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水の循環(湿度・露点・雲のでき方)の解き方/コツ

水の循環は「蒸発 → 雲 → 降水 → 川 → 海」のサイクル。問題で問われるのは大きく分けて湿度の計算と雲のでき方の説明の2つです。気温と飽和水蒸気量・露点の関係をおさえれば、計算も記述もまとめて解けるようになります。

水の循環 を解く・整理する5ステップ

各ステップをクリックすると詳しい説明と例が開きます。

ステップ 1:ステップ1: 問題で何が問われているかを見分ける

まず問題文を読んで、湿度を求める計算問題なのか、雲・霧・結露のでき方を説明する問題なのか、用語を答える問題なのかを分ける。計算なら「気温」「実際の水蒸気量」「飽和水蒸気量」のうちどれが与えられて、どれを求めるのかを確認するのがコツ。

例題:「気温20℃、露点10℃のときの湿度は?」→ 実際の水蒸気量 = 露点10℃の飽和水蒸気量、を使う計算問題だと判断する。
ステップ 2:ステップ2: 飽和水蒸気量の表から値を読み取る

湿度・露点の問題では、表から気温に対応する飽和水蒸気量を正しく拾う。露点とは「水蒸気が水滴になり始める温度」なので、露点の飽和水蒸気量 = 空気中の実際の水蒸気量になる、と覚えておく。単位は g/m³ で気温が高いほど大きい。

例題:気温20℃で露点が10℃なら、実際の水蒸気量 = 10℃の飽和水蒸気量 = 9.4 g/m³、20℃の飽和水蒸気量 = 17.3 g/m³ を表から読み取る。
ステップ 3:ステップ3: 湿度の公式に当てはめる

湿度の公式は 湿度(%)= (実際の水蒸気量 ÷ その気温の飽和水蒸気量) × 100。分子は「今ある水蒸気量」、分母は「気温で決まる入れもののサイズ」と考えると間違えにくい。露点がわかっているときは、分子に露点の飽和水蒸気量を入れる。

例題:気温20℃・露点10℃なら、湿度 = 9.4 ÷ 17.3 × 100 ≒ 54.3 %。
ステップ 4:ステップ4: 雲のでき方は4段階で書く

雲ができる仕組みを問われたら、必ず上昇 → 膨張 → 冷却 → 凝結の4段階で答える。①暖かく湿った空気が上昇する、②上空は気圧が低いので空気が膨張する、③膨張で温度が下がる、④露点に達して水蒸気が水滴になる、の順を守ると採点で減点されにくい。

例題:「暖かく湿った空気が上昇 → 膨張して気温が下がり冷却される → 露点に達する → 水蒸気が凝結して水滴になり雲ができる」と4段階で書ければ満点。
ステップ 5:ステップ5: 身近な現象と用語を結びつけて確認する

結露(冷えた窓ガラスの水滴)・霧(地表近くの雲)・霜(水蒸気が0℃以下の物体表面に触れて、液体を経ずに直接氷の結晶になる現象=昇華)など、身近な例で原因と結果を確認する。「なぜ夕方は湿度が上がる?」のような問いには、気温が下がる → 飽和水蒸気量が小さくなる → 湿度が上がるの流れで答える。

例題:冬の窓の結露 → 暖かい室内の空気が冷えた窓で露点に達して水滴になった、と原因を説明できればOK。

これだけは覚える

湿度 = (実際の水蒸気量 ÷ 飽和水蒸気量) × 100。露点の飽和水蒸気量 = 空気中の実際の水蒸気量。雲のでき方は上昇 → 膨張 → 冷却 → 凝結の4ステップ。エネルギー源は太陽光、水は固体・液体・気体の三態で循環する。

よくあるつまずき

①露点=気温のときは飽和(湿度100%)だが、本当は露点が気温より低いのに、分子へ気温の飽和水蒸気量を入れてしまい、誤って湿度100%にしてしまうミス。②飽和水蒸気量の表で気温と露点のどちらの行を読むか間違える。③雲のでき方を「冷えるから」だけで済ませ、膨張の段階を抜かしてしまう。

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出典・最終更新

  • 出典基盤:教科書(理科)の核となる手順と概念データに基づく整理。
  • 編集方針:教科書頻出の解き方・コツを、段階的なステップに分け、つまずきポイントと核となるルールを併記しています。
  • 最終更新:2026-06-27