beautiful garden.
その場所は美しい庭で知られています。

This festival is called Tanabata.
この祭りは七夕と呼ばれています。

覚え方
受動態は「もの・場所」を主役にする
受動態では、人ではなく castle, story, tool, festival のようなものや場所が主語になります。by があると「だれによって」、in や at があると「どこで・いつ」が加わります。
追加問題:受動態の英作文
このページの語句を使って、次の日本語を英語にしなさい。
  1. この寺は500年前に建てられました。
  2. 英語は世界中で話されています。
  3. この歌は多くの人に知られています。
  4. この道具は料理に使われます。
答えを見る

(1) This temple was built 500 years ago.

(2) English is spoken around the world.

(3) This song is known to many people.

(4) This tool is used for cooking.

単語を文で使う練習

単語は意味だけで覚えるより、短い英文の中で使うほうが残ります。次の英文を3回音読し、太字の語を別の語に入れ替えて自分の文を作ってください。

音読用ミニ例文

We must follow the rules.
私たちはルールを守らなければなりません。

I think that English is useful.
私は英語は役に立つと思います。

This book is more interesting than that one.
この本はあの本よりおもしろいです。

I have to finish my homework.
私は宿題を終えなければなりません。

She gave me good advice.
彼女は私によい助言をくれました。

  • 1回目:英語だけを見て読む。
  • 2回目:日本語の意味を確認して読む。
  • 3回目:主語や名詞を入れ替えて、自分の文にする。
追加問題(単語を使った英作文)
次の日本語を英語にしなさい。完全に同じでなくても、意味が通ればよい。
  1. 私たちはルールを守らなければなりません。
  2. 私は英語は役に立つと思います。
  3. この本はあの本よりおもしろいです。
答えを見る

(1) We must follow the rules.

(2) I think that English is useful.

(3) This book is more interesting than that one.

もっと知る ── 発展・実生活(出典つき)

※ 教科書の内容に、信頼できる出典をもとにした発展・実生活・時事の話題を補足しています(教科書そのものではありません)。

English is spoken ── 世界でいちばん話される言語実生活

英語は世界でもっとも多くの人に話されている言語で、話者は約15億人にのぼります。そのうち母語として話す人は約3.9億人だけで、ほとんどの人は第二言語として使っています。だから "English is spoken all over the world." という受動態の文は、まさに事実を言い表しています。

出典:Britannica(Languages by total number of speakers)

was built ── 姫路城は1993年に世界遺産に登録された発展

姫路城は1993年に、日本で最初の世界文化遺産のひとつとしてユネスコに登録されました。"This castle was built long ago." のように、城は人ではなく「建てられたもの」なので受動態の主語にぴったりです。英語で紹介するなら "Himeji Castle is known all over the world." とも言えます。

出典:文化庁 文化遺産オンライン(姫路城)

was painted by ── モナ・リザはダ・ヴィンチによって描かれた発展

「モナ・リザ」はレオナルド・ダ・ヴィンチが描いた絵で、今はフランスのルーブル美術館の大広間(サル・デ・エタ)に展示されています。"The Mona Lisa was painted by Leonardo da Vinci." のように、by のあとに「だれが描いたか」を置くと受動態になります。教科書の例文 "The Mona Lisa was painted by da Vinci." と同じ形です。

出典:Louvre Museum 公式サイト(Salle des États)

was found ── ロゼッタストーンと「解読された」古代文字発展

ロゼッタストーンは1799年にエジプトで見つかった石で、同じ内容が3種類の文字で書かれていました。これを手がかりに、ヒエログリフ(古代エジプトの文字)が1822年に解読されました。英語で言うと "The Rosetta Stone was found in 1799, and hieroglyphs were finally read." のように、find(found)や read の過去分詞が使えます。

出典:The British Museum(The Rosetta Stone)

was printed ── 活版印刷で「印刷された」最初の聖書発展

15世紀のドイツで、グーテンベルクが活版印刷を実用化し、1455年ごろに聖書を印刷しました。それまで本は手書きで写されていましたが、印刷のおかげで知識が一気に広まりました。英語では "Many books are printed today, but long ago they were written by hand." のように、print と write の過去分詞で対比できます。

出典:日本印刷産業連合会(ぷりんとぴあ 印刷の歴史)