二等辺三角形の性質と証明 のテスト頻出 5 パターン
定期テスト・入試で実際によく出る型を、答え方のコツとセットで整理しました。
パターン1:底角・頂角を求める角度計算
📝 典型的な出題例:△ABC で AB=AC、∠A=50°のとき、∠B の大きさを求めなさい。また別の問題では、底角が70°のときの頂角を求めなさい。
✅ 答え方のコツ:まず等辺と底角の対応を確認します。①等辺がはさむ角=頂角、底辺の両端=底角と図に書き込む。②頂角がわかれば底角=(180°−頂角)÷2。③底角がわかれば頂角=180°−2×底角を使って計算します。
🔑 押さえる用語:底角, 頂角, 等辺, 底辺
⚠️ ありがちなミス:等辺にはさまれた角を底角と勘違いしたり、180°から引かずにいきなり2で割ってしまうミス。図に印をつけて確認しよう。
パターン2:2つの底角が等しいことの証明
📝 典型的な出題例:△ABC で AB=AC である。このとき、∠B=∠C となることを証明しなさい。
✅ 答え方のコツ:①頂角Aから角の二等分線ADを補助線として引く。②△ABDと△ACDで、AB=AC(仮定)、∠BAD=∠CAD(補助線)、AD=AD(共通)の3つを示す。③2組の辺とその間の角がそれぞれ等しいから合同。④対応する角より∠B=∠Cと結論づけます。
🔑 押さえる用語:仮定, 結論, 補助線, 合同条件
⚠️ ありがちなミス:補助線を引き忘れて証明が進まない、または合同条件名(2組の辺とその間の角)を書かずに減点されるミス。
パターン3:逆「2角が等しい→二等辺三角形」の利用
📝 典型的な出題例:△ABC で ∠B=∠C=70°のとき、∠A の大きさを求め、AB と AC の関係を答えなさい。
✅ 答え方のコツ:①三角形の内角の和から∠A=180°−70°−70°=40°を求める。②底角が等しいことに注目し、「2角が等しい三角形は二等辺三角形」という逆の性質を使う。③よってAB=ACと結論する。「底角が等しい→等辺が等しい」と覚えておくと迷いません。
🔑 押さえる用語:逆, 二等辺三角形, 内角の和
⚠️ ありがちなミス:角が等しいのに辺の関係まで言及できず、二等辺三角形と判定し損ねるミス。性質と逆をセットで覚えよう。
パターン4:頂角の二等分線が底辺を垂直二等分する性質
📝 典型的な出題例:二等辺三角形ABCで AB=AC、∠B=50°。∠Aの二等分線と底辺BCの交点をDとするとき、∠ADB の大きさを求めなさい。
✅ 答え方のコツ:①二等辺三角形の性質②「頂角の二等分線は底辺を垂直に二等分する」を思い出す。②よってAD⊥BCだから∠ADB=90°。③BD=CDも同時に成り立つことを押さえます。「対称軸=頂角の二等分線」と図で意識すると速く解けます。
🔑 押さえる用語:頂角の二等分線, 垂直二等分, 線対称
⚠️ ありがちなミス:底角50°から計算で求めようとして時間を浪費するミス。性質を知っていれば一瞬で90°と答えられる。
パターン5:正三角形と二等辺三角形の関係を問う
📝 典型的な出題例:正三角形ABCで、辺BC上に点Pをとり、APが∠Aを二等分しているとき、PはBCのどこにあるか答えなさい。
✅ 答え方のコツ:①正三角形は二等辺三角形の特別な場合(3辺・3角が等しい、各角60°)と確認する。②どの頂点を頂角と見ても二等辺三角形の性質②が使える。③よって頂角Aの二等分線APは底辺BCを垂直に二等分するので、PはBCの中点。
🔑 押さえる用語:正三角形, 特殊な場合, 中点
⚠️ ありがちなミス:正三角形を二等辺三角形と別物だと考えて性質を使えないミス。「正三角形⊂二等辺三角形」と覚えよう。
テスト前の総仕上げ
テスト前は「底角=(180°−頂角)÷2」と「頂角の二等分線は底辺を垂直二等分」の2つを必ず暗唱できる状態に。証明問題では補助線(角の二等分線)と合同条件名をセットで書く練習を。逆の利用も忘れずに。
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出典・最終更新
- 出典基盤:教科書(数学)の核となる出題ポイントと、定期テスト・入試の頻出傾向を踏まえた整理。
- 編集方針:中学定期テスト・入試の頻出パターンを、出題の型ごとに整理し、答え方のコツとよくあるミスをセットで提示しています。
- 最終更新:2026-07-07
