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オームの法則(V=IR)の解き方/コツ

電圧V・電流I・抵抗Rの関係は V=I×R の1本でつながります。求めたい量にあわせて式を組み替え、単位(V・A・Ω)をそろえて計算するのがコツ。グラフでは電圧と電流が比例することを読み取れるようにしましょう。

オームの法則 を解く・整理する5ステップ

各ステップをクリックすると詳しい説明と例が開きます。

ステップ 1:ステップ1: 求めたい量を決めて公式を選ぶ

問題文を読んで、V・I・R のうちどれを求めるかを最初にはっきりさせます。電圧なら V=I×R、電流なら I=V÷R、抵抗なら R=V÷I。三角形に V を上、I と R を下に並べて、求めたい記号を指で隠すと残った式になります。

例題:「6Vで2A流れる抵抗は?」→ 求めるのは R。よって R=V÷I=6÷2=3Ω。
ステップ 2:ステップ2: 単位をそろえる(mAはAに直す)

計算する前に、電流の単位を必ず A にそろえるのが鉄則です。教科書や実験では mA で与えられることが多いので、1000mA=1A を使って変換します。電圧は V、抵抗は Ω のまま使えます。単位を直し忘れると答えが1000倍ずれます。

例題:300mA → 0.3A。20Ω に 0.3A 流れたときの電圧は V=IR=0.3×20=6V。
ステップ 3:ステップ3: 公式に代入して計算する

選んだ式に数値を入れて計算します。割り算のときは分母と分子を取りちがえないように、単位ごと書き込むのが安全です(V÷A=Ω)。答えが出たら、もう一度 V=IR に戻して確かめ算をするとミスを防げます。

例題:12V の電源に 4Ω の抵抗 → I=V÷R=12÷4=3A。確かめ:V=3×4=12V でOK。
ステップ 4:ステップ4: グラフから抵抗を読み取る

電圧と電流の関係をグラフにすると、抵抗が一定なら原点を通る直線になります。縦軸V・横軸Iのグラフでは傾きがそのまま抵抗 R。縦軸I・横軸Vのグラフでは傾きが 1/R で、急な直線ほど抵抗は小さいと判断します。どちらの軸でも R=V/I で確認できます。

例題:2Vで0.4A、4Vで0.8A → 比例しているので、R=V÷I=2÷0.4=5Ω。6Vなら I=6÷5=1.2A。
ステップ 5:ステップ5: 比例関係から変化を予想する

抵抗が一定なら、電圧を2倍にすれば電流も2倍になります。逆に電圧が同じで抵抗を2倍にすると電流は半分になります。計算する前にこの関係で答えのおおよその大きさを予想しておくと、ケタ違いのミスに気づけます。

例題:6Vで3Ωのとき2A流れる。抵抗を6Ω(2倍)にすると、電流は 2A の半分=1A。

これだけは覚える

V=I×R が基本。求めたいものに合わせて I=V/R、R=V/I に組み替える。計算前に mA→A(1000mA=1A)。抵抗が一定なら電圧と電流は比例し、V-Iグラフは原点を通る直線になる。

よくあるつまずき

抵抗を「電流を止めるもの」と思い込むのは誤り。正しくは電流の流れにくさ。「抵抗が大きいほど電流も大きい」も逆で、同じ電圧なら抵抗が大きいほど電流は小さい。mAをAに直し忘れて答えが1000倍ずれるミスにも注意。

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出典・最終更新

  • 出典基盤:教科書(理科)の核となる手順と概念データに基づく整理。
  • 編集方針:教科書頻出の解き方・コツを、段階的なステップに分け、つまずきポイントと核となるルールを併記しています。
  • 最終更新:2026-06-27