呼吸と排出 を解く・整理する5ステップ
各ステップをクリックすると詳しい説明と例が開きます。
ステップ 1:ステップ1: 問題が「外呼吸」か「内呼吸」かを見分ける
呼吸には2つの意味があります。問題文に「肺」「肺胞」「酸素を取り込む」とあれば外呼吸(肺呼吸)、「細胞」「エネルギー」「ブドウ糖(養分)」とあれば内呼吸(細胞呼吸)です。どちらを問われているかを最初に判定してから、答えを組み立てます。
ステップ 2:ステップ2: 不要物ごとに「出口」となる器官を結びつける
排出の問題は、何が/どの器官から出るかを対応させます。二酸化炭素は肺から、尿素などの老廃物は腎臓から尿として出ます。汗にも少量の塩分や尿素が含まれます。なお便は消化されなかったものなので、排出(排泄)には含めないことが多い点に注意します。
ステップ 3:ステップ3: アンモニア→尿素→尿の流れを順番で覚える
タンパク質の分解で出るのはアンモニア(有害)です。これをそのまま出すのではなく、肝臓で毒性の低い(害の少ない)尿素に変換します。尿素を含む血液は腎臓に運ばれ、腎臓で血液中の尿素などをろ過し、必要な水分や養分を再吸収して、残りが尿になります。「ろ過」と「再吸収」の2段階を書けると記述問題で部分点を落としません。
ステップ 4:ステップ4: 観察・実験は「目的・条件・結果・考察」に分けて読む
石灰水の実験のような問題では、何を調べるか(目的)/変える条件/同じにする条件/観察した事実/そこから言えることを分けて整理します。観察結果と考察を混同せず、「見えたこと」と「そこから言えること」を区別するのがコツです。
ステップ 5:ステップ5: 肝臓の役割は3つセットで覚える
肝臓は「ろ過する臓器」ではなく、解毒・養分(グリコーゲン)の貯蔵・胆汁をつくるの3つを代表的なはたらきとしてまとめて覚えます(熱を発生して体温維持にも関わります)。腎臓(ろ過して尿をつくる)との役割を取りちがえないよう、肝臓=化学工場、腎臓=ろ過装置とイメージで分けて覚えます。
これだけは覚える
肺=酸素と二酸化炭素の交換(ガス交換)、腎臓=血液をろ過して尿、肝臓=解毒・貯蔵・胆汁。細胞呼吸はブドウ糖(養分)+酸素→二酸化炭素+水+エネルギー。アンモニアは肝臓で尿素に変え、腎臓で尿として出す。
よくあるつまずき
「呼吸=肺だけ」と思い込み、細胞呼吸(内呼吸)を忘れる。アンモニアと尿素を混同し、出口の器官(肝臓・腎臓)を逆に書く。観察結果と考察を区別せず、見えた事実から言える理由を説明できない。
関連
出典・最終更新
- 出典基盤:教科書(理科)の核となる手順と概念データに基づく整理。
- 編集方針:教科書頻出の解き方・コツを、段階的なステップに分け、つまずきポイントと核となるルールを併記しています。
- 最終更新:2026-06-27
