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確率の計算の解き方/コツ ── くじ・カード・サイコロ

確率は 求める場合の数 ÷ すべての場合の数 で計算します。くじ・カード・サイコロでは、戻すか戻さないか、順序を区別するか、「少なくとも」は余事象 という3つの視点で整理すると、解き方の道すじが見えてきます。

確率の計算 を解く・整理する5ステップ

各ステップをクリックすると詳しい説明と例が開きます。

ステップ 1:ステップ1: 問題文を読み、何を求めるかを確認する

最初に 求めたい事象 と 条件 を整理します。くじ・カード・玉なら「戻す/戻さない」、サイコロなら「何個ふるか」「区別するか」を必ずチェック。「少なくとも」「〜以外」 が出てきたら、余事象を使うサインだと覚えておきましょう。

例題:例:袋に赤2・白3。「2個続けて取り出して2個とも赤」なら、戻さない 条件で、求めるのは「2回とも赤」の確率です。
ステップ 2:ステップ2: 全体の場合の数を数える(樹形図・表を使う)

すべての場合の数(分母) を正確に数えます。サイコロ2個は 表で36通り、人を並べる問題は樹形図、3個以上のサイコロは積(例:6×6×6=216)で求めます。戻さない場合は 2回目以降の全体数が1ずつ減る ことを忘れずに。

例題:例:サイコロ2個 → 6×6 = 36通り。袋から戻さず2個 → 1回目5通り、2回目4通りで20通り(順序を区別したとき)。
ステップ 3:ステップ3: 条件に合う場合の数を、分母と同じ数え方で数える

分子と分母は必ず同じ数え方 で揃えます。順序を区別して数えたなら分子も区別する、順序を区別せずに数えたなら分子も区別せずに数える ようにそろえましょう。1回目と2回目が影響し合わない2回の操作(例:サイコロを2回ふる、玉を戻して引く)は、それぞれの確率を 掛け算 でまとめます。別々のパターンが複数あるなら 足し算 でまとめます。

例題:例:サイコロ2個で和が偶数 → (奇,奇) 3×3=9、(偶,偶) 3×3=9、合計18通り。確率は 18/36 = 1/2。
ステップ 4:ステップ4: (応用)「少なくとも」が出たら余事象に切り替える

ステップ3で数えにくいときの近道として使います。「少なくとも1個〜」「最低1個〜」は、直接数えると場合分けが多くなるので、「1個も〜でない」場合の数を数えて1から引く と一気に短くなります。考え方は 求める確率 = 1 − 起こらない確率。

例題:例:3個のサイコロで少なくとも1個が1 → 全部で 6×6×6=216通り。1以外だけが出るのは 5×5×5=125通り。よって余事象の確率は 125/216、求める確率は 1 − 125/216 = 91/216。
ステップ 5:ステップ5: 約分して、0〜1の範囲に入っているか確認する

出た分数は 必ず約分 します。さらに 確率は 0以上1以下 なので、1を超えていたら数え方を間違えています。すべての事象の確率を足すと 必ず1 になることもチェックポイントです。

例題:例:4/52 = 1/13、18/36 = 1/2。当たり 3/10 とはずれ 7/10 を足すと 10/10 = 1 で正しい。

これだけは覚える

確率 = 求める場合 ÷ 全場合。独立な事象は かけ算、別パターンは たし算。「少なくとも」は余事象(1から引く)。サイコロ2個は 36通り、玉やくじは 戻す/戻さない を最初に確認する。

よくあるつまずき

サイコロ2個を、順序を区別しない21通り((1,2)と(2,1)を同じとみなす数え方)で数えてしまう(正しくは大小2個を区別して 36通り)、戻さないのに2回目も同じ分母で計算する、「少なくとも」をたし算だけで処理する、分子と分母で 数え方がそろっていない(片方だけ順序を区別する)、約分を忘れる、といった誤りが定番です。

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出典・最終更新

  • 出典基盤:教科書(数学)の核となる手順と概念データに基づく整理。
  • 編集方針:教科書頻出の解き方・コツを、段階的なステップに分け、つまずきポイントと核となるルールを併記しています。
  • 最終更新:2026-06-27