この章の比較ペア(まとめ表)
| 比較ペア | A | B |
|---|---|---|
| 能動態と受動態の違い | 能動態 | 受動態 |
| 現在の受動態と過去の受動態の違い | 現在の受動態 | 過去の受動態 |
| 過去形と過去分詞の違い | 過去形 | 過去分詞 |
1. 能動態と受動態の違い
| 比べる軸 | 能動態 | 受動態 |
|---|---|---|
| 意味 | 〜する/〜した | 〜される/〜された |
| 主語の立場 | 動作をする側 | 動作を受ける側 |
| 動詞の形 | ふつうの動詞(wrote など) | be動詞 + 過去分詞(was written) |
| 目的語の役割 | 動詞のあとに置く | 受動態の主語の位置に移す |
| 動作主の示し方 | 主語そのもの | by + 目的格 で補う |
| 代表例 | Tom broke the window. | The window was broken by Tom. |
| 焦点 | 誰がやったか | 何が起きたか・受けたか |
なぜこの違いが生まれたのか
同じ出来事でも、話題の中心をどちらに置くかで形が変わります。「誰がやったか」を伝えたいときは能動態、「何が起きたか・誰が影響を受けたか」を伝えたいときは受動態にします。受動態では be動詞が時制を担当し、過去分詞が「される」という動作の中身を表します。
混同しやすいポイント
能動態の主語をそのまま受動態の主語にしてしまい、視点の切りかえができないミスが多いです。また「is broke」のように過去形と過去分詞を混同するのも定番のつまずきです。
テストでの聞かれ方
「次の文を受動態に書きかえなさい」が典型です。能動態の目的語を主語に移し、動詞を be動詞 + 過去分詞 に直し、元の主語を by + 目的格 にする3ステップが問われます。
2. 現在の受動態と過去の受動態の違い
| 比べる軸 | 現在の受動態 | 過去の受動態 |
|---|---|---|
| 意味 | 〜される(今・いつも) | 〜された(過去に) |
| be動詞の形 | is / am / are | was / were |
| 時制の担い手 | be動詞(is/am/are)が担当 | be動詞(was/were)が担当 |
| 代表例 | The room is cleaned every day. | The room was cleaned yesterday. |
| よくつく語 | every day / now / always | yesterday / last 〜 / ago |
| 否定文の形 | is / are + not + 過去分詞 | was / were + not + 過去分詞 |
| 疑問文の形 | Is / Are + 主語 + 過去分詞 …? | Was / Were + 主語 + 過去分詞 …? |
なぜこの違いが生まれたのか
受動態の時制は be動詞 が担当します。過去分詞は時制では変化せず、現在か過去かは be動詞を is/are にするか was/were にするかで決まります。元の能動態の時制をそのまま受動態のbe動詞に反映するのがコツです。
混同しやすいポイント
「He wrote this.」を「This is written by him.」のように、能動態の時制を無視してbe動詞を現在形にしてしまうミスが多発します。元が過去なら必ず was/were です。
テストでの聞かれ方
「( )内の動詞を正しい形にせよ」「次の文を過去の受動態に書きかえよ」が頻出。時を表す語句(yesterday, every day)を手がかりに、be動詞を選ばせる問題が出ます。
3. 過去形と過去分詞の違い
| 比べる軸 | 過去形 | 過去分詞 |
|---|---|---|
| 使う場面 | 能動態の過去(〜した) | 受動態(be + 過去分詞) |
| 文の例 | Tom wrote this letter. | This letter was written by Tom. |
| write の形 | wrote | written |
| speak の形 | spoke | spoken |
| take の形 | took | taken |
| break の形 | broke | broken |
| 規則動詞の場合の形 | -ed をつける(played) | 過去形と同じ -ed 形(played) |
| 他に使う単元 | 過去の文 | 受動態・現在完了 |
なぜこの違いが生まれたのか
規則動詞では過去形と過去分詞が同じ形(played-played)ですが、不規則動詞では形が違うことが多いです(write-wrote-written)。受動態では必ず過去分詞を使うため、3つの形(原形・過去形・過去分詞)をセットで覚えることが必須です。
混同しやすいポイント
「This letter was wrote by Tom.」のように、過去分詞の代わりに過去形を入れてしまうのが定番。read のように、原形と過去形・過去分詞でつづりは同じでも発音が変わる動詞(原形は「リード」、過去形・過去分詞はどちらも「レッド」で同じ発音)も要注意です。
テストでの聞かれ方
「( )の動詞を過去分詞にせよ」「This song is ( sing ) by many singers. → sung」のように、原形から過去分詞への変化を書かせる問題が頻出します。
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出典・最終更新
- 出典基盤:教科書(英語)の核となる事実と概念データに基づく整理。
- 編集方針:教科書頻出の混同ペアを、比較表と背景説明、混同ポイント、テストでの問われ方までセットで提示しています。
- 最終更新:2026-06-27
