この章で間違えやすい 3 パターン
誤答パターン 1
- ❌ よくある誤答:胆汁にふくまれる消化酵素が脂肪を分解すると考える。
- 💡 ここがちがう:胆汁は消化酵素をふくんでいない。脂肪を細かい粒に乳化して、リパーゼが働きやすくする補助をするだけである。
- ✅ 正しい理解:脂肪を分解する酵素はすい液中のリパーゼであり、胆汁はその働きを助ける役割をもつ。
誤答パターン 2
- ❌ よくある誤答:消化も吸収も、栄養を体に取り込むことで同じ意味だと考える。
- 💡 ここがちがう:消化は大きな分子を小さな分子に分解する段階、吸収は分解された養分を体内(血管やリンパ管)に取り込む段階で、別のはたらきである。
- ✅ 正しい理解:食物は消化によって吸収されやすい小さな分子に分解された後、柔毛の毛細血管やリンパ管から吸収される。
誤答パターン 3
- ❌ よくある誤答:脂肪の分解産物もブドウ糖と同じように毛細血管に吸収されて肝臓へ運ばれると考える。
- 💡 ここがちがう:ブドウ糖やアミノ酸は毛細血管に吸収されて肝臓へ運ばれるが、脂肪酸とグリセリンは柔毛で吸収された後に再び脂肪となってリンパ管に入るという別の経路をたどる。
- ✅ 正しい理解:脂肪酸とグリセリンは柔毛の細胞内で脂肪に再合成され、リンパ管を通って全身に運ばれる。
なぜ間違えやすいのか
観察結果、条件、考察、結論を分けずに、用語だけで判断している。
自分でチェック ── 診断問い
この章の核を1問で確認
Q. 消化と吸収で、実験や観察から直接わかる結果と、そこから考える結論は何が違う?
やってみよう:消化と吸収について、実験の目的・結果・結論を一文ずつ分けて説明しよう。
つまずいたらここに戻ろう
この章で詰まったら、次の前提知識に戻ると整理しやすくなります。
- 発熱反応と吸熱反応
- 観察・実験の手順と記録
- グラフ・表の読み取り
- 原因と結果の説明
もっとくわしく
出典・最終更新
- 出典基盤:教科書準拠の誤答診断データ(中2理科)
- 編集方針:教科書の核となる事実を起こりやすい誤答から逆引きで整理し、戻り先と診断問いをセットで提示しています。
- 最終更新:2026-08-14
