中2国語|12章 問題集
12章 明治の小説(近代文学入門) ── 50問問題集
明治の小説(近代文学入門)の重要事項を、基本20・標準20・応用10の3段階で総点検。答えはタップで開けます。
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基本(20問)
問題1
『吾輩は猫である』の作者を答えなさい。
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夏目漱石
『吾輩は猫である』は夏目漱石の処女作である。
『吾輩は猫である』は夏目漱石の処女作である。
問題2
『舞姫』の作者を答えなさい。
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森鴎外
『舞姫』はドイツ留学経験を持つ森鴎外の代表作である。
『舞姫』はドイツ留学経験を持つ森鴎外の代表作である。
問題3
『たけくらべ』の作者を答えなさい。
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樋口一葉
『たけくらべ』は明治の女流作家樋口一葉の代表作である。
『たけくらべ』は明治の女流作家樋口一葉の代表作である。
問題4
『破戒』『夜明け前』の作者を答えなさい。
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島崎藤村
島崎藤村は詩から小説へ転じた自然主義の作家である。
島崎藤村は詩から小説へ転じた自然主義の作家である。
問題5
『五重塔』の作者を答えなさい。
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幸田露伴
幸田露伴は擬古典的文体で職人の物語『五重塔』を描いた。
幸田露伴は擬古典的文体で職人の物語『五重塔』を描いた。
問題6
夏目漱石の代表作『坊っちゃん』の舞台となった土地はどこか。
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松山
『坊っちゃん』は松山の中学校教師を主人公にした作品である。
『坊っちゃん』は松山の中学校教師を主人公にした作品である。
問題7
森鴎外『舞姫』の主人公の名前を答えなさい。
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太田豊太郎
太田豊太郎はドイツ留学中の日本人留学生である。
太田豊太郎はドイツ留学中の日本人留学生である。
問題8
森鴎外『舞姫』のヒロイン(踊り子)の名前を答えなさい。
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エリス
エリスは豊太郎が恋に落ちるベルリンの踊り子である。
エリスは豊太郎が恋に落ちるベルリンの踊り子である。
問題9
書き言葉と話し言葉を統一しようとする明治の文学運動を何というか。
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言文一致運動(言文一致体)
言文一致は近代文学の文体を成立させた重要な動きである。
言文一致は近代文学の文体を成立させた重要な動きである。
問題10
明治時代はおおよそ何年から何年までか、西暦で答えなさい。
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1868年〜1912年
明治は1868年から1912年まで続いた時代である。
明治は1868年から1912年まで続いた時代である。
問題11
夏目漱石が留学した国はどこか。
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イギリス(英国)
漱石は英文学を学ぶためイギリスに留学した。
漱石は英文学を学ぶためイギリスに留学した。
問題12
森鴎外が留学した国はどこか。
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ドイツ
鴎外はドイツに留学し、その経験が『舞姫』に生かされた。
鴎外はドイツに留学し、その経験が『舞姫』に生かされた。
問題13
夏目漱石の本名を答えなさい。
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夏目金之助
漱石の本名は夏目金之助である。
漱石の本名は夏目金之助である。
問題14
森鴎外の本名を答えなさい。
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森林太郎
鴎外の本名は森林太郎である。
鴎外の本名は森林太郎である。
問題15
樋口一葉の本名を答えなさい。
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樋口奈津
一葉の本名は樋口奈津である。
一葉の本名は樋口奈津である。
問題16
『みだれ髪』の作者である女流歌人は誰か。
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与謝野晶子
与謝野晶子は浪漫主義を代表する女流歌人である。
与謝野晶子は浪漫主義を代表する女流歌人である。
問題17
俳句・短歌の革新を行い『歌よみに与ふる書』を著した人物は誰か。
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正岡子規
正岡子規は俳句や短歌の革新に取り組んだ。
正岡子規は俳句や短歌の革新に取り組んだ。
問題18
『吾輩は猫である』の有名な冒頭の一文を答えなさい。
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吾輩は猫である。名前はまだ無い
この冒頭は猫を語り手とする作品の象徴的な一文である。
この冒頭は猫を語り手とする作品の象徴的な一文である。
問題19
明治期の文学が新たにテーマとした、個人の内面や苦悩を表す語を答えなさい。
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近代的自我
近代的自我の表現は明治文学の大きな特徴である。
近代的自我の表現は明治文学の大きな特徴である。
問題20
森鴎外の小説で、兄弟愛と安楽死の問題を描いた作品名を答えなさい。
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高瀬舟
『高瀬舟』は安楽死という問題を扱った鴎外の作品である。
『高瀬舟』は安楽死という問題を扱った鴎外の作品である。
標準(20問)
問題21
言文一致運動の嚆矢(さきがけ)となった作品名と作者を答えなさい。
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『浮雲』、二葉亭四迷
二葉亭四迷の『浮雲』が言文一致体の先駆けとされる。
二葉亭四迷の『浮雲』が言文一致体の先駆けとされる。
問題22
夏目漱石の本業(小説家以外)を答えなさい。
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英文学者・大学講師(後に朝日新聞社員)
漱石は東京帝大講師を経て朝日新聞社員となった。
漱石は東京帝大講師を経て朝日新聞社員となった。
問題23
森鴎外の本業(小説家以外)を答えなさい。
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陸軍軍医
鴎外は医学博士でもある陸軍軍医であった。
鴎外は医学博士でもある陸軍軍医であった。
問題24
樋口一葉が何歳で亡くなったか、またその死因を答えなさい。
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24歳、結核
一葉は結核のため24歳の若さで早逝した。
一葉は結核のため24歳の若さで早逝した。
問題25
夏目漱石の三部作と呼ばれる三つの作品名を答えなさい。
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『三四郎』『それから』『門』
この三作は漱石の前期三部作と呼ばれる。
この三作は漱石の前期三部作と呼ばれる。
問題26
猫の視点から明治の知識人を風刺した漱石の作品名を答えなさい。
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吾輩は猫である
猫を語り手とし人間社会を風刺した作品である。
猫を語り手とし人間社会を風刺した作品である。
問題27
『蒲団』を著した自然主義の代表的作家は誰か。
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田山花袋
田山花袋は『蒲団』で自然主義文学を代表した。
田山花袋は『蒲団』で自然主義文学を代表した。
問題28
『武蔵野』『牛肉と馬鈴薯』を著し、自然主義の先駆とされる作家は誰か。
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国木田独歩
国木田独歩は自然主義の先駆とされる作家である。
国木田独歩は自然主義の先駆とされる作家である。
問題29
『高野聖』などで幻想的・浪漫的な作風を示した作家は誰か。
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泉鏡花
泉鏡花は幻想的で浪漫的な作風で知られる。
泉鏡花は幻想的で浪漫的な作風で知られる。
問題30
写実主義を唱えた評論『小説神髄』の作者は誰か。
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坪内逍遥
坪内逍遥は『小説神髄』で写実主義を提唱した。
坪内逍遥は『小説神髄』で写実主義を提唱した。
問題31
森鴎外の文体の特徴を、本文の語句を用いて二つ答えなさい。
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知的で格調高い文体(漢文調)
鴎外は知的で格調高い漢文調の文体を用いた。
鴎外は知的で格調高い漢文調の文体を用いた。
問題32
樋口一葉が主に描いた人々を、本文の語句を用いて答えなさい。
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女性と下層階級(市井)の人々
一葉は女性や下層階級の生活を古典的文体で描いた。
一葉は女性や下層階級の生活を古典的文体で描いた。
問題33
『こころ』が主題とした人間関係上のテーマを、本文の語句を用いて答えなさい。
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友情と裏切り(自我の葛藤)
『こころ』は友情と裏切り、自我の葛藤を描く。
『こころ』は友情と裏切り、自我の葛藤を描く。
問題34
明治中期に主流となった、ありのままを描こうとする文学の立場を何というか。
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写実主義
明治中期には写実主義が文学の主流となった。
明治中期には写実主義が文学の主流となった。
問題35
明治末から大正にかけて活躍した、武者小路実篤らが属した文学の流派を何というか。
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白樺派
白樺派は明治末から大正に活躍した文学の流派である。
白樺派は明治末から大正に活躍した文学の流派である。
問題36
芥川龍之介が属した、明治末〜大正の文学の流派を何というか。
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新思潮派
芥川龍之介は新思潮派に属する作家である。
芥川龍之介は新思潮派に属する作家である。
問題37
樋口一葉の作品で、離縁を決意して実家に戻るが、父に諭され夫のもとへ帰る女性を描いた作品名を答えなさい。
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十三夜
『十三夜』は、不仲な夫との離縁を思いとどまり婚家へ戻る女性の一夜を描いた一葉の作品である。
『十三夜』は、不仲な夫との離縁を思いとどまり婚家へ戻る女性の一夜を描いた一葉の作品である。
問題38
森鴎外の歴史小説を、本文に挙げられたものから一つ答えなさい。
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『阿部一族』(または『渋江抽斎』)
鴎外は『阿部一族』『渋江抽斎』などの歴史小説を著した。
鴎外は『阿部一族』『渋江抽斎』などの歴史小説を著した。
問題39
明治初期に流行した、新聞に連載された小説などを書いた仮名垣魯文に代表される文学を何というか。
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戯作(新聞小説)
明治初期は仮名垣魯文らの戯作・新聞小説が流行した。
明治初期は仮名垣魯文らの戯作・新聞小説が流行した。
問題40
明治の小説が、平安・江戸の文学と区別して呼ばれる文学を何というか。
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近代文学
明治以降の文学は近代文学と呼ばれる。
明治以降の文学は近代文学と呼ばれる。
応用(10問)
問題41
『舞姫』で太田豊太郎が直面した「日本での出世」と「ドイツの恋人」の二つは、近代日本のどのような対立を象徴しているか説明しなさい。
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個人の愛情と社会的義務の対立
豊太郎の葛藤は個人の愛情と社会的義務の対立を象徴している。
豊太郎の葛藤は個人の愛情と社会的義務の対立を象徴している。
問題42
小説の心情記述を答案として書くとき、どのように組み立てるべきか説明しなさい。
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本文中の根拠表現を挙げ、そこから分かる気持ちを場面に合わせて書く。
心情記述は根拠表現を示してから気持ちを書くことが大切である。
心情記述は根拠表現を示してから気持ちを書くことが大切である。
問題43
読解で「視点人物」とはどのような人物のことか説明しなさい。
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読者が主にその人物の見え方・感じ方を通して場面を知る人物。
視点人物は読者が場面を理解する手がかりとなる人物である。
視点人物は読者が場面を理解する手がかりとなる人物である。
問題44
小説を読む際、作者の考えと語り手の見方を同一視するとなぜ読み違いになるのか説明しなさい。
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語り手は作者とは別の存在で、その見方は作者の考えと一致するとは限らないから。
語り手と作者を区別しないと作品の読み違いが起こる。
語り手と作者を区別しないと作品の読み違いが起こる。
問題45
情景描写は単なる背景説明にとどまらず、どのような役割を果たすか説明しなさい。
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人物の不安・期待・孤独などの心情を間接的に表す役割。
情景描写は心情の間接的な表現として働く。
情景描写は心情の間接的な表現として働く。
問題46
一人称の語りと三人称の語りでは、知り得る心情の範囲がどのように変わるか説明しなさい。
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一人称は語り手自身の心情に限られるが、三人称はより広い範囲の心情を描ける。
語りの人称によって描ける心情の範囲が変わる。
語りの人称によって描ける心情の範囲が変わる。
問題47
明治の文学を読むとき、現代の感覚だけで判断するとなぜ不適切な答えになるのか説明しなさい。
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明治期の語句や価値観は現代と異なり、時代背景を補わないと正しく理解できないから。
時代背景を無視した現代の感覚だけの判断は不適切である。
時代背景を無視した現代の感覚だけの判断は不適切である。
問題48
主人公の発言を読むとき、なぜ「必ず本心とは限らない」と考える必要があるのか説明しなさい。
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場面の圧力や状況によって本心と異なる発言をすることがあるから。
発言は場面の圧力を読み取って解釈する必要がある。
発言は場面の圧力を読み取って解釈する必要がある。
問題49
文学史の問題で、作品・作者・時代をどのように覚えるとよいか説明しなさい。
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作品・作者・時代を一組(セット)にして答えられるようにする。
文学史は作品・作者・時代をセットで押さえることが重要である。
文学史は作品・作者・時代をセットで押さえることが重要である。
問題50
漱石・鴎外・一葉の作品を、それぞれ何を読む手がかりとして読むとよいか、本文に即して説明しなさい。
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漱石は近代人の孤独や自意識、鴎外は近代と個人の葛藤、一葉は市井の人々の暮らしを手がかりにする。
三作家はそれぞれ異なる視点を手がかりに読むとよい。
三作家はそれぞれ異なる視点を手がかりに読むとよい。
