四分位数 を解く・整理する5ステップ
各ステップをクリックすると詳しい説明と例が開きます。
ステップ 1:ステップ1: データを小さい順に並べる
まずデータを必ず昇順(小さい順)に書き直す。並べ替えを忘れるとQ₁やQ₃の位置がずれて答えが変わってしまう。並べたあとにデータの個数が奇数か偶数かを確認するところまでがこのステップ。
例題:データ 12, 5, 18, 8, 2, 15, 7 → 並べ替え:2, 5, 7, 8, 12, 15, 18(7個=奇数)。
ステップ 2:ステップ2: 中央値 Q₂ を求める
奇数個のときは真ん中のデータがそのまま中央値。偶数個のときは中央の2つの値の平均を取る。ここで求めた値が第2四分位数 Q₂ で、中央値と同じ意味。
例題:2, 5, 7, 8, 12, 15, 18 → Q₂ = 8。偶数例 3, 5, 7, 9, 11, 13 → Q₂ =(7+9)÷ 2 = 8。
ステップ 3:ステップ3: 下半分と上半分に分けて Q₁・Q₃ を出す
教科書の流儀では、奇数個のとき中央値は上下どちらにも含めない。下半分の中央値がQ₁、上半分の中央値がQ₃。偶数個のときは中央で素直に2つに分ければよい。
例題:2, 5, 7, 8, 12, 15, 18 → 下半分 2, 5, 7 → Q₁ = 5/上半分 12, 15, 18 → Q₃ = 15。
ステップ 4:ステップ4: 四分位範囲を計算する
四分位範囲 = Q₃ − Q₁。これは中央50%のデータがどれくらい散らばっているかを表す指標で、最大値や最小値の極端な値(外れ値)に引っぱられにくいのが強み。範囲(最大−最小)と混同しないこと。
例題:上の例で Q₁ = 5、Q₃ = 15 → 四分位範囲 = 15 − 5 = 10。中央50%が5〜15に収まる。
ステップ 5:ステップ5: 5数要約にまとめて確認する
最後に最小値・Q₁・Q₂・Q₃・最大値の5つを書き出すと、データ全体の分布の概要がつかめる。これが次に学ぶ箱ひげ図の土台になる。答えを書き終えたら、5つの値が昇順に並んでいるかを必ずチェック。
例題:2, 5, 7, 8, 12, 15, 18 の5数要約:2、5、8、15、18。順に大きくなっていればOK。
これだけは覚える
四分位数は並べたデータの位置を表す値。Q₂は中央値と同じ。四分位範囲=Q₃−Q₁は中央50%の散らばりで、外れ値に強い。奇数個では中央値を上下に含めないのが教科書ルール。
よくあるつまずき
昇順に並べずにQ₁を取る/奇数個のとき中央値を上下に含めてしまう/範囲(最大−最小)と四分位範囲(Q₃−Q₁)を混同する、の3つが定番ミス。偶数個では中央2つの平均を忘れないこと。
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出典・最終更新
- 出典基盤:教科書(数学)の核となる手順と概念データに基づく整理。
- 編集方針:教科書頻出の解き方・コツを、段階的なステップに分け、つまずきポイントと核となるルールを併記しています。
- 最終更新:2026-06-27
