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一次関数の応用(動点・速さ・料金)の解き方/コツ

一次関数の応用は、動点・速さ・水量・料金プランなど「一定の割合で変わる現象」を式にする問題です。共通の形は y = ax + b(a=変化率、b=初期値)。この型に当てはめて、変域や単位まで意識して解くのがコツです。

一次関数の応用 を解く・整理する5ステップ

各ステップをクリックすると詳しい説明と例が開きます。

ステップ 1:ステップ1: xとyが何を表すか単位つきで決める

まず文章を読んで、変化する量を x、それにつれて変わる量を y と置きます。「時間(分)」「距離(cm)」「水量(L)」のように単位まで書くのがポイント。単位を書かないと、傾きの意味(1分あたり、1cmあたり)が読めなくなります。

例題:例:「毎分2Lずつ水を入れる」→ x=時間(分)、y=水量(L)と決める。これで傾き2の単位が「L/分」と分かる。
ステップ 2:ステップ2: 初期値bと変化率aを見つけて式 y=ax+b を作る

x=0のときのyの値が初期値 b、xが1増えたときyがどれだけ変わるかが変化率 a。増えるならaは正、減るならaは負にします。水を抜く、ろうそくが燃える、温度が下がる、などはすべてマイナスの傾きです。

例題:例:20Lの水槽に毎分2Lずつ入れる → b=20、a=2、よって y = 2x + 20。別の例として200Lの水槽から毎分5Lずつ抜く場合は、x=0のとき水量200Lなので b=200、減るので a=−5、よって y = −5x + 200。
ステップ 3:ステップ3: 求められているものを代入か方程式で出す

「○分後の値」を聞かれたらxに数を代入、「○になるのは何分後?」と聞かれたらyに数を入れて方程式を解く。2つのプランの比較では、2つの式を等しいとおいて連立方程式として解き、交点(x座標)を求めます。

例題:例:y=2x+20で60Lになる時間 → 60=2x+20 → x=20分。プラン比較は20x+1000=10x+2000 → x=100で同額。
ステップ 4:ステップ4: 変域(xの範囲)を確認する

動点や水量の問題では、xには動ける範囲・入れられる範囲があります。点が底辺の端に着いたら止まる、ろうそくは燃え尽きたら終わり、というように0 ≦ x ≦ ◯を必ず添えます。範囲ごとに式が変わる場合もあるので、最初に確認しましょう。

例題:例:長さ20cm、毎分0.5cm燃えるろうそく → y = −0.5x + 20、変域は 0 ≦ x ≦ 40(40分で燃え尽きる)。
ステップ 5:ステップ5: 答えに単位をつけて意味も書く

計算結果は数値だけでなく「何の量か」まで書きます。たとえば毎秒1cmで進む点Pが原点から動く問題で x=5 と出たら、「x=5」で終わらず「5秒後に、点Pは位置5cmにいる」のように、単位と現実の意味に戻して答えるのが応用問題のお約束。グラフの傾きは速さや単価、切片はスタート地点や基本料を表すことも意識しましょう。

例題:例:「x=100」だけで終わらず「通話100分のときに両プランの料金が同じ、それ以上ならBが得」と書く。

これだけは覚える

共通の形は y = ax + b。a=変化率(1単位あたりの増減)、b=初期値(x=0のときのy)。増えるなら正、減るなら負。2つの式の交点が「どちらが得か」の境目。変域と単位も必ずチェック。

よくあるつまずき

単位をつけずに式を作ると傾きの意味を読み違える。減るのに傾きを正にしてしまう(ろうそく・水抜き・気温低下)。変域を書き忘れるのも定番ミス。料金比較では、プランAの式だけにxの値を代入して答えを出してしまう誤りが多いが、正しくは2つの式を等しいとおいて連立で解き、交点のxを求める必要がある。

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出典・最終更新

  • 出典基盤:教科書(数学)の核となる手順と概念データに基づく整理。
  • 編集方針:教科書頻出の解き方・コツを、段階的なステップに分け、つまずきポイントと核となるルールを併記しています。
  • 最終更新:2026-06-27