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連立方程式の解き方/コツ

連立方程式は2つの一次方程式を同時に満たすx,yの組を求める問題です。加減法と代入法を式の形で使い分け、分数・小数は先に整数化、文章題は未知数を2つ決めて2本の式に分けるのがコツ。最後は必ず元の2式に代入して検算しましょう。

2章 連立方程式 を解く・整理する5ステップ

各ステップをクリックすると詳しい説明と例が開きます。

ステップ 1:ステップ1: 式の形を見て解き方を選ぶ

まず2本の式を見比べ、係数がそろっている、またはすぐそろえられるなら加減法、片方が y=… や x=… の形なら代入法を選びます。分数や小数が混じる式は、両辺に同じ数を掛けて先に整数化するとミスが減ります。かっこがあれば展開して整理してから判断します。

例題:2x+y=7、x−y=2 は y の係数が +1 と −1 なので足せば y が消えるので加減法。x=3y+1、2x+y=11 は x の式をそのまま代入するのが速い。
ステップ 2:ステップ2: 1文字を消去して値を求める

加減法では消したい文字の係数の絶対値をそろえて2式を足すか引きます。このとき全ての項に同じ数を掛けるのを忘れないこと。代入法では一方の式を1文字について解き、もう一方の式に代入します。代入する式にはかっこをつけて展開し、符号ミスを防ぎます。

例題:2x+y=8、x−y=1 を足すと 3x=9 でx=3。y=2x+1 を 3x+y=6 に代入すると 3x+(2x+1)=6 → 5x=5 でx=1。
ステップ 3:ステップ3: もう一方の文字を求める

求めた値を元の式のどちらかに代入して、残りの文字の値を出します。ここで終わらず(x, y) の組として答えを書くのが連立方程式のルール。xだけ求めて終わりにすると未完成になります。分数の答えもそのまま約分した形で残します。

例題:x=3 を x−y=1 に代入すると 3−y=1 でy=2。よって解は(x, y)=(3, 2)。
ステップ 4:ステップ4: 元の2式に代入して検算する

求めた x,y を必ず元の2本の式の両方に代入し、両方が成り立つかを確かめます。片方だけだと符号ミスや計算ミスに気づけないことがあります。文章題では値が条件に合うか(個数なら正の整数、年齢なら正の数など)も吟味します。

例題:(x, y)=(3, 2) を 2x+y=8 に入れると 6+2=8 で○、x−y=1 に入れると 3−2=1 で○。両方成り立つので解として確定。
ステップ 5:ステップ5: 文章題は未知数を2つ決めて2式を立てる

文章題では、求めたい2つの量をx, y と置き、問題文の条件を2本の式に分けます。2桁の数は10a+bと表すなど、表現のルールに注意。立式できたら上のステップ通りに解き、最後に答えが問題の条件に合うか吟味します。

例題:10円玉 x 枚、50円玉 y 枚で「合計30枚で1100円」なら、x+y=30、10x+50y=1100。解いてx=10、y=20。

これだけは覚える

加減法は係数をそろえて足し引き、代入法は y=… の形を代入。分数・小数は先に整数化、かっこは展開して整理。文章題はx, y を決めて2式を立て、解いて吟味。答えは必ず (x, y) の組で書く。

よくあるつまずき

加減法で片方の式の全項に同じ数を掛け忘れる、代入後のかっこ外しで符号を誤る、xだけ求めて y を忘れる、検算を片方の式でしか行わない、2桁の数を a+b と書いてしまう(正しくは10a+b)などが定番のつまずき。

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出典・最終更新

  • 出典基盤:教科書(数学)の核となる手順と概念データに基づく整理。
  • 編集方針:教科書頻出の解き方・コツを、段階的なステップに分け、つまずきポイントと核となるルールを併記しています。
  • 最終更新:2026-06-27