デジタルこどもBASEのロゴ特定非営利活動法人デジタルこどもBASE
中学生の学習ノート教科書をもう一段くわしく

代入法の解き方/コツ

代入法は、片方の式が「y=…」や「x=…」の形のとき、もう1つの式にそのまま入れて1文字を消す解き方です。式の形を見て加減法と使い分けることが、速く正確に解くコツです。

代入法 を解く・整理する5ステップ

各ステップをクリックすると詳しい説明と例が開きます。

ステップ 1:ステップ1: 「y=…」または「x=…」の形を作る

まず2つの式を見て、すでに「y=…」「x=…」の形になっている式があるか確認します。なければ、係数が1か−1の文字を選び、移項してその形に変形します。移項するときは符号の反転を必ず確認します。

例題:x+y=5 → y=5−x(移項で符号が反転)。x−y=4 → y=x−4。
ステップ 2:ステップ2: もう1つの式に代入する(かっこで囲む)

作った「y=…」または「x=…」の式を、もう一方の式の同じ文字の場所に入れます。このとき必ずかっこで囲んで代入するのが鉄則。特に前にマイナスがあるときは、かっこを外すと符号が反転するので注意します。

例題:y=2x+1 を 3x+y=11 に代入:3x+(2x+1)=11。
ステップ 3:ステップ3: 1文字だけの方程式として解く

代入すると未知数が1つになるので、ふつうの一次方程式として解きます。分数やかっこがあれば、最初に分母を払うか展開して整理してから進めます。計算後に2文字残っているなら、代入ができていない合図です。

例題:3x+(2x+1)=11 → 5x+1=11 → 5x=10 → x=2。
ステップ 4:ステップ4: 元の式に戻してもう1つの値を求める

求めた値は、代入後の式ではなく元の式(「y=…」の式など)に戻して、もう1つの未知数を計算します。代入後の式にはすでに片方の文字が消えているので、戻しても意味がありません。

例題:x=2 を y=2x+1 に戻す → y=2·2+1=5。
ステップ 5:ステップ5: (x, y) の組で答え、両方の式で検算する

連立方程式の答えは2つの値の組です。「x=…、y=…」または(x, y)=(…, …)の形で書きます。最後に求めたx, yを両方の式に入れて、どちらも成り立つか確かめると安心です。

例題:(x, y)=(2, 5)。①y=2x+1:5=2·2+1○ ②3x+y=11:6+5=11○。

これだけは覚える

「y=…」「x=…」の形を作って、もう1つの式に代入するのが代入法。代入するときはかっこで囲む、戻すときは元の式、答えは(x, y) の組で書く。係数が1や−1の文字を選ぶと変形が楽です。

よくあるつまずき

かっこを付けずに代入して符号ミス(特に前がマイナス)。代入後の式に戻してもう1つを求めようとする(文字が消えていて無意味)。移項の符号反転を忘れる。片方の値だけで答えを終える。

関連

出典・最終更新

  • 出典基盤:教科書(数学)の核となる手順と概念データに基づく整理。
  • 編集方針:教科書頻出の解き方・コツを、段階的なステップに分け、つまずきポイントと核となるルールを併記しています。
  • 最終更新:2026-06-27