この章の比較ペア(まとめ表)
| 比較ペア | A | B |
|---|---|---|
| SVOCとSVOOの違い | SVOC | SVOO |
| 補語が名詞のSVOCと形容詞のSVOCの違い | 名詞の補語 | 形容詞の補語 |
| SVOCの能動態と受動態の違い | 能動態 | 受動態 |
1. SVOCとSVOOの違い
| 比べる軸 | SVOC | SVOO |
|---|---|---|
| 形(語順) | 主語+動詞+目的語+補語 | 主語+動詞+人+もの |
| 目的語の後ろにくる語 | 補語(C):名詞または形容詞 | もの(二つ目の目的語) |
| 二語の関係 | O = C が成り立つ(同じ) | 人 ≠ もの(別物) |
| 代表的な動詞 | call, name, make, find, keep, leave, elect | give, show, teach, tell, send |
| 例文 | I call him Tom.(him=Tom) | I gave him a book.(him≠a book) |
| 意味の型 | 「OをCと呼ぶ/Cにする」 | 「人にものを〜する」 |
| to / for への書きかえ | できない(× I call Tom to him.) | できる(I gave a book to him.) |
なぜこの違いが生まれたのか
SVOC は目的語が「どんな状態か・何と呼ぶか」を補語で説明する型で、O = C の関係が成り立ちます。一方 SVOO は「人にものを与える・伝える」型で、二つの目的語は別物(人 ≠ もの)です。動詞だけで判断せず、後ろの二語の関係を見ることで型を見分けます。
混同しやすいポイント
I made him a cake. を SVOC と勘ちがいする例が多いです。him ≠ a cake なので SVOO(彼にケーキを作ってあげた)。O = C か別物かを必ず確認しましょう。
テストでの聞かれ方
「次の文の文型を答えよ(SV/SVC/SVO/SVOO/SVOC)」が定番。I call him Tom. と I gave him a book. を並べ、him=Tom か him≠a book かで見分けさせる問題が頻出です。
2. 補語が名詞のSVOCと形容詞のSVOCの違い
| 比べる軸 | 名詞の補語 | 形容詞の補語 |
|---|---|---|
| 補語Cの品詞 | 名詞(呼び名・役職) | 形容詞(状態を表す語) |
| 代表的な動詞 | call, name, elect | make, keep, find, leave |
| 意味のタイプ | 「OをCと呼ぶ・名づける・選ぶ」 | 「OをCの状態にする・保つ・思う」 |
| 例文 | I call him Tom. / They elected him president. | The song made me happy. / Keep the room clean. |
| Cに入る語の例 | Tom, Aya, president, captain | happy, sad, clean, open, tired |
| O = C の中身 | O の名前・身分が C | O の状態・気持ちが C |
| 誤りやすい点 | 役職・地位を表す名詞は冠詞をつけない(× They elected him a president. → ○ They elected him president.) | to不定詞や副詞を補語に置く(× She made me to be happy. / × happily) |
なぜこの違いが生まれたのか
補語 C には名詞か形容詞のどちらかが入ります。名詞なら「O を C と呼ぶ・名づける」のように呼び名や身分を、形容詞なら「O を C の状態にする」のように状態や気持ちを表します。動詞ごとに来やすい品詞が決まっているので、動詞と一緒に覚えると間違いが減ります。
混同しやすいポイント
She made me to be happy. のようにmake+O+to不定詞の形にしてしまうミスが多発します。この SVOC の C は名詞か形容詞のみで、形容詞をそのまま置くのが正解です(別の「使役の make」は make me clean the room のように補語に動詞の原形を置きますが、to不定詞は使いません)。She made me happy. が正しい形です。
テストでの聞かれ方
空所補充で「The news made me ( ).」に happy/happily/to be happy から選ぶ問題が頻出。副詞や to 不定詞は不可で、形容詞 happy を選ぶ判断が問われます。
3. SVOCの能動態と受動態の違い
| 比べる軸 | 能動態 | 受動態 |
|---|---|---|
| 主語にくるもの | 動作をする人(S) | もとの目的語(O) |
| 動詞の形 | call / made / named など | be + 過去分詞(is called / was made / was named) |
| 補語Cの位置 | 目的語の直後 | be+過去分詞の直後 |
| 語順 | S+V+O+C | S(=元のO)+be+過去分詞+C |
| 例文(呼ぶ) | They call him Tom. | He is called Tom. |
| 例文(名づける) | We named our cat Tama. | Our cat was named Tama. |
| 意味のニュアンス | 「だれが O を C にする/呼ぶ」 | 「O は C と呼ばれる/名づけられる」 |
なぜこの違いが生まれたのか
SVOC の受動態は、目的語 O を主語に移すのがポイントです。動詞は be+過去分詞 に変え、補語 C はそのまま後ろに残すのが特徴で、SVO の受動態と違って C が消えません。「呼ばれる」「名づけられる」と訳すと自然です。
混同しやすいポイント
He is called. と補語 Tom を落とす誤りが多いです。SVOC の受動態はbe+過去分詞+Cまで書いて初めて意味が成立します。He is called Tom. が正解。
テストでの聞かれ方
「They call him Tom. を受動態に書きかえよ」が王道。He is called Tom. とC を残せるかが採点ポイント。「彼はトムと呼ばれる」と日本語訳させる出題もあります。
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出典・最終更新
- 出典基盤:教科書(英語)の核となる事実と概念データに基づく整理。
- 編集方針:教科書頻出の混同ペアを、比較表と背景説明、混同ポイント、テストでの問われ方までセットで提示しています。
- 最終更新:2026-06-27
