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化学反応式の解き方/コツ

化学反応式は反応物→生成物を化学式で書き、矢印で結んだ式です。中2化学で最も大切なスキルは、左右で各原子の数を等しくすること。コツは「係数で調整、添え字は変えない」。手順どおりに進めれば、必ず正しい式が作れます。

化学反応式 を解く・整理する5ステップ

各ステップをクリックすると詳しい説明と例が開きます。

ステップ 1:ステップ1: 反応物と生成物を化学式で書く

まず問題文を読み、左に反応物、右に生成物を化学式で書き、「→」で結びます。水素なら H₂、酸素なら O₂、水なら H₂O のように、分子の形を正しく書くことが出発点です。物質の種類を間違えると、その後の係数合わせが意味を失います。

例題:「水素を燃やすと水ができる」→ H₂ + O₂ → H₂O(この段階ではまだ係数を調整していません)。
ステップ 2:ステップ2: 左右で各原子の数を数える

化学式を書いたら、各原子について左右の数を数えます。係数(前の数)は分子の個数、添え字(下の数)は分子内の原子数を表します。3H₂O なら H は 3×2=6個、O は 3×1=3個です。数が合わない原子を見つけることが、係数調整の手がかりになります。

例題:H₂ + O₂ → H₂O を数えると、左:H=2, O=2/右:H=2, O=1。酸素が合っていません。
ステップ 3:ステップ3: 係数を調整して原子数をそろえる

数が合わない原子を、化学式の前に係数をつけてそろえます。添え字(下の数)は絶対に変えてはいけません。変えると違う物質になってしまうからです。多原子の物質(NaHCO₃ など)から先に合わせ、単原子(O, C など)は最後に調整するとスムーズです。

例題:右の H₂O を2倍 → H₂ + O₂ → 2H₂O。すると左の H が足りないので左の H₂ も2倍 → 2H₂ + O₂ → 2H₂O。
ステップ 4:ステップ4: 最も簡単な整数比に整える

係数は最も簡単な整数比で表します。分数になったら全体を倍にして整数に直し、係数の1は省略します。最後にもう一度、左右の各原子の数が等しいか確認します。質量保存の法則どおり、原子は消えたり生まれたりしないので、必ず一致するはずです。

例題:2H₂ + O₂ → 2H₂O を確認:左 H=4, O=2/右 H=4, O=2 → 一致◯、完成です。
ステップ 5:ステップ5: 代表的な反応式を覚える

よく出る反応式は形ごと覚えておくと速く解けます。水素の燃焼 2H₂ + O₂ → 2H₂O、炭素の燃焼 C + O₂ → CO₂、銅の酸化 2Cu + O₂ → 2CuO、水の電気分解 2H₂O → 2H₂ + O₂ などは頻出。係数まで含めて書けるように練習しましょう。

例題:マグネシウムの燃焼は 2Mg + O₂ → 2MgO、鉄と硫黄は Fe + S → FeS(係数1は省略)。

これだけは覚える

化学反応式は反応物→生成物。左右で各原子の数を等しくするのが鉄則。調整は係数(前の数)だけで行い、添え字(下の数)は変えない。最後は最も簡単な整数比に整える。これは質量保存の法則の現れです。

よくあるつまずき

添え字を変えて原子数を合わせるのは誤り(物質が変わってしまう)。O₂をOに直すのもダメ。係数の1は省略するが「無い」わけではない。係数を分数のままにせず、整数比に直すこと。矢印の向きを問題文と合わせるのも忘れずに。

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出典・最終更新

  • 出典基盤:教科書(理科)の核となる手順と概念データに基づく整理。
  • 編集方針:教科書頻出の解き方・コツを、段階的なステップに分け、つまずきポイントと核となるルールを併記しています。
  • 最終更新:2026-06-27