デジタルこどもBASEのロゴ特定非営利活動法人デジタルこどもBASE
中学生の学習ノート教科書をもう一段くわしく

SVOC ── 主語+動詞+目的語+補語 ── 教科書頻出の違い 3 ペア

中2英語(NEW CROWN)の「SVOC ── 主語+動詞+目的語+補語」で混同しやすい比較ペアを 3 組、比較表と「なぜ違うか」「混同しやすいポイント」「テスト頻出」までセットで整理しました。

この章の比較ペア(まとめ表)

比較ペアAB
SVOCとSVOOの違いSVOCSVOO
補語が名詞のSVOCと形容詞のSVOCの違い名詞の補語形容詞の補語
SVOCの能動態と受動態の違い能動態受動態

1. SVOCとSVOOの違い

比べる軸SVOCSVOO
形(語順)主語+動詞+目的語+補語主語+動詞+人+もの
目的語の後ろにくる語補語(C):名詞または形容詞もの(二つ目の目的語)
二語の関係O = C が成り立つ(同じ)人 ≠ もの(別物)
代表的な動詞call, name, make, find, keep, leave, electgive, show, teach, tell, send
例文I call him Tom.(him=Tom)I gave him a book.(him≠a book)
意味の型「OをCと呼ぶ/Cにする」「人にものを〜する」
to / for への書きかえできない(× I call Tom to him.)できる(I gave a book to him.)

なぜこの違いが生まれたのか

SVOC は目的語が「どんな状態か・何と呼ぶか」を補語で説明する型で、O = C の関係が成り立ちます。一方 SVOO は「人にものを与える・伝える」型で、二つの目的語は別物(人 ≠ もの)です。動詞だけで判断せず、後ろの二語の関係を見ることで型を見分けます。

混同しやすいポイント

I made him a cake. を SVOC と勘ちがいする例が多いです。him ≠ a cake なので SVOO(彼にケーキを作ってあげた)。O = C か別物かを必ず確認しましょう。

テストでの聞かれ方

「次の文の文型を答えよ(SV/SVC/SVO/SVOO/SVOC)」が定番。I call him Tom. と I gave him a book. を並べ、him=Tom か him≠a book かで見分けさせる問題が頻出です。

2. 補語が名詞のSVOCと形容詞のSVOCの違い

比べる軸名詞の補語形容詞の補語
補語Cの品詞名詞(呼び名・役職)形容詞(状態を表す語)
代表的な動詞call, name, electmake, keep, find, leave
意味のタイプ「OをCと呼ぶ・名づける・選ぶ」「OをCの状態にする・保つ・思う」
例文I call him Tom. / They elected him president.The song made me happy. / Keep the room clean.
Cに入る語の例Tom, Aya, president, captainhappy, sad, clean, open, tired
O = C の中身O の名前・身分が CO の状態・気持ちが C
誤りやすい点役職・地位を表す名詞は冠詞をつけない(× They elected him a president. → ○ They elected him president.)to不定詞や副詞を補語に置く(× She made me to be happy. / × happily)

なぜこの違いが生まれたのか

補語 C には名詞か形容詞のどちらかが入ります。名詞なら「O を C と呼ぶ・名づける」のように呼び名や身分を、形容詞なら「O を C の状態にする」のように状態や気持ちを表します。動詞ごとに来やすい品詞が決まっているので、動詞と一緒に覚えると間違いが減ります。

混同しやすいポイント

She made me to be happy. のようにmake+O+to不定詞の形にしてしまうミスが多発します。この SVOC の C は名詞か形容詞のみで、形容詞をそのまま置くのが正解です(別の「使役の make」は make me clean the room のように補語に動詞の原形を置きますが、to不定詞は使いません)。She made me happy. が正しい形です。

テストでの聞かれ方

空所補充で「The news made me ( ).」に happy/happily/to be happy から選ぶ問題が頻出。副詞や to 不定詞は不可で、形容詞 happy を選ぶ判断が問われます。

3. SVOCの能動態と受動態の違い

比べる軸能動態受動態
主語にくるもの動作をする人(S)もとの目的語(O)
動詞の形call / made / named などbe + 過去分詞(is called / was made / was named)
補語Cの位置目的語の直後be+過去分詞の直後
語順S+V+O+CS(=元のO)+be+過去分詞+C
例文(呼ぶ)They call him Tom.He is called Tom.
例文(名づける)We named our cat Tama.Our cat was named Tama.
意味のニュアンス「だれが O を C にする/呼ぶ」「O は C と呼ばれる/名づけられる」

なぜこの違いが生まれたのか

SVOC の受動態は、目的語 O を主語に移すのがポイントです。動詞は be+過去分詞 に変え、補語 C はそのまま後ろに残すのが特徴で、SVO の受動態と違って C が消えません。「呼ばれる」「名づけられる」と訳すと自然です。

混同しやすいポイント

He is called. と補語 Tom を落とす誤りが多いです。SVOC の受動態はbe+過去分詞+Cまで書いて初めて意味が成立します。He is called Tom. が正解。

テストでの聞かれ方

「They call him Tom. を受動態に書きかえよ」が王道。He is called Tom. とC を残せるかが採点ポイント。「彼はトムと呼ばれる」と日本語訳させる出題もあります。

関連

出典・最終更新

  • 出典基盤:教科書(英語)の核となる事実と概念データに基づく整理。
  • 編集方針:教科書頻出の混同ペアを、比較表と背景説明、混同ポイント、テストでの問われ方までセットで提示しています。
  • 最終更新:2026-06-27