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単語帳 8 ── SVOO / SVOC の重要動詞

NEW CROWN 2 では I will show you some pictures. や Please call me Betty. のように、目的語が2つ続く文型を扱います。SVOO・SVOC を支える重要動詞を整理します。

📘 SVOO で使う動詞(人 + もの)

動詞意味例
giveあげる、与えるgive him a present
show見せるshow me the picture
tell話すtell us the story
teach教えるteach us English
send送るsend her a letter
lend貸すlend me a pen
buy買ってあげるbuy me a book
make作ってあげるmake him a cake
get取ってあげるget him a ticket
cook料理してあげるcook her dinner
bring持ってくるbring me water
ask尋ねるask me a question
read読んであげるread her a story
pass渡すpass me the salt
offer申し出るoffer him a job

📘 SVOC で使う動詞(O = C)

動詞意味例
call呼ぶcall him Tom
name名づけるname her Aya
make〜にするmake me happy
find〜とわかるfind it difficult
keep保つkeep the room clean
leaveそのままにするleave the door open
elect選ぶelect him president

🔄 to / for の使い分け(SVO + to/for)

  • to を使う動詞:give, show, tell, teach, send, lend, pass, write
  •  例:I gave a present to him.
  • for を使う動詞:buy, make, cook, get, find, choose
  •  例:She bought a book for me.
  • of を使う動詞:ask
  •  例:She asked a question of me.

🎁 贈り物・名前関連

  • present / gift:プレゼント
  • letter:手紙
  • card:カード
  • message:メッセージ
  • name:名前
  • nickname:あだ名
  • family name / last name:姓
  • first name / given name:名前
  • title:肩書、タイトル
  • position:地位
  • flower:花
  • chocolate:チョコレート
  • cake:ケーキ
  • candy:飴
  • toy:おもちゃ
  • book:本
  • watch:時計
  • ring:指輪

👨‍👩‍👧 家族・人

  • family:家族
  • father / mother:父/母
  • brother / sister:兄弟/姉妹
  • uncle / aunt:おじ/おば
  • cousin:いとこ
  • grandfather / grandmother:祖父/祖母
  • parent:親
  • child / children:子供/子供たち
  • friend:友達
  • classmate:クラスメート
  • partner:パートナー
  • neighbor:近所の人

📝 フレーズ

SVOO / SVOC の例

I gave him a present. / I gave a present to him.

We call her Mary.

The song made me happy.

She showed me her album.

My mother made me a sandwich.

Keep your room clean.

We named our cat Tama.

Don't leave the door open.

SVOO / SVOC の見分けメモ

  • SVOO:Oが2つ。「人に・ものを」。例:show me a picture(私に写真を見せる)。
  • SVOC:OとCがイコール関係。例:call me Ken(me = Ken)、make me happy(me = happy)。
  • give / show / teach / tell は SVOO にしやすい動詞。人を先、ものを後ろに置く。
  • call / name / make は SVOC にしやすい動詞。目的語が「どうなるか」を後ろで説明する。
  • SVOOを書き換えるときは、give/show/tell は to、make/buy/cook は for が多い。

この章でつまずきやすいところ

SVOO と SVOC の単語帳を読んでいると、「人とものの順番」「目的語と補語の関係」「to と for の使い分け」あたりで手が止まりがちです。読みながら起きやすい迷いを4つに整理します。

give 人 物 の語順を日本語のまま並べてしまう

  • つまずく場面:「私は彼にプレゼントを送った」を英語にしようとして、I sent to him a present. と書いてしまい、to が必要だったか不要だったか途中で分からなくなる場面。日本語の「彼に」の「に」を to に直訳したくなる迷い。
  • 克服のコツ:位置関係で整理する。SVOO では 動詞のすぐ後ろに人、その次にものを並べ、to や for は使わない。to / for を使うのは語順を入れ替えて「もの+to/for+人」にしたときだけ。to him a present のように to を人の前に置いて物を続ける形はダメと覚える。
  • ミニ例:I sent him a present.(人→もの、to なし)/ I sent a present to him.(もの→to+人)。両方OKだが、I sent to him a present. はダメ。

call me Ken の me と Ken をイコールだと気付かずに読み流す

  • つまずく場面:本文の We call him Taro. を読みながら、him と Taro を「彼」と「タロウ」の別々の人のように受け取り、「彼にタロウを呼ぶ?」と意味が取れず止まってしまう場面。SVOO のつもりで人+ものの感覚で読んでしまう迷い。
  • 克服のコツ:見分け方として、call / name / make / keep の後ろは O = C(目的語と補語が同じものを指す)かをまず確認する。him = Taro なら「彼をタロウと呼ぶ」、me = happy なら「私を幸せな状態にする」。O と C の間に「=」を置いて読むと SVOC だと判断できる。
  • ミニ例:We call him Taro.(him = Taro)/ The song made me happy.(me = happy)。「彼にタロウ」ではなく「彼=タロウ」と読む。

to を使う動詞か for を使う動詞か区別がつかない

  • つまずく場面:I bought a book ___ him. の空所で、to か for か迷う場面。give のときは to だった気がするけど buy も同じでよいのか、make は to だったか for だったか、本文を行き来して止まってしまう迷い。
  • 克服のコツ:因果関係で整理する。相手に直接届ける動作(give, show, tell, teach, send)は to。自分が手間をかけてから相手に渡す動作(buy, make, cook)は for。ask は ask+人+物(She asked me a question.)の形が中学範囲で、of を使う言い換えは高校以降に出てくる。「届ける系=to/作って渡す系=for」と意味でひもづける。
  • ミニ例:I gave a present to him.(届ける→to)/ She bought a book for me.(買ってから渡す→for)/ She asked me a question.(ask は ask+人+物)。

make の意味を「作る」だけで読んで意味が通らなくなる

  • つまずく場面:The news made me sad. を読んで、「ニュースが私を悲しく作った?」と直訳して止まってしまう場面。直前で読んだ My mother made me a cake. の make と同じだと思い込んで意味が取れなくなる迷い。
  • 克服のコツ:見分け方として、make の後ろの品詞を確認する。後ろが「人+もの(名詞)」なら SVOO で「人にものを作る」、後ろが「人+形容詞」なら SVOC で「人を〜の状態にする」。a cake は名詞だから「作る」、sad / happy は形容詞だから「〜にする」と判断する。後ろの品詞で意味が切り替わる動詞だと覚える。
  • ミニ例:My mother made me a cake.(me+名詞→「ケーキを作ってくれた」)/ The news made me sad.(me+形容詞→「私を悲しくさせた」)。

練習問題

問題1:英訳
  1. 私は彼にプレゼントを送った。
  2. その犬をポチと呼ぶ。
  3. 母は私にケーキを作ってくれた。
  4. このニュースは私を悲しくさせた。
答えを見る

(1) I sent him a present. / I sent a present to him.

(2) We call the dog Pochi.

(3) My mother made me a cake. / My mother made a cake for me.

(4) This news made me sad.

問題2:to or for

次の動詞は to か for のどちらをとるか答えよ:give, buy, make, send, cook

答えを見る

give → to、buy → for、make → for、send → to、cook → for

教科書の中心語と関連語をセットで増やす

教科書本文に出る語は、1語ずつ切り離すより、同じ場面で使う語とまとめて覚えると長く残ります。ここでは、この単元の中心語に、英作文で使いやすい関連語を足して整理します。

  • give:与える
  • show:見せる
  • tell:話す、教える
  • send:送る
  • teach:教える
  • buy:買う
  • make:作る
  • call:呼ぶ
  • name:名づける
  • keep:保つ
  • leave:〜のままにしておく
  • advice:助言

本文で使えるチャンク

チャンクは「単語のかたまり」です。単語だけを暗記するより、短い型で覚えると、読解・英作文・スピーキングにそのまま使えます。

文で覚えるチャンク

She gave me a present.
彼女は私にプレゼントをくれました。

He showed us some pictures.
彼は私たちに何枚か写真を見せました。

My teacher told me the answer.
先生は私に答えを教えてくれました。

I bought my brother a notebook.
私は弟にノートを買いました。

We call him Ken.
私たちは彼をケンと呼びます。

This news made me happy.
この知らせは私を幸せにしました。

覚え方
SVOO は「人にもの」、SVOC は「OをCに」
give, show, tell, send は「だれに・何を」の順で整理します。call, make, keep は「目的語がどんな状態になるか」を見ると、SVOC の意味がつかみやすくなります。
追加問題:SVOO / SVOC の英作文
このページの語句を使って、次の日本語を英語にしなさい。
  1. 彼女は私に手紙をくれました。
  2. 先生は私たちに新しい単語を教えました。
  3. 私たちはその犬をポチと呼びます。
  4. その知らせは私をうれしくしました。
答えを見る

(1) She gave me a letter.

(2) The teacher taught us new words.

(3) We call the dog Pochi.

(4) The news made me happy.

単語を文で使う練習

単語は意味だけで覚えるより、短い英文の中で使うほうが残ります。次の英文を3回音読し、太字の語を別の語に入れ替えて自分の文を作ってください。

音読用ミニ例文

We must follow the rules.
私たちはルールを守らなければなりません。

I think that English is useful.
私は英語は役に立つと思います。

This book is more interesting than that one.
この本はあの本よりおもしろいです。

I have to finish my homework.
私は宿題を終えなければなりません。

She gave me good advice.
彼女は私によい助言をくれました。

  • 1回目:英語だけを見て読む。
  • 2回目:日本語の意味を確認して読む。
  • 3回目:主語や名詞を入れ替えて、自分の文にする。
追加問題(単語を使った英作文)
次の日本語を英語にしなさい。完全に同じでなくても、意味が通ればよい。
  1. 私たちはルールを守らなければなりません。
  2. 私は英語は役に立つと思います。
  3. この本はあの本よりおもしろいです。
答えを見る

(1) We must follow the rules.

(2) I think that English is useful.

(3) This book is more interesting than that one.

もっと知る ── 発展・実生活(出典つき)

※ 教科書の内容に、信頼できる出典をもとにした発展・実生活・時事の話題を補足しています(教科書そのものではありません)。

call と name で人を呼ぶとき、英語では「名→姓」の順が長く使われてきた実生活

We call him Tom. のように人を呼んだり名づけたりするとき、英語圏では「名前→名字」の順が一般的でした。一方で日本政府は、公文書で日本人の名前をローマ字で書くときは2020年1月から原則「姓→名」の順にすると申し合わせており、Yamada Taro のように書くことが進められています。

出典:一般財団法人 日本国際協力センター(JICE)

ローマ字で姓を大文字にすれば、どちらが名字か伝わる発展

「姓→名」の順を相手に正しく伝えるため、文化庁は姓をすべて大文字で書く(YAMADA Haruo)方法などをすすめています。これは call や name で人の呼び方を決めるときと同じで、どの語がどの役割かをはっきりさせる工夫だといえます。

出典:関係府省庁申合せ「公用文等における日本人の姓名のローマ字表記について」(令和元年10月25日)

tell や teach で使う英語は、国連の6つの公用語の一つ発展

国連では、世界の人に情報を伝えたり教えたりするための公用語が6つ(アラビア語・中国語・英語・フランス語・ロシア語・スペイン語)あります。その中でも英語とフランス語は事務局で日常的に使われる言葉とされていて、英語が世界の連絡で大きな役割を持っていることがわかります。

出典:国連広報センター(UNIC)

give は「お金や物を人に与える」寄付の場面でも使う実生活

give は give him a present のように人に物を与える動詞で、社会では「寄付」を表す場面にもつながります。日本ファンドレイジング協会の調査では、2024年の個人寄付総額は過去最高の2兆261億円にのぼり、多くの人が誰かに何かを「与える」行動をとっていることが示されています。

出典:認定NPO法人 日本ファンドレイジング協会(寄付白書2025 プレスリリース)

show me や tell us で覚える英語は、小学校から学ぶ教科になった発展

show me a picture や tell us the story のような英語は、いまや早くから学ぶ言葉です。新しい学習指導要領で、小学校の外国語(英語)は2020年度から全面実施され、5・6年生では成績のつく「教科」として学ぶようになりました。

出典:政府広報オンライン「2020年度、こどもの学びが進化します!新しい学習指導要領、スタート!」