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1章 式の計算(章末問題)の解き方/コツ

1章「式の計算」の章末問題は、加減・乗除・累乗・文字式の利用・等式変形を総合的に問う総まとめです。手順を分けて、符号と指数のルールをひとつずつ確実に処理することが、点を落とさない最大のコツです。

1章 式の計算 を解く・整理する5ステップ

各ステップをクリックすると詳しい説明と例が開きます。

ステップ 1:ステップ1: 問題のタイプを見分ける

まず問題が加減・乗除・累乗・文字式の利用・等式変形のどれに当たるかを確認する。かっこを含む式なら加減、文字どうしのかけ算・わり算なら乗除、(x²)³のような形なら累乗、「偶数を文字で」「○の倍数を示せ」なら文字式の利用、「○について解け」なら等式変形と判断する。

例題:「3x − (2x − 5)」 → かっこを含む加減タイプ。「(2x)³」 → 累乗タイプ。「y = 4x − 7 を x について解け」 → 等式変形タイプ。
ステップ 2:ステップ2: かっこを外して同類項をまとめる(加減)

加減の問題では、まずかっこを外す。かっこの前がマイナスなら、中の全項の符号を反転させる。そのあとで文字と次数が同じ項どうしを同類項としてまとめ、係数だけを足し引きする。a²とaは別の項なので合体させない。

例題:3a −(2a − 5b) = 3a − 2a + 5b = a + 5b。−(2a − 5b) の −5b が +5b に変わる点が要注意。
ステップ 3:ステップ3: 係数と文字を分けて計算する(乗除・累乗)

乗除では係数は係数どうし、文字は文字どうしで計算する。かけ算は指数を足し、わり算は指数を引く。累乗 (x²)³ は指数をかけて x⁶、(2x)³ は2にも3乗がかかるので 8x³。符号は先にまとめておくとミスが減る。

例題:12x³ ÷ 3x² = (12÷3)・x^(3−2) = 4x。 (3a²)² = 3²・a^(2×2) = 9a⁴。
ステップ 4:ステップ4: 文字式の利用は「結論の形」を意識する(利用)

偶数は2n、奇数は2n+1、連続整数はn, n+1, n+2、2桁の数は10a+bと置く。式を整理したら、最後にk×(整数)の形に変形し、「だから k の倍数」と結論を書く。違う数には違う文字(2m, 2n)を使い分ける。

例題:連続する3整数の和:(n−1)+n+(n+1) = 3n。n は整数なので 3n は3の倍数と結論できる。
ステップ 5:ステップ5: 等式変形は求める文字を片側に集める

「○について解け」では、求める文字を含む項を左辺、それ以外を右辺に移す。移項するときは符号を反転させ、最後に求める文字の係数で両辺を割る。両辺に同じ操作をしていることを意識すると、変形ミスを防げる。

例題:y = 4x − 7 を x について解く:y + 7 = 4x → x = (y+7)/4。両辺に+7、最後に÷4。

これだけは覚える

加減はかっこ→同類項、乗除は係数と文字を分ける、累乗は指数法則、利用は k×整数の形、等式変形は求める文字を片側へ。この5つの型を見分ければ章末50問はほぼ解ける。

よくあるつまずき

(1) かっこの前がマイナスのとき符号の反転を忘れる(−(a−b)=−a+b)。(2) a²+a² を a⁴ としてしまう(同類項は係数を足すのでa²+a²=2a²)。(3) (2x)³ を 2x³ とする(2にも3乗がかかり8x³)。(4) わり算で指数を足す誤り(わると引く)。

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出典・最終更新

  • 出典基盤:教科書(数学)の核となる手順と概念データに基づく整理。
  • 編集方針:教科書頻出の解き方・コツを、段階的なステップに分け、つまずきポイントと核となるルールを併記しています。
  • 最終更新:2026-06-27