この章で間違えやすい 3 パターン
誤答パターン 1
- ❌ よくある誤答:さいころ2個の和が偶数になる確率を、和の値2〜12の12通りのうち偶数は6通りだから6/12=1/2と計算する
- 💡 ここがちがう:答えはたまたま合っているが、全体を「和の値2〜12の12通り」と数えているのが誤り。和の値は同様に確からしくないので、目の出方36通りで数えなければならない。
- ✅ 正しい理解:確率は、まず同様に確からしい場合の数を正しく数え、そのうえで(あてはまる場合の数)÷(すべての場合の数)の割合として求める。この場合は36通りのうち18通りで18/36=1/2。
誤答パターン 2
- ❌ よくある誤答:袋の中の赤3個・白2個から戻さずに2回続けて赤を取る確率を、(3/5)×(3/5)=9/25と計算する
- 💡 ここがちがう:「戻さない」のに、2回目も全体5個・赤3個のまま計算してしまっている。1回目に赤を取ると全体は4個、赤は2個に減るので分母も分子も変わる。
- ✅ 正しい理解:戻さない場合は、(3/5)×(2/4)=3/10のように2回目の分母・分子を減った個数に直して計算する。
誤答パターン 3
- ❌ よくある誤答:さいころを2回投げて「少なくとも1回3が出る」確率を、1/6+1/6=2/6=1/3と単純に足し算する
- 💡 ここがちがう:「少なくとも1個」をそれぞれの確率の単純な足し算で処理している。両方とも3になる場合が二重に数えられてしまい、重なりを引いていない。
- ✅ 正しい理解:「少なくとも1回」は、余事象「1回も出ない」を使って1−(5/6)²=11/36のように求めると重複を防げる。
なぜ間違えやすいのか
36通りでないサイコロ問題にする誤りは、同様に確からしい組の数え方が曖昧。
自分でチェック ── 診断問い
この章の核を1問で確認
Q. 確率の計算では、最初にどの条件を確認して、どの公式・手順を選ぶ必要がある?
やってみよう:確率の計算について、条件を1つずつ書き出してから、同じ型の基本問題を1問解こう。
つまずいたらここに戻ろう
この章で詰まったら、次の前提知識に戻ると整理しやすくなります。
もっとくわしく
出典・最終更新
- 出典基盤:教科書準拠の誤答診断データ(中2数学)
- 編集方針:教科書の核となる事実を起こりやすい誤答から逆引きで整理し、戻り先と診断問いをセットで提示しています。
- 最終更新:2026-06-26
