この章の比較ペア(まとめ表)
| 比較ペア | A | B |
|---|---|---|
| SVOO動詞とSVOC動詞の違い | SVOO動詞 | SVOC動詞 |
| to をとる動詞と for をとる動詞の違い | to グループ | for グループ |
| call 型動詞と make 型動詞の違い(SVOCの中の対比) | call型(補語が名詞) | make型(補語が形容詞) |
1. SVOO動詞とSVOC動詞の違い
| 比べる軸 | SVOO動詞 | SVOC動詞 |
|---|---|---|
| 文型 | 第4文型(S+V+O+O) | 第5文型(S+V+O+C) |
| 後ろの2語の関係 | 目的語が2つ(人+もの) | 目的語と補語(O=C) |
| 代表動詞 | give, show, tell, send, teach | call, make, keep, name, find |
| 意味の型 | 人にものを〜する(授与) | OをCに〜する(命名・状態) |
| 例文 | She showed me a picture. | We call him Taro. |
| 並べ方の覚え方 | 「人にもの」の順 | 「OがどうなるかをCで説明」 |
| 別の言い方への書きかえ | to や for を使って書きかえ可 | 原則として書きかえはしない |
なぜこの違いが生まれたのか
SVOOは「だれに・なにを」のように 授与(じゅよ) や情報を伝える動作を表すので、目的語が「人」と「もの」の2つ並びます。一方SVOCは「呼ぶ」「〜にする」のように、目的語が どんな名前・状態になるか を補語で説明する型なので、OとCがイコールの関係になります。
混同しやすいポイント
make me happy をSVOOだと思って「私に幸せをあげる」と訳すミスが多い。me=happy なのでSVOCで「私を幸せにする」が正しい。
テストでの聞かれ方
「次の文の文型を答えなさい」「She gave me a book. と She made me happy. の違いを説明しなさい」のように、同じmeを使う文を並べて文型を見分けさせる問題が頻出。
2. to をとる動詞と for をとる動詞の違い
| 比べる軸 | to グループ | for グループ |
|---|---|---|
| 代表動詞 | give, show, tell, teach, send, lend, pass, write | buy, make, cook, get, find, choose |
| 意味の中心 | 相手に直接届ける動作 | 相手のためにわざわざする動作 |
| 相手が必要か | 受け取る相手がいないと成り立たない | 相手がいなくても動作自体は成り立つ |
| 書きかえ例 | I gave him a present. → I gave a present to him. | She bought me a book. → She bought a book for me. |
| 使う前置詞 | to(〜へ向けて) | for(〜のために) |
| イメージ | 矢印が相手に向かう(手渡し) | 相手のために用意する(思いやり) |
なぜこの違いが生まれたのか
to は「相手へ 方向 を持って届く」イメージなので、give や send のように 受け手が必要 な動詞と結びつきます。for は「〜の ために」という意味なので、buy や make のように相手がいなくても作業自体は成り立つ動詞と結びつきます。
混同しやすいポイント
buy a book to me や give a present for him のように前置詞を逆にする間違いが多い。覚え方は「手渡し=to、思いやり=for」。
テストでの聞かれ方
「次の動詞は to か for か」「She made a cake ( ) me. の( )を埋めなさい」のように、前置詞の選択問題として中2のテストで定番。askだけ of を使うのも要注意。
3. call 型動詞と make 型動詞の違い(SVOCの中の対比)
| 比べる軸 | call型(補語が名詞) | make型(補語が形容詞) |
|---|---|---|
| 補語(C)の品詞 | 名詞(人やものの名前) | 形容詞(状態・気持ち) |
| 代表動詞 | call(呼ぶ), name(名づける) | make(〜にする), keep(保つ) |
| 意味のはたらき | Oに 名前 をつける/そう呼ぶ | Oを ある状態 にする/保つ |
| 例文 | We call him Taro. | The news made me happy. |
| OとCの関係 | him = Taro(人=名前) | me = happy(人=状態) |
| Cを置きかえると | 別の名前なら別人扱い(Taro→Ken) | 形容詞を変えると気持ちが変わる(happy→sad) |
| 和訳のコツ | 「OをCと呼ぶ/名づける」 | 「OをCにする/Cのままにしておく」 |
なぜこの違いが生まれたのか
SVOC(第5文型)は O=C という形は同じですが、Cが 名詞 なら「Oに名前をつける/そう呼ぶ」、Cが 形容詞 なら「Oをある状態にする/保つ」という意味になります。call と name は名前をあらわす名詞、make と keep は気持ちや様子をあらわす形容詞と結びつきやすい、と分けて覚えると整理できます。
混同しやすいポイント
make の後ろに名詞を置いて make me a doctor(私を医者にする)はOKですが、call の後ろに形容詞を置いて call him happy を「彼を幸せにする」と訳すのは誤り。call は「呼ぶ」なので、補語に来るのは 名前(名詞) が中心。
テストでの聞かれ方
「( ) に入る語を選びなさい:We call this flower ( )./This song makes me ( ).」のように、補語が名詞か形容詞か を見分けさせる空所補充が頻出。動詞を見て補語の品詞を決めさせる問題が多い。
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出典・最終更新
- 出典基盤:教科書(英語)の核となる事実と概念データに基づく整理。
- 編集方針:教科書頻出の混同ペアを、比較表と背景説明、混同ポイント、テストでの問われ方までセットで提示しています。
- 最終更新:2026-06-27
