二等辺三角形の性質と証明 を解く・整理する5ステップ
各ステップをクリックすると詳しい説明と例が開きます。
ステップ 1:ステップ1: 等辺・底辺・頂角・底角を図で確認する
まず等しい2辺(等辺)がどれかを図に書き込みます。等辺がはさむ角が頂角、残った辺が底辺、底辺の両端の角が底角です。「底角=底辺の両端の角、頂角=等辺がはさむ角」と、底辺・等辺の位置から定義する形で覚えるのがポイント。図に「=」の印を入れて等辺を区別しましょう。
ステップ 2:ステップ2: 角度は「底角=(180°−頂角)÷2」で求める
三角形の内角の和は180°で、二等辺三角形では2つの底角が等しいので、底角=(180°−頂角)÷2、頂角=180°−2×底角で計算できます。「180°から引かずに2で割る」、また頂角を求めるとき、2×底角で止めて180°から引き忘れる(正しくは頂角=180°−2×底角)などのミスに注意。求めたい角が頂角か底角かを最初に判定するのがコツです。
ステップ 3:ステップ3: 証明では頂角の二等分線を補助線として引く
「底角が等しい」を証明するときは、頂点Aから頂角の二等分線ADを引いて△ABDと△ACDの合同を示すのが定石。①AB=AC(仮定)、②∠BAD=∠CAD(二等分線)、③AD=AD(共通)の2組の辺とその間の角で合同。対応する角として∠B=∠Cが言えます。補助線なしでは合同が作れないので必ず引きましょう。
ステップ 4:ステップ4: 「2角が等しい→二等辺三角形」の逆も使う
性質の逆も成り立ちます。△ABCで∠B=∠Cと分かれば、AB=ACと言えて二等辺三角形になります。証明ではAから∠Aの二等分線ADを引き、①∠B=∠C(仮定)、②∠BAD=∠CAD(二等分線)、③三角形の内角の和より∠ADB=∠ADC、④AD=AD(共通)から「1辺とその両端の角」で△ABD≡△ACDとなり、対応する辺としてAB=ACが言えます。問題で角の情報が与えられたら「逆」が使えないか考えるのがコツ。
ステップ 5:ステップ5: 性質②「頂角の二等分線は底辺を垂直に二等分」を活用する
二等辺三角形では、頂角の二等分線が底辺の垂直二等分線になります。△ABD≡△ACDから対応する辺BD=CDで二等分、対応する角∠ADB=∠ADCで、これらの和が180°なので∠ADB=∠ADC=90°。中点・垂直の問題が出たらこの性質を使うとすぐ解けます。正三角形は二等辺三角形の特別な場合(3辺・3角が等しく60°×3)。
これだけは覚える
2辺が等しい⇔2角が等しい。底角=(180°−頂角)÷2、頂角=180°−2×底角。証明では頂角の二等分線を補助線にして合同を作る。頂角の二等分線は底辺を垂直に二等分する。正三角形は二等辺三角形の特殊な場合。
よくあるつまずき
等辺がはさむ角を底角と勘違いする(底角は底辺の両端の角、頂角は等辺がはさむ角)。180°から頂角を引かずに2で割ってしまう。逆「2角が等しい→2辺が等しい」を使い忘れる。証明で補助線を引かずに合同条件をそろえられない。
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出典・最終更新
- 出典基盤:教科書(数学)の核となる手順と概念データに基づく整理。
- 編集方針:教科書頻出の解き方・コツを、段階的なステップに分け、つまずきポイントと核となるルールを併記しています。
- 最終更新:2026-06-27
