この章で間違えやすい 3 パターン
誤答パターン 1
- ❌ よくある誤答:電流の向きと電子の流れは同じ向きで、どちらも+極から-極へ流れると考える。
- 💡 ここがちがう:電子はマイナスの電気をもつため、実際には-極から+極へ動く。電流の向きは電子が発見される前に決められたため、電子の流れとは逆になっている。
- ✅ 正しい理解:電流の向きは+極から-極、電子の流れは-極から+極で、両者は逆向きである。
誤答パターン 2
- ❌ よくある誤答:透過力が最も強い放射線はα線だと考える。
- 💡 ここがちがう:α線はヘリウムの原子核でできていて重く、紙1枚で止まるほど透過力が弱い。透過力が強いのは電磁波であるγ線やX線で、止めるには鉛などの厚い遮へい物が必要である。
- ✅ 正しい理解:透過力が最も強いのはγ線(やX線・中性子線)で、α線は最も弱い。
誤答パターン 3
- ❌ よくある誤答:ベクレルとシーベルトは同じで、どちらも放射線の強さを表す単位だと考える。
- 💡 ここがちがう:ベクレルは物質がどれだけ放射線を出すか(放射能の強さ)を表し、シーベルトは人体がどれだけ影響を受けるかを表すので、測っているものがちがう。
- ✅ 正しい理解:ベクレルは放射能の強さの単位、シーベルトは人体への影響の大きさを表す単位であり、別の意味をもつ。
なぜ間違えやすいのか
観察結果、条件、考察、結論を分けずに、用語だけで判断している。
自分でチェック ── 診断問い
この章の核を1問で確認
Q. 電子と放射線で、実験や観察から直接わかる結果と、そこから考える結論は何が違う?
やってみよう:電子と放射線について、実験の目的・結果・結論を一文ずつ分けて説明しよう。
つまずいたらここに戻ろう
この章で詰まったら、次の前提知識に戻ると整理しやすくなります。
- 回路
- グラフ
- 比例関係
- 磁界と電磁誘導
もっとくわしく
出典・最終更新
- 出典基盤:教科書準拠の誤答診断データ(中2理科)
- 編集方針:教科書の核となる事実を起こりやすい誤答から逆引きで整理し、戻り先と診断問いをセットで提示しています。
- 最終更新:2026-06-26
