4章 平行と合同 を解く・整理する5ステップ
各ステップをクリックすると詳しい説明と例が開きます。
ステップ 1:ステップ1: 図に「わかっていること」を書き込む
まず問題文を読み、平行・等しい辺・等しい角などの仮定を図にマークします。平行記号、等しい辺、等しい角に同じ印をつけることで、問題文と図の情報がそろいます。合同を扱うときは、対応する辺と角にも同じ印をつけておくと、後のステップで使う性質が一目で分かります。
ステップ 2:ステップ2: 求めるものに合う性質を選ぶ
角度計算なら、対頂角・同位角・錯角・内角の和・外角の和のどれを使うかを決めます。多角形なら、n角形の内角の和は (n−2)×180°、外角の和は常に360°です。条件と求めたい角の位置を見比べて、使う性質を一つに絞ります。
ステップ 3:ステップ3: 合同を示すときは対応順をそろえる
合同を使うときは、「3組の辺がそれぞれ等しい」「2組の辺とその間の角がそれぞれ等しい」「1組の辺とその両端の角がそれぞれ等しい」の3つのどれに当てはまるかを確認します。記号「≡」で書くとき、△ABC ≡ △DEF なら A と D、B と E、C と F が対応します。対応順がずれると、結論の辺や角もずれて減点されます。
ステップ 4:ステップ4: 証明は仮定→根拠→結論の順で書く
証明では、最初に「△ABCと△DEFにおいて」と書き始め、仮定から分かる等しい辺・角を3つ並べます。次に合同条件の名前を教科書通りにはっきり書き、合同を示してから、最後に「よって、〜」と結論を問題文と同じ言い方で閉じます。「見た目で等しい」は理由になりません。
ステップ 5:ステップ5: 答えを見直し、根拠の名前を書き直す
解き終わったら、使った性質の名前がきちんと書かれているか確認します。「平行だから等しい」だけでは不十分で、「同位角だから等しい」「錯角だから等しい」のように区別して書きます。単位(°)の付け忘れも見直します。
これだけは覚える
対頂角は常に等しい。平行線では同位角・錯角が等しい/三角形の内角の和は180°、n角形は (n−2)×180°、外角の和は常に360°/合同条件は「3組の辺がそれぞれ等しい」「2組の辺とその間の角がそれぞれ等しい」「1組の辺とその両端の角がそれぞれ等しい」の3つ。証明は「仮定→等しい関係3つ→合同条件→結論」の順で書きます。
よくあるつまずき
3つの角がそれぞれ等しくても合同とは限りません(大きさが違う三角形でも、角だけは同じになることがあります。くわしくは中3の「相似」で学びます)。2辺と外の角(SSA)も合同を保証しません。平行でない場面で同位角・錯角を使ったり、対応順をそろえずに合同記号を書いたりするのもよくある減点ポイントです。
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出典・最終更新
- 出典基盤:教科書(数学)の核となる手順と概念データに基づく整理。
- 編集方針:教科書頻出の解き方・コツを、段階的なステップに分け、つまずきポイントと核となるルールを併記しています。
- 最終更新:2026-06-27
